メダカの稚魚を早く大きくするには?室内飼育でもOK!グリーンウォーターを作ろう!【水槽は大きなものを】

メダカ稚魚




メダカの稚魚を早く大きくするには?室内飼育でもOK!グリーンウォーターを作ろう!

メダカ産卵の春のシーズン。稚魚が生まれた方も多いと思います。

今回は、メダカの稚魚を早く大きくするにはどうすればいいのか?について

重要な役割を担うグリーンウォーターつくりや水槽選びなどご紹介してまいります!

 

メダカの稚魚を早く大きくするには?
  1. グリーンウォーターをつくる
  2. 大きな水槽で少数で飼育する

なお、稚魚を大きくするには室内飼育でも全然大丈夫です。

グリーンウォーターを作りたい場合は水槽を窓際に置いてあげましょう。

①グリーンウォーターをつくる

我が家のグリーンウォーター水槽です。稚魚が嬉しそうに泳いでおります。

稚魚と言えど、2週間ほどでみんな元気にだいぶ大きく育ちました。

ではグリーンウォーター飼育だと、なぜ稚魚が育つのか?メリット・デメリットは何かを紹介します。

 

グリーンウォーター飼育のメリット

グリーンウォーター飼育のメリット

  • メダカの稚魚のえさになる
  • 糞などの有害物質を分解してくれる
  • 植物プランクトンに含まれる栄養価でメダカ自体の発色が良くなる

このグリーンウォーターの緑色の正体は植物プランクトンです。

この植物プランクトンはメダカの稚魚のえさになったり、メダカのフンを分解してくれたりします。

特に稚魚によっては、うまくこな餌を食べれない個体もいるので、

グリーンウォーターを発生させることが出来るとメダカの稚魚の生存率がグッと上がります。

 

 

グリーンウォーター飼育のデメリット

デメリット

  • 増えすぎると同時に藻類も活性化する
  • メダカが藻にからまる
  • 夜間に藻類が呼吸することにより水分中の酸素が減る
  • 見た目がちょっと悪い(?)

一方でグリーンウォーターのデメリットとしては、グリーンウォーターの過度な発生は水質に悪影響となることがあります。

グリーンウォーターが緑色ではなく、茶色っぽく変色していたら、水の状態が悪い証拠です。

このままほおっておくとアオミドロなどの藻が発生してしまうので、

水が茶色っぽくなってきたら水槽全体の3分の1くらいの水を取り替えてあげてくだい。

またあまりに抹茶すぎる色(濃い緑)になってきた場合も少しカルキ抜きした水を追加してあげましょう。

過度なグリーンウォーター(濃い緑の水槽水)は夜間は植物性プランクトンや藻類も光合成ではなく、

普通に呼吸し水中の酸素を使いますので、水槽内が酸素不足になってしまうこともあります。

水を追加して薄めてあげましょう。

ではこのグリーンウォーターはどうやって作るのか?を解説します。

 

グリーンウォーターの作り方

グリーンウォーターで育ったメダカの稚魚

グリーンウォーターの作り方

  • 短い水草を4〜5本入れておく
    ※我が家では少量のカボンバとパールグラスが入っています。
  • こな餌を毎日少量あげる
  • 暑すぎない日は基本的に屋外に出して直接陽に当てる
  • フンや水草の枯葉は2日に1回、適度にスポイトで吸い上げて掃除
  • カルキした水を2日に1回、同量のスポイトで補充
    ※水槽の水が直射日光で勢いよく蒸発している場合は、2日に1回だけでなく適宜水を追加してあげる

室内飼育でも窓際などに水槽を置いておけば十分グリーンウォーターを作ることはできます。

もちろん屋外に水槽を出すにこしたことはないのですが、我が家のような100円ショップで買える小さい水槽を屋外に出す場合は当日の気温に注意してあげてください。

真夏日だと、水量が少ない小さい水槽だと一気に温度が上がり、メダカ稚魚がバテてしまいます。

真夏日は日陰を作ってあげるか、浮き草を入れたりエアレーションなどをしてあげることで対処しましょう。

冬場にグリーンウォーターを作りたい方は、なかなか難しいのですが、少量のグリーンウォーターを他所から混ぜるか、

↑既にグリーンウォーターになっている種水を入れてあげるといち早くグリーンウォーターにすることが出来ます。

光量の強めのライトとヒーターを使って夏場に仕様を合わせると作れます。

稚魚が卵から孵った早い段階でグリーンウォーターを作ることができれば、

ごはんをあげずとも上の動画くらいの大きさまで稚魚を大きくすることができます。

 

大きな水槽で少数で飼育する

金魚や大型の淡水魚で飼うとわかりやすいのですが、

基本的に飼育している魚は水槽の大きさが大きくなればなるほどそれだけ限界まで自分の身体の大きさを大きくしていきます。

その他、エサをどれだけもらえるか、周りの環境(同じ水槽での飼育個体数など)でも大きさが変わります。

メダカも例外ではなく、稚魚のメダカを早く大きくするためにはなるべく大きな水槽で、過密飼育にならない程度で飼育していきましょう。

メダカの水槽ごとの適正な数は、1リットルの水量に対して1匹です。

水槽自体はメダカを飼育する場合、深さは求めませんが、開口が広いものを選びましょう。

ガラス水槽でなくてもこういう発泡スチロールタイプの簡易的なもので大丈夫です。

横幅60cmサイズのワイドサイズで、Mサイズの水槽を積重ねることができるのでスペースも取らずお勧めです。

水量も25L入るので25匹~30匹程度は余裕で飼育できます。

 

まとめ

メダカの稚魚を早く大きくするには?
  1. グリーンウォーターをつくる
  2. 大きな水槽で少数で飼育する

メダカの稚魚を早く大きくするには、ごはんをあげることや水の入れ替えなどはもちろん大事なのですが、

いちばんはグリーンウォーター水槽をつくり、大き目な水槽でゆったり飼うことが効果的です。

参考になれば幸いです。













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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。