■目次
様々な種類のダルマメダカの世界!ダルマメダカを出現させるには水温を上げること!だった!
まるで金魚の琉金のような、ずんぐりむっくりの愛くるしいボディをしたメダカがこのダルマメダカです。
今回はそんなダルマメダカの繁殖のさせ方、育て方を特集してまいります。
- 水温を30度〜32度まで加温
- 出現率は普通の環境では、1000匹に1匹程度
- 遺伝はほとんどせず(10%)、環境に影響を受ける
出現させる方法はこれだけ!→水温を32度近くまで上げる。
夏場の屋外水槽などで、水温が32度ほどで以上でダルマメダカの出現確率が上がります。
室内水槽では、ヒーターなどを導入して意図的に水温を上げる必要があります。
ただし、本来メダカに適している水温は18度〜30度ほどなので、
水温の上げすぎで親メダカたちを死なせてしまわないように、水温をあげる場合は水槽内はよく観察しておくことが必須です。
出現率→普通の環境では、1000匹に1匹程度
たとえ水温が上がった水槽だったとしても、ダルマメダカの出現確率は低く、
筆者の屋外メダカ水槽は猛暑だった今年の夏を終え、
50匹ほど稚魚メダカも生まれてきましたが、稚魚を隔離して見たところダルマメダカは1匹もおりませんでした。。
確率的には、普通の親メダカを通常の水温の環境で産卵させた場合のダルマメダカの出現確率はなんと1/1000とのこと。
また、親のダルマメダカ同士を交尾させたとしても、
子供がダルマメダカとして生まれる確率は10%ほどで、やはり上記の高温の水温の環境が大きいことがわかっています。
様々なダルマメダカたち!
ダルマメダカは基本的に高温によって出現するので、あらゆる種類のメダカに発現させることができます。
様々な種類のダルマメダカをご紹介いたします!
楊貴妃ダルマメダカ
この投稿をInstagramで見る
ごはんに群がる姿が可愛らしいです。ちっちゃくてまんまる。
まるでずんぐりむっくり金魚の代表格、リュウキンみたいです。
道の駅でも買えます。ペアで、600円。
幹之(みゆき)ダルマメダカ
この投稿をInstagramで見る
楊貴妃に続いてメダカ配合ブームの先駆けとなったみゆきメダカのダルマタイプです。
キラキラのラメの乗ったボディが小さくまるく可愛らしいです。
クロダルマメダカ(通常ダルマメダカ)
この投稿をInstagramで見る
野生に近い配色のクロメダカのダルマタイプです。
周りのメダカと比較しても、体長が全然違うのがわかりますね。
青ダルマメダカ
この投稿をInstagramで見る
メダカの持っている4つの色素、
黄・白・黒・虹色のうちの黄色が発現せずに生まれたメダカを青メダカといいますが、
その青メダカのダルマタイプです。
パンダダルマメダカ
この投稿をInstagramで見る
様々なメダカから派生する、通常の白や銀でなく、目がパンダのように真っ黒のメダカです。
パンダダルマメダカ。名前も可愛いですね。
簡単な飼い方まとめ
メダカは、よく繁殖し、比較的飼いやすい種類の淡水魚です。
国産のメダカはとにかく環境の変化に強い。
普通の淡水魚なら死滅してしまう寒さの3℃前後の水温でも
冬眠状態に入って凌ぎ、普通の淡水魚が干上がる30℃を超える水温でも
タフに生き続けてくれます。とにかく丈夫。(今回のダルマメダカも32度ほどで出現しますしね。)
使用する水槽も、
極端な環境に置かない限り(酸素の供給が無くなるくらいの個体数多い過密な環境や小さすぎる水槽など)
バケツや発泡スチロール、植木鉢のようなものでもOK!
小型な30cm水槽程度で飼育可能。
その場合最大でも30匹程度にしておくのがオススメ。(幅に対して1匹程度)
ただ、ダルマメダカは他の通常メダカより遊泳能力が低く、
エサを他の通常メダカに先に奪われてしまうこともありますので、ダルマメダカを買う場合は単独で飼ってあげた方が良いでしょう。
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがよく卵を産み付け相性が良いのでオススメ。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!
メダカは、水流に逆らって泳ぐ習性があるので、
水槽内で常に水流が発生している状態だと、メダカが泳ぎ疲れてしまうことがあります。水流は弱めに。
寿命は2年〜3年ほどで、適切な環境下だとより長生きする例も!
エサは一般的なメダカのエサでなんでも食べてくれます。
水面に長く浮く軽い、粒の小さいものがお勧めです。
LED照明があると、みゆきメダカなど発光のあるメダカはより美しくなります。
水草を育てる為にも照明はあった方がよいですね。
まとめ
- 水温を30度〜32度まで加温
- 出現率は普通の環境では、1000匹に1匹程度
- 遺伝はほとんどせず(10%)、環境に影響を受ける
水温を上げることでダルマメダカの出現確率を上げることができます。
ダルマメダカは他の通常メダカより遊泳能力が低く、エサを他の通常メダカに先に奪われてしまうこともありますので、
ダルマメダカを買う場合は単独で飼ってあげた方が良いでしょう。
色々な掛け合わせのメダカから派生するので、お気に入りのダルマメダカがきっと見つかるはずです。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。