■目次
スモールアイメダカ作り方!最高価格は100万円!?様々な種類と飼い方を解説!
黒目が小さくシャープな印象が特徴的なスモールアイメダカ!
創出するのが大変難易度が高く、その希少性から
2010年に作出された、琥珀透明鱗スモールアイサムライメダカ(ニックネームは信長)は、100万円という高値が付くほど!
今回はそんなスモールアイメダカの作り方・飼い方をご紹介してまいります!
- 成長速度が遅く、視力が弱くごはんを食べるのがゆっくりの為、他のメダカとの混泳は避ける。
- 突然変異による小確率で生まれるケースが多い
- 繁殖させるにはスモールアイ同士を掛け合わせる
スモールアイメダカとは?
この投稿をInstagramで見る
※めだかの館の売店さんのInstagramより拝借。一番上がスモールアイメダカですね。
一般的なメダカと比べてスモールアイメダカは、黒目の部分である瞳孔が著しく小さく、眼光の鋭さが特徴です。
一方で視力が弱く、身体も弱い個体が多いのと、
発生率が非常に低く、その為品種として定着させるのが難しく、希少性の高いメダカでもあります。
点目とも呼ばれており、片目だけ点目のものを片目点目(片目スモールアイ)ともいいます。
簡単な飼い方・繁殖のさせ方!→スモールアイメダカ同士で。
スモールアイメダカもアルビノメダカと同様に突然変異で生まれる影響が大きい為、
出現難易度がとても高く、通販サイトでもお目にかかることはほとんどありません。
また弱視により、エサをうまく食べられなかったりするので、
稚魚から大きく育つのに時間がかかり、成魚にするだけでも一苦労・・。そんなひと手間かかるのも魅力のひとつてす。
グリーンウォーターにしてあげると、ごはんも食べやすくなるのでスモールアイメダカにとっても良いですね。
突然変異とはいえ、筆者自宅でも1匹だけ片目スモールアイみゆきメダカが生まれました。
道の駅でお迎えしてきた、一般的なみゆきメダカで、
今までに数十匹の子供を産みましたが、スモールアイになったのはこの1匹だけでした。
※もしかしたら祖先のどこかにスモールアイの遺伝子を持つメダカがいて、
劣勢遺伝で普段は外に出なかったものが反映されたのかもしれません。
写真ではわかりにくいと思うので、動画でも。
この際、片目だけ、、と落ち込む必要はなく、
スモールアイを作出する上で片目スモールアイの持つ遺伝子は重要で、
この片目スモールアイメダカを更に掛け合わせることによって、両目スモールアイメダカが生み出される可能性も上がります。
とはいえ、
スモールアイ同士で繁殖させた場合でも、1000匹中1匹もスモールアイが産まれないことも多いと言われています。
我が家ではなかなかの長旅となりそうです。
また、ここからはあくまで個人の記録で参考までになのですが、
通常メダカを育てている思ったら、途中からスモールアイになった子を持った方もいるそうです
実際途中からスモールアイになる子の方が成長速度が速く大きく育ったらしく、(途中までちゃんと目が見え、餌が食べられる為)
また逆もしかりで、
グリーンウォーターで育てていたスモールアイメダカをガラス水槽の澄んだ水に移したところ、
通常の目に戻ってしまったケースもあったそうです。
また産卵に至るまでのプロセスですが、
弱視による遊泳能力の低さから、一般的なメダカと比べて抱卵する確率も低いです。
スモールアイメダカを増やそうとするのであれば、少し多めの匹数を同じ水槽で飼うようにするとうまくいきます。
それ以外の水槽や水草・エサなどは、下記に記載しておきます。
スモールアイメダカも小型な30cm水槽程度で飼育可能。
その場合最大でも30匹程度にしておくのがオススメ。(幅に対して1匹程度)
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがよく卵を産み付け相性が良いのでオススメ。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!
メダカは、水流に逆らって泳ぐ習性があるので、
水槽内で常に水流が発生している状態だと、メダカが泳ぎ疲れてしまうことがあります。水流は弱めに。
寿命は2年〜3年ほどで、適切な環境下だとより長生きする例も!
エサは一般的なメダカのエサでなんでも食べてくれます。
水面に長く浮く軽い、粒の小さいものがお勧めです。
LED照明があると、発光のあるメダカはより美しくなります。
水草を育てる為にも照明はあった方がよいですね。
様々なスモールアイメダカ
スモールアイメダカにも、「体色の違い」「体系の違い」「ヒレの大きさや形の違い」の掛け合わせなど、
どの要素を持って生まれたメダカかによって昨今のメダカ配合ブームにより様々な種類が生まれてきております。
今回は、そんな色んなスモールアイメダカのいくつかをご紹介して参ります。
スモールアイメダカ
この投稿をInstagramで見る
一般的なメダカと比べて、とても凛々しいシャープな顔つきになっています。
原色も格好良いですね。
スモールアイ楊貴妃ダルマメダカ
この投稿をInstagramで見る
スモールアイ×楊貴妃×ダルマ体系の3つの掛け合わせのメダカです!
こういったオリジナルな面白い掛け合わせができるのもメダカ飼育の魅力ですね。
ちなみに、ずんぐりむっくり体系が可愛らしいダルマめだかの特集はこちら!
紅孔雀(楊貴妃透明鱗ヒカリ体型スモールアイ)
この投稿をInstagramで見る
楊貴妃の要素を更に、透明鱗×ヒカリで掛け合わせた紅孔雀のスモールアイメダカ。
神々しいです。。
ピュアブラック黄金ヒカリスモールアイメダカ
この投稿をInstagramで見る
ニックネーム武蔵利休というそうです。豪華な体つきで美しいです。
五式スモールアイ
この投稿をInstagramで見る
漆黒の黒の五式。渋い。。
黒色メダカの特集はこちら!オロチメダカなんていう体色全て黒、というメダカもいるんです。
万葉スワロー系(+ホワイト色)スモールアイメダカ
この投稿をInstagramで見る
メダカが持つ7箇所のヒレがそれぞれ長く伸びて、美しいレースのようになったメダカをスワローメダカと言いますが、
こちらのホワイト系の体色にスモールアイを掛け合わせた神秘的なメダカです。
まとめ
- 成長速度が遅く、視力が弱くごはんを食べるのがゆっくりの為、他のメダカとの混泳は避ける。
- 突然変異による小確率で生まれるケースが多い
- 繁殖させるにはスモールアイ同士を掛け合わせる
今回はとても希少で生み出せたら価値のあるスモールアイメダカをご紹介してまいりました。
稚魚時代はとくに身体も弱くなりがちの為、
グリーンウォーターで育てるか、こまめに面倒を見てあげることをお勧めします。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。