メダカ稚魚が溶ける?死んでしまう原因は親メダカだった?
今回は水槽から急に生まれたばかりの稚魚メダカが消えてしまう現象が起こった方に向けて。
実はコレ、メダカ成魚が食べてしまっている可能性があるんです。
産まれた稚魚も2か月ほど経つと小指の爪ほどのサイズに成長し、後に生まれたばかりの稚魚をわけもわからず口に入れてしまいます。
そこで、メダカ稚魚を成魚から守る対策を2つご紹介してまいります。
・サイズが異なる稚魚は同居させない
・浮草や水草を多く設置する
それではまいりましょう。
①サイズが異なる稚魚は同居させない

1cmくらいに成長したら隔離します
産まれたばかりの稚魚も1か月ほど経つと小指の爪ほどの大きさに成長します。
こうなるとその後に卵から孵った稚魚は先に成長した稚魚(成魚)に食べられてしまいます。
口に入る大きさのものをパクパク食べてしまうので、サイズが異なる稚魚は隔離しましょう。
隔離する際、
- 先に大きくなった稚魚を隔離するか、
- 産まれたばかりの稚魚を隔離するか、
の2通りありますが、
先に大きくなった稚魚を隔離する場合
隔離自体は簡単ですが、それなりの大きさの水槽を求められます。
ちなみに筆者が行っている施策はこの成魚の隔離です。
先に小指の爪ほどに大きくなった稚魚(成魚)は新しく設置した水槽で飼うか、
もともと親だった成魚たちがいる水槽にスペースがあればそちらに戻して親子で混泳させております。
産まれたばかりの稚魚を隔離する場合
隔離がなかなか難しい(いつ卵から孵るかわからない)ですが、隔離先の水槽は小さいものでも代用可能
※例えばイチゴのパックや小型プラスチック水槽・虫カゴのようなもの・100円ショップで売っている植木鉢みたいなもの。
なので、隔離先の確保は簡単です。
ただ、小さい水槽を利用する場合の注意点として、水槽が小さすぎて水量が少ないと水温の変化が激しくなります。
その為、水温が上がりやすい夏場は注意が必要です。すこしでも水が多く入る大きい水槽を選んであげましょう。
こんなシンプルな発泡スチロール水槽でもOKです。
②浮草や水草を多く設置する
メダカ稚魚を成魚から守る対策の2つ目がこちらです。
稚魚の隠れ場所を多く作りましょう、ということですね。
そもそもの生き残る数は非常に少なくなるのですが、
筆者宅の水草だらけのメダカ成魚水槽では、水草に産み付けられた卵が水草も多い為、稚魚が孵るまで発見されず、
また、稚魚も水草の間で隠れて成長し、ふいに小指の爪ほどの稚魚が成魚水槽で発見されることがあります。
ここまでの大きさになるまでに大概の稚魚は残念ながら食べられてしまっていると想像されるのですが、
一部の稚魚はそのまま生存し成長し、成魚の仲間に加わっています。
水槽の数や設置スペースが限られている場合、水槽内の水草の数を適度に増やすこともおすすめです。
まとめ
・サイズが異なる稚魚は同居させない
・浮草や水草を多く設置する
稚魚の生存確率を上げる為には、まずは成魚との隔離が重要になります。
その後成長していくまで稚魚を飼っていく為のポイントとしては、
グリーンウォーターつくりやえさのあげ方、水質を一定に保つことが大事になってきます。
グリーンウォーターの作り方については、こちらの記事をご参照ください。
参考になりましたら幸いです!
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