■目次
鮮やかな色彩のグッピー!尾びれと体色の掛け合わせでその数100種類以上!繁殖・飼い方
鮮やかな体色とヒラヒラと優雅な尾びれが特徴のグッピー。
尾びれの種類だけ見てもざっと12種類以上はあり、
体色との掛け合わせではメダカのバリエーションを上回るほどで、
熱帯魚ファンには根強い人気があります。
今回は、グッピーの様々な種類や飼い方・育て方などをピックアップしてご紹介してまいります!
- メダカとの混泳は可能!
- 下水の環境でも生き続けるほどタフ!
- カラー・尾びれの掛け合わせバリエーションは100種類以上!
メダカとの混泳は可能!
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↑様々なグッピーとメダカを混泳させていますね。
メダカとの混泳は可能で、メダカ水槽で飼育できます。
グッピーもメダカもお互いおとなしい魚で、縄張り意識を持ったり、他のメダカを激しく追いまわしたりしません。
体長も最大で3cm〜5cm程度とメダカよりも多少大きいくらいで変わらずお互いを捕食したりももちろんしません。
その為、同じサイズのメダカとももちろん混泳できますし、ミナミヌマエビやモツゴやタナゴ、ドジョウ。
熱帯魚として、ネオンテトラ、アカヒレ、コリドラスやプラティなどとも一緒の水槽で飼育できます。
ネオンテトラ・プラティの飼い方・育て方はこちら!
繁殖・産卵
チャームさんの動画より。
メスのお腹から直接稚魚が産まれてくるのがグッピーの特徴。一度に30匹くらい稚魚を産むので一気に増えます。
丸まったお腹が角ばり、排出口が黒くなり、水槽内を上下にせわしなく泳ぎ始めたらそろそろ出産となります。
丸まってお母さんのお腹から出てきた稚魚がパッと泳ぎ出す姿は感動ものです。
ちなみにメダカと混泳させてもグッピーはメダカと交配することはありません。
※ただ、外来種のカダヤシとは・・
輩出された稚魚は遊泳能力が非常に低く、そのままにしておくと親グッピーに捕食されてしまうので、
グッピーを増やしたい場合は稚魚を確認したらすぐに別水槽に移してあげましょう。
カダヤシに似てる!?まさかの交配
同じ外来魚で同じ卵胎生。(稚魚をそのまま出産)
見分けるのは非常に難しく、グッピーの方がカダヤシよりも背びれが若干前方に付いているくらい。
しかし、カダヤシは特定外来指定生物とされており、
グッピーと異なり攻撃的な一面を持ち、世界と日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている、不名誉の淡水魚でもあります。
更に実はカダヤシとグッピーは交配が可能です。
ただ、グッピーのオスが一方的にカダヤシのメスに干渉しにいき、
交配するケースがほとんどで、逆にカダヤシのオスがグッピーのメスに干渉しにいくことは少ないです。
その為、カダヤシが増えすぎて生態系に悪影響を与えているエリアの場合、
グッピーを放ちカダヤシを駆逐するようなことも起こったそうです。
カダヤシについてもっと知りたい方はこちら!
実は筆者も、とある水辺でガサガサしていたらカダヤシが入ってしまった経験があります。
ちなみに、野生のグッピーはどこに生息しているかというと、寒さに弱い為、
一部の温泉街エリアの水だまり、排水湖などの水温が高いエリアで生息が確認されています。
グッピーの簡単な飼い方・育て方・水槽あたりの適性な数
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水道水(カルキ抜き)の飼育環境でOK
熱帯魚ではありますが、淡水魚なのでカルキを抜いた水道水での飼育で問題ありません。
日本にも水温の高い下水などにも生息している為、かなり環境の変化には強いと言えます。
寒さに弱め
とはいえ、グッピーは熱帯魚であるので、プラティやネオンテトラ同様寒さに弱いです。
屋外水槽での飼育は避け、水温が20°未満になる日にはヒーターを入れてあげることも検討しましょう。
他の飼い方はメダカと同じで、
エサに関しては水面に長く浮く軽い、メダカと同じく粒の小さいものがお勧めです。
メダカのエサも良く食べてくれます。
水槽当たりの適性な数は1リットルあたり1匹が適正とされております。
- 30cm水槽:15匹程度
- 45㎝水槽:30匹程度
- 60㎝水槽:45匹程度
多数匹で飼う場合は40cm程度の大きめな水槽と隠れ家なんかがあってもいいかもしれません。
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがあるとエサや適度な隠れ家にもなるのでお勧め。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!
水槽内で常に激しい水流が発生している状態だと、グッピーが泳ぎ疲れてしまうことがあります。
自然界では割と激しい水流の元で暮らしておりますが、狭い水槽内での水流は適度にしてあげてください。
寿命は2〜3年で、大切に飼育してあげれば長生きするケースも多いです。
様々なグッピーのご紹介!
ブルーグラス
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グッピーの人気品種TOP3には入るブルーグラス。
尾びれのヒラヒラ感。美しい蒼。恰好良い。。
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ウィーンエメラルド
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体色ではなく、尾びれの形状が上下に分かれまるで剣のようになっている種。
コリドラスと混泳させてますね。
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レッドモザイク
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赤と白のコントラストが美しい。
よくアクアリウムで見かけるのがこちらのグッピーかな。
ブラックタキシード
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プラティにもこの品種がありますが、黒いタキシードを着ているかのような
首上と首下のコントラストが美しい。黒が入っているとやっぱり映えますよね。
フラミンゴ
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まるでフラミンゴのような情熱的なオレンジと赤の配色が美しい。
個体によって色合いが様々なんです。
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ドイツイエロータキシードリボン
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白鳥が水面で羽ばたいているような優雅な姿に癒されます。
尾びれ・・美しい・・。
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キングコブラ
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身体にコブラのような斑点模様が入る個体。毒はない。笑
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アルビノ(×レッド)
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身体が乳白色になり、目が退化するようなアルビノタイプのグッピー。
儚げな感じも素敵です。こちらのグッピーはレッドの配色が入ってますね。
メダカのアルビノ種をまとめた記事はこちら。
ピングーグッピー
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身体の下半身がどっぷりピンク系の色に染まる自然界ではまず見られない配色のグッピー。
レッドドラゴン
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尾びれのまだら模様、ただ泳いでいるだけで威厳が感じられる。恰好良い・・。
まとめ
- メダカとの混泳は可能!
- 下水の環境でも生き続けるほどタフ!
- カラー・尾びれの掛け合わせバリエーションは100種類以上!
今回は様々なグッピーの種類や飼い方を簡単にご紹介して参りました!
実は同じ科のカダヤシと交配が可能や、下水でも生きることが出来たりと生存能力はかなり高い熱帯魚となっています。
また稚魚を直接産む為、メダカと異なり卵が無精卵で無駄になってしまうこともなく、一気に増えていくこともあります。
増えた場合も大切に育ててあげてください。
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