■目次
【タニシの育て方・飼い方】水槽に何匹が適切なの?エサは?寿命は?白い粘液これ何?
水槽にポンっと入れておくだけで、水をろ過し水質を安定化してくれる愛らしいタニシ。
底砂の残りエサ、石やガラス面に付着した藻類をまるでブルドーザーのように食べてくれるので、生物兵器とも呼ばれています。笑
そしてなんといってもほおって置くだけで飼えてしまうので飼いやすい!
今回はこの愛らしくも他の魚との共存に欠かせない存在のタニシの育て方をまとめました!
ヒメタニシたん萌え
— たにし (@The_Tanishi) 2018年10月18日
エサは?なにを食べるの?
タニシは、他の魚と一緒に飼っている場合、水中に発生したコケや、魚の残りエサ、有機物、水草をエサにしますので特にタニシにエサをあげる必要はありません。
ただ、真水でタニシのみを飼っている場合は、水を屋外に出してグリーンウォーターにしてあげる(植物プランクトンを発生させる)か、
水草を入れるか、少量の魚のエサを与えてあげてください。この場合のエサは稚魚用の下記のようなエサがおすすめです。
繁殖方法は?タニシの増やし方
実はタニシは胎児生で、体のなかで卵を育てて、稚貝をそのまま産みます。
子供のタニシは親タニシと貝の巻き方が異なりこれもまた、可愛いです。
うちのタニシが子供産んだ‼️
例のヒートテックを着替えに行ったら……産む瞬間も見れた(*^^*) pic.twitter.com/QxUntCnTit
— こーじ (@1986701Koji) June 5, 2019
ペアで買っていれば、自然と水槽に子供が1匹増えていたりします。
繁殖スピードもゆっくりでほんとに気付いたら1匹増えているという感じです。半年に1匹くらいでしょうか。
そのため、もし水槽内で仮に白い卵のようなもの(多くはこのように壁にひっついている)を見つけた場合は、
実はタニシと思って飼っている貝がラムズホーンやサカマキガイやモノアライガイなど、
タニシの仲間の卵であることが多いです。
タニシのオス・メス。
この写真で分かるかな?ネットで調べて、2分前に知った。
この子はオス。オスは右の触覚が丸まっている。
メスは両方の触覚が伸びている。へー。 pic.twitter.com/SKiuCbnaQ2
— タツ (@sake_love) February 20, 2017
ちなみに、オスメスの見分け方も可愛く、
右側の触覚がくるんっとカールしてたらオス、まっすぐになっていたらメスです。
寿命は?
自然界では2~3年は生きると言われています。我が家のタニシもこのくらい生きています。
飼育事例では5年を超えても生きている例もあるので、けっこう長生きです。
水槽には何匹のタニシが適正?
なかなか難しい質問なのですが、
コケが目立たなくなり、水が濁らなく、それでいて、それぞれのタニシが餓死しないくらいが水槽に対してちょうどいい匹数になります。
我が家の水槽では、30cm水槽あたり4〜5匹おりますか、少しコケが発生する程度なので、このまま維持しています。
ただ、メダカの稚魚を育てる為に、あえて屋外水槽でグリーンウォーターを発生させている場合は、
タニシを入れてしまうと1日でクリーンな透明な水になってしまうので、グリーンウォーターを作りたい場合は、入れないほうが良いでしょう。
ちなみに、屋外でタニシを買っている場合、本来なら水位のところまでしか移動しないタニシですが、
雨が降るとタニシが水槽の雨水を伝って外に飛び出ていってしまうこともあります。
気付いたら地面で干からびていた、、なんてことも。。
水槽内の適切な水位には気をつけましょう。
でも1日~2日くらいなら殻内に溜まった水分で生き延びていてくれていて、
また水槽に戻すと元気を取り戻してくれる(!)場合もありますので、そっと戻してみましょう。
水槽内のお掃除の時は、よくフィルターの中などにも隠れていたりすることもあるので、
お掃除前にはチェックしてあげましょう。
白い粘液が!これはなに?
水槽のタニシさん。
蓋の上に何やら緑色のものを出してると思ったら、どうやら水中のコケを集めるための粘液らしいです。
画像の緑は、粘液+溶けた葉っぱ(おそらく)です。
この緑の物体を、出したり戻したりすることで、ひっくり返ったまま、器用に食をつないでいる模様です。 pic.twitter.com/QGEl4hKjuF— 知らぬんてぃうす (@opyapeus) 2018年7月19日
たまにタニシが白いネバネバした液体を出すことがあります。
これは詳しくはわかっていないのですが、水中のコケを集める為のものだとか、
消化不良のエサとも、粘液とも、糞だとも言われています。
無害ですが、水槽の見栄えが悪くなるので自分は見つけたら取ってあげるようにしています。
おすすめのタニシは?
タニシの種類は国内に4種類おり、マルタニシ、ヒメタニシ、オオタニシ、ナガタニシです。
その中でも特にヒメタニシがおすすめです!
その理由は下記4点です!
- 大きさが3.5cmほどで水景を邪魔しない
- ろ過能力が高い
- コケ取り能力も高い
- 胎児生の為、爆発的に増えない
ヒメタニシなら一匹あたり、60円くらいが相場ですね!買いやすいのもポイントです!
まとめ
見ていても癒されますが、水槽の汚れを取ってくれたり、水質を安定化してくれたりと幅広い活躍をしてくれるタニシ。
すでにメダカや金魚を飼っている方、お掃除の手間も省けますので、ぜひ飼ってあげてみてください。
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