■目次
ネオンテトラとメダカは混泳可能!?飼い方・育て方・種類・寿命をまとめてみた!
アクアリウムに行くと必ずディスプレイされているといっても過言ではない、
ネオンのような美しい色合いを持つ、ネオンテトラ。
このネオンテトラは淡水魚のメダカとの混泳も可能で、飼いやすい熱帯魚としても人気があります。
実はカラーバリエーションも青と赤だけでなく、グリーンやブラック、ヒレの長さの違いなど
メダカ同様に様々な種類がいるんです!
今回は、このネオンテトラの簡単な飼い方・育て方・種類などをご紹介してまいります!
春。今年もメダカの稚魚がたくさん生まれました。 pic.twitter.com/Sko5KlLP0n
— しょーとかっと@ライフハックブログ更新中 (@shortcat999) June 2, 2020
- メダカと混泳可能で飼いやすい!
- 屋外水槽はNGで、冬場のヒーターはあったほうが良いかも!
- 卵は床にばら撒くのでこまめに採取!
- 多数匹で飼うと水槽が夜景の様に美しい!(その場合は大きめの水槽で)
ネオンテトラとメダカは混泳(一緒の水槽)で可能!
ネオンテトラは温厚な性格でほかの魚を襲ったりはしないので、メダカや他の淡水魚と一緒の水槽で飼うことができます。
(繁殖期に他の魚を多少追い掛け回してしまうことはあります)
体長も最大で3cm〜4cm程度とメダカと変わりません。
その為、同じサイズのメダカとももちろん混泳できますし、ミナミヌマエビやモツゴやタナゴ、ドジョウ。
熱帯魚として、アカヒレ、コリドラスやプラティなどとも一緒の水槽で飼育できます。
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↑タナゴ・ドジョウとネオンテトラたち。
ネオンテトラの簡単な飼い方→寒さに弱いので屋外水槽はNG
屋外飼育は極力避けてあげましょう。
ネオンテトラはもともとアマゾンの熱帯雨林に生息していた熱帯魚なので、
水温が20°以下になる環境など、寒さに弱いです。
出来るだけ室内飼育を心掛け、ヒーターとかがあればベストです。
他の飼い方はメダカと同じで、
エサに関しては水面に長く浮く軽い、メダカと同じく粒の小さいものがお勧めです。
メダカのエサも良く食べてくれます。
水槽に関しては1リットルあたり1匹が適正とされておりますが、
自然界では群れを作って生活しているので、
多数匹で飼う場合は40cm程度の大きめな水槽と隠れ家なんかがあってもいいかもしれません。
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがあると適度な隠れ家にもなるのでお勧め。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!(水流は弱めで)
水槽内で常に水流が発生している状態だと、ネオンテトラが泳ぎ疲れてしまうことがあります。水流は弱めに。
寿命は2〜3年で、大切に飼育してあげれば長生きするケースも多いです。
繁殖・産卵のさせ方
メダカと同じでメスが卵を産みます。
ただ、抱卵した卵を水草に植え付けるわけではなく、
ネオンテトラはそのまま泳ぎながら地面に落としていきます。(コイやアカヒレと同じですね。)
そのまま卵を床に放置しておくと、親だとしても自分で卵を食べてしまうので、隔離が必要です。
底砂に、メダカの赤玉土、水草に南米ウィローモスなどのマットとなる水草を敷いてあげて、
水草のメンテナンスに合わせて一緒に卵を隔離させてあげるのがよいでしょう。
おまけ・メダカと交配させることは出来るのか?
ネオンテトラとメダカは残念ながら交配出来ません。
分類分けでみると、
ネオンテトラの分類はカラシン目カラシン科、メダカはダツ目メダカ科メダカ属と言う種類分けで、祖先から異なります。
大抵の魚は同じ科同士で、属の違う種のみ交配出来るケースが限界で、
ネオンテトラはカラシン目、メダカはダツ目と、
科のさらに上位分類である目(もく)のレベルで異なる為、交配する確率は非常に低いです。
メダカが交配できる可能性のある他の魚は、同じメダカ属の別種のいわゆる外国産メダカのみでしょう。
ネオンテトラの種類
ネオンテトラ
群衆だと圧巻ですね。綺麗すぎます。スイミーみたい。
大きめの水槽を持っている方は是非群衆飼いにチャレンジしてみてください。
部屋自体を暗めにして、ネオンテトラの発光を見ているだけで癒されます。
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カージナルテトラ
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ネオンテトラとの見分け方は、赤いライン(お腹の赤色)が頭部から尾の根本まで、下部分全体に色づいているものがカージナルテトラ。
それに対しネオンテトラは身体の半分のみ赤に染まります。
カージナルテトラの方が迫力がある、でしょうか。好みの問題ですね。
また、カージナルテトラの方が1㎝ほど大きくなります。
グリーンネオン
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発光が青白くなり、発色自体もはっきりくっきり見ごたえのある黒い水槽に映えそうなネオンテトラ。
価格も通常のネオンテトラと比べてちょっと高め。
ブラックネオンテトラ
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お腹の部分が赤ではなく、黒で統一されているネオンテトラ。
我が家にもメダカですが、ブラックタイプがおります。
ブラックは締まって見えて格好いいんですよね。
ロングフィン・ネオンテトラ
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ネオンテトラの尾ビレ・尻ビレ・背ビレの各ヒレが伸長した品種。
泳ぐ姿がゆらゆら優雅で美しい。
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ダイアモンドヘッドネオンテトラ
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変異体で頭部がラメのようにキラキラと輝いている品種です。
その輝きからダイアモンドの名前が付けられており、上から見るのが大変美しいネオンテトラです。
メダカで言うなら、輝きのある同じ品種は幹之メダカでしょうか。
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アルビノネオンテトラ
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ネオンテトラのアルビノ種。青の発光が消え、赤と白のコントラストに。
通常よりも身体が弱い個体となりますが、その儚い存在感が愛着を沸かせファンも多いです。
繁殖難易度も高く、貴重な種類のネオンテトラとなります。
メダカでのまとめ記事はこちら!
まとめ
- メダカと混泳可能で飼いやすい!
- 屋外水槽はNGで、冬場のヒーターはあったほうが良いかも!
- 卵は床にばら撒くのでこまめに採取!
- 多数匹で飼うと水槽が夜景の様に美しい!(その場合は大きめの水槽で)
今回はネオンテトラの種類・簡単な育て方・飼い方をまとめてみました!
メダカと混泳可能で飼いやすくカラーリングがメダカと違ってまた美しいですよね。
様々な種類のネオンテトラがおりますので、お気に入りのネオンテトラが見つかれば幸いです!