■目次
狂暴?!ベタの飼育・飼い方・育て方まとめ!泡巣を作って産卵!
闘魚とされ、オス同士の飼育では水槽内でバトルが始まり、同じ水槽にオスのベタは最強の1匹しか残らないなんてことも。
一方で、ひとにはよく懐く観賞魚で、えさを上げようと水槽に近づくと、ベタの方も近づいてきてくれることがあります。
また、尾びれの形や体色にもバラエティがあり、その数掛け合わせると数十種類で、
お値段も〇万円するような品種も出てきています。
今回はそんな美しい格闘家でもあるベタの簡単な飼い方・種類・寿命などをまとめてまいります!
- メダカとの混泳は△!(品種とメスによる)
- ベタのオス同士の飼育は不可!
- 飼育は簡単!わりと丈夫でブクブク無しでもOK!
ベタのオス同士の混泳は不可!
ベタのオスは格闘家とも言われているくらい気が荒く、縄張り意識が強く、
他のオスを見つけたら追い掛け回してヒレをかみ切ってしまうほどです。
オス同士の飼育は避け、繁殖期においてもオスメスの1ペア飼育を心掛けましょう。
メスはとても温厚でめったに他の魚にちょっかいを掛けません。
とはいえ、品種によって性格の荒いベタと温和なベタがいます。
メダカとの混泳は△
結論、大人しいベタのメスや、温厚な品種のベタなら大丈夫ではあります。
ベタはそもそも自分と似た姿の魚を襲う傾向があるので、
体長7㎝ほどのベタからみたら3cmほどのメダカのような小型の魚は目に入らないケースがほとんどです。
ですが、最近のメダカの品種改良によりヒレ長メダカなどベタのように尾びれがひらひらとしているメダカも増えてきているので、間違えて襲うケースもあります。
ベタがメダカを追いかけまわすようなしぐさを見せたらすぐに隔離をしましょう。
ベタの遊泳能力は低く、動き自体は遅いのでメダカに攻撃を与えるまで時間がかかります。
またベタの立場でみてもメダカ泳ぎが早くはベタのごはんを先に食べてしまうので、
ベタにごはんが行き渡るように工夫する必要があります。
相性は△としておりますが、混泳させたい場合は、
水草や流木、モニュメントで隠れ家を、用意してあげてメダカが素早く泳いで隠れられる場所を用意してあげましょう。
ちなみにミナミヌマエビなどの淡水エビはベタの大好物なので、決して混泳させないようにしましょう。
ベタの簡単な飼い方・育て方・水槽あたりの適性な数
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水道水(カルキ抜き)の飼育環境でOK
熱帯魚ではありますが、淡水魚なのでカルキを抜いた水道水での飼育で問題ありません。
もともとタイから来たとされ、高温や沼でほとんど水が循環せず、酸素も少ないような環境でも生きていけます。
小瓶に入っているベタを見たことがある方もいると思います。
※もちろん、エサやフンの処理をするのは大事です。
寒さに弱め
とはいえ、プラティやネオンテトラ同様寒さに弱いです。
屋外水槽での飼育は避け、水温が20°未満になる日にはヒーターを入れてあげることも検討しましょう。
他の飼い方はメダカと同じで、
メダカと同じく粒の小さいものでゆっくり沈むタイプのものがお勧めです。
メダカのエサも良く食べてくれます。ごはんを食べるのもゆっくりなので、
混泳させている場合はベタがちゃんとごはんを食べているか確認してまいりましょう。
水槽当たりの適性な数はオスなら1匹まで。
メスの多頭飼いをしたいのであれば、2リットルあたり1匹ほどがよいでしょう。
- 30cm水槽:7匹程度
- 45㎝水槽:15匹程度
- 60㎝水槽:20匹程度
多数匹で飼う場合は40cm程度の大きめな水槽と隠れ家なんかがあってもいいかもしれません。
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがあるとエサや適度な隠れ家にもなるのでお勧め。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!
水槽内で常に激しい水流が発生している状態だと、ベタが泳ぎ疲れてしまうことがあります。
ユラユラと揺れるように泳ぐベタの遊泳能力は低いので、ブクブクの水流は最低で大丈夫です。
そもそもベタは水上から酸素を取り込める珍しい魚なのでブクブクはろ過フィルターさえあれば
他の魚を混泳させていなければいらないかもしれません。
寿命は2〜3年で、大切に飼育してあげれば長生きするケースも多いです。
また、水槽からジャンプすることも多いので、水槽にフタや水位を少し下げて飼われることをお勧めします。
我が家はメダカでさえジャンプしてしまいました。。5㎝以上は少なくとも水位を下げることをお勧めします。
産卵・繁殖
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ベタのオスは魚では珍しく、水面に泡巣と呼ばれる、水面のあぶくをつくりメスが水槽内で卵を産むのを待ちます。
メスが無精卵を孕み、水底に落としたら準備をしていたオスが前々から作っていた泡巣に、その無精卵を口でひとつひとつの卵を地面から拾い上げ、水面のあぶくへとせっせと運び入れていきます。
これが受精となり、稚魚が2~3週間ほどで誕生します。
ヒレ・体色様々のベタの種類!まとめ
ハーフムーン
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ベタの中で最も美しいとされ、最も高価な品種。
尾びれが約180度に開きその姿(半月)から名付けられました。
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スーパーデルタ
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尾びれが三角形に広がった品種です。
ゆらゆら揺れながら泳ぐ姿が優雅すぎますね。。
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クラウンテール
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各ヒレが一定の束ごとに割け、その尾びれがまるで王冠のように見えることから「クラウンテール」と名付けられました。
ハーフムーンに比べて、シャープな印象を与えるベタですね。
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プラガット(プラカット)
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各ヒレが上のベタたちとは対照的に短く、その分遊泳速度も速いです。
ゆらゆらというよりは、ちゃんとシャッシャッ!と泳げます。
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ダンボベタ(エレファントイヤー)
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エラのあたりの胸ヒレが伸長して、大きく広がっている品種がダンボ(エレファントイヤー)です。
尾びれの掛け合わせも可能で、エレファントイヤー・ハーフムーンなんていうのもできます。
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ダブルテール
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ハーフムーンやクラウンテールと異なり、
尾びれが上下の2枚に分かれて生まれた品種。
4枚の花ビラのように舞います。
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キングテール
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クラウンテールとの違いはよくよく見ると、尾びれの根本から先がYの字になっていること。
完全に好みですね。^^
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まとめ
- メダカとの混泳は△!(品種とメスによる)
- ベタのオス同士の飼育は不可!
- 飼育は簡単!わりと丈夫でブクブク無しでもOK!
今回は美しく舞い戦うベタのご紹介でした!
メダカよりも体色がはっきりと出て、体長も大きいので迫力がありますね。
高級なベタは数万円~もあり様々な種類がありますので是非色々見てみてください。
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