■目次
【淡水二枚貝・種類】川に棲む!淡水二枚貝を8種類ピックアップ!それぞれのタナゴとの相性は!?【生息地】
タナゴの産卵に使われ、繁殖に必須な淡水二枚貝!
自然環境での野生の淡水二枚貝をみることが近年の水田開発などによりめっきり減ってしまいましたが、アクアショップなどでは手に入れることができます。
・ツイッターの皆様の感想
淡水二枚貝に面白みを感じてきた…やばいやばい
— でれれ (@_D_R_L_) 2017年12月18日
初めて野生の淡水二枚貝を見つけてビビった() pic.twitter.com/FzM4ZbJ1ZX
— まきぱ (@NewMakipa) 2018年11月12日
二枚貝を購入するときはオンラインショップがおすすめ!おすすめショップ3選!
淡水二枚貝ピックアップ一覧!
- イシガイ
- ドブガイ(ヌマガイ)
- マツカサガイ
- タテボシガイ
- 淡水シジミ
- オグラヌマガイ
- タガイ
- トンガリササノハガイ
今回はこちらの貝についてまとめてみました!
イシガイ
View this post on Instagram
殻長9cmほど。流れのゆるやかなきれいな川や水田、水路に棲んでいます。ちなみに、全国に分布。
産卵フローは、春から夏に幼生が産出され、魚類のヒレやエラに付いて寄生し、成長した後、稚貝となって底生生活に入ります。
・淡水二枚貝は泥の上を移動する!
View this post on Instagram
水底に残る生き物の痕跡。これ実はイシガイの足跡。
水中でじっとしているイメージが強いですが、激しい痕跡を土上に残しながら、這い回ります。
・こういった用水路に多く生息しています
View this post on Instagram
・ご自宅でイシガイを育てたい方は・・
イシガイは濾過食性で自然界でも植物性プランクトンを食べて生活しています。
ご自宅で飼われる場合は、
グリーンウォーターなどの植物性プランクトンを含む水を与えるか、
現在では二枚貝専用のエサもオンラインショップで購入できるのでこちらもお勧めです。
産卵相性の良いタナゴは、
アカヒレタビラ・タイリクバラタナゴ・カゼトゲタナゴ
です!
ドブガイ(ヌマガイ)
View this post on Instagram
このドブガイは他の淡水貝と比べ大型種で20cm以上に成長します。
全国に分布。成貝は黒色ですが、着底したばかりの稚貝は黄褐色をしています。
・生息場所にピッタリあたるとこんなにたくさん出くわすことも!
View this post on Instagram
アブラボテ・ヤリタナゴ・アカヒレタビラ・シロヒレタビラ・セボシタビラ・タナゴ・イチモンジタナゴ・ニッポンバラタナゴ・タイリクバラタナゴ
などほとんどのタナゴが当てはまります!
マツカサガイ
View this post on Instagram
表面の彫刻が名前の由来。殻長は9cmほど。
マツカサガイは北海道を除く全国に分布します。
ただし、環境省レッドリストの準絶滅危惧として登録されており、数は減少傾向にあります。
イシガイと同様に水のきれいな川に棲む二枚貝で、イシガイに比べると殻高が高く、殻全体にイボ状筋っぽいものがあります。
・ご自宅でマツカサガイを育てたい方は・・
マツカサガイは濾過食性で自然界でも植物性プランクトンを食べて生活しています。
ご自宅で飼われる場合は、
グリーンウォーターなどの植物性プランクトンを含む水を与えるか、
現在では二枚貝専用のエサもオンラインショップで購入できるのでこちらもお勧めです。
アブラボテ・ヤリタナゴ・アカヒレタビラ・シロヒレタビラ・カゼトゲタナゴ
です!
タテボシガイ
View this post on Instagram
殻長は5cmぐらいでイシガイより一回り小さいが、なかなか見分けがつきにくい。
イシガイよりはより丸い感じ。琵琶湖固有亜種とも呼ばれており琵琶湖によく生息しています。
ちなみに、漢字で書くと『立烏帽子貝』。
平安時代から使われていた冠の立烏帽子(
カタハガイ
調査日:2018/1/3
正月、九州に帰省した際にゴロンと採捕したカタハガイ。
九州に生息するイシガイ類の中では希少な部類に入ります。
いないと困る種なのですが… pic.twitter.com/LIqfsRllGk— セボシックス (@seboshi_6) 2018年7月2日
殻長は8cmくらい。殻幅が小さく、平べったい感じ。
京都によく生息しているが、最近は開発などでめっきり数が減ってきており絶滅寸前だとも。
大阪府では、「絶滅」に分類されています。。
アブラボテ・カネヒラ・ヤリタナゴ・アカヒレタビラ・シロヒレタビラ・セボシタビラ・タナゴ・イチモンジタナゴ・ニッポンバラタナゴ・タイリクバラタナゴ
淡水シジミ(マシジミ)
View this post on Instagram
生きたフィルターとも呼ばれ、タナゴだけでなくメダカやドジョウほかの淡水魚とも共存が可能です。
ベロを出して移動する姿は何とも言えず可愛いです。
スーパーのシジミを買ってきて育てる猛者もいますが、基本的にスーパーのシジミは汽水域のヤマトシジミの為、通常の水槽の環境では長生きしにくいです。。
ぜひ、ちゃんとしたアクアショップのものを購入してあげてください。
オグラヌマガイ
View this post on Instagram
10cmほどになる固体もいます。主に滋賀県、京都府、大阪府に生息している琵琶湖固有種の淡水二枚貝です。
水深がそれほど深くない1m以内の水域に生息しています。
タガイ
View this post on Instagram
最大20cmほどになる固体も。
ある程度以上流速のある河川や水路に生息する貝で、かつてはドブガイB型と呼ばれていました。
全身を底に潜らせていることが多く、底質に手を入れて探して捕まえる。
トンガリササノハガイ
View this post on Instagram
緩やかな流れのある河川の下流域や用水路に生息。
殻の形はナイフのように尖っていて殻長は15cmほど。
タナゴの産卵に利用されて・・という情報をご存知の方がいればぜひ教えてください。
おまけ:淡水二枚貝の飼い方について
タナゴの繁殖を考えられている方で二枚貝の飼い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください!
『底砂』『水草』『えさ』にこだわり、水質を安定させることがキーです。
まとめ
タナゴの繁殖の際に二枚貝を導入する場合は、それぞれのタナゴと相性があるので参考にしてみてください。
ドブガイとカタハガイ、マツカサガイなどの中型~大型の淡水二枚貝は大半のタナゴと相性が合い、カバーしているので安定どころです。
また、水槽内の汚れや過度なグリーンウォーター化などの環境を整えたい場合などは淡水シジミの導入がお勧めです。
二枚貝を購入するときはオンラインショップがおすすめ!おすすめショップ3選!