■目次
生まれたメダカ稚魚がずっと底にいる?→エサがうまく食べられていないのかも
生まれたメダカの稚魚が観察すると水底にいてじっと動かない。。
今回はメダカの赤ちゃんが水底にいる原因とその対策について解説してまいります!
- 10%~20%くらいのメダカの稚魚はもともと水底にいることもある(泳ぎ慣れていない)
- しかし、稚魚のほとんどが水底にいる場合は餓死の危険も
- グリーンウォーターをつくろう!
10%~20%くらいのメダカの稚魚は水底にいることもある
春。今年もメダカの稚魚がたくさん生まれました。 pic.twitter.com/Sko5KlLP0n
— しょーとかっと@ライフハックブログ更新中 (@shortcat999) June 2, 2020
稚魚を多数匹育てている場合、10%くらいのメダカは水底にいることもあります。
まだ、泳ぎ慣れていない個体や、その時の気分で水底にいるものや、水底にあるエサを食べている個体などなど。
また飼い主や人間が上から覗いたときにメダカたちが天敵だと勘違いして一時的に水底に避難している可能性もあります。
しばらく見ていて水面に上がってくるようであれば大丈夫ですね。
稚魚のほとんどが水底にいる場合は餓死の危険も
とはいえ明らかに多数の稚魚が常に水底にいたり、弱々しい動きで水底でじっとしている場合は
- 天敵がいる
- エサをうまく食べれていない
- 何かしらの病気
の可能性があります。
1.天敵がいるとは、
同じメダカでも、
先に産まれた個体で、他の稚魚より明らかに身体が大きくなった(稚魚を追い回してしまう)個体や、
淡水エビや他の淡水魚がいる環境、
だと捕食されてしまう危険を察知して稚魚が水底や岩などの障害物の間にじっとして出てこないことも多いです。
稚魚たちが親メダカの半分くらいの大きさになるまでは、親メダカを含めた他の生物との混泳は避けてあげましょう。
また、稚魚の成長はものすごく早いので、1週間早く生まれただけで後から生まれてくる稚魚を追い回すようになるメダカもいるので
メダカの卵水槽に先に生まれた稚魚がいる場合はなるべく別の水槽に移して飼うか隔離できるようにしていきましょう。
エサをうまく食べれていない→グリーンウォーターをつくろう!
エサをうまく食べることができず、
その結果、メダカ稚魚の身体に栄養が行き渡らず、泳ぐ元気が無くなってしまって水底に・・
という悲しいパターンもあります。
エサをあげても上にこない場合は餓死の可能性も出てきてしまうので、まずエサを変えてみましょう。
通常の親メダカ用のエサをいつもあげているのであれば、稚魚は口が小さく粒が大きいエサは食べられないことも多いので、
下記のような粉タイプのエサをあげるようにしましょう。
どうしても親用のメダカエサしか無いようであれば、そのエサを指ですり潰して与えるようにしましょう。
一番良いのはグリーンウォーターという植物プランクトンが多数含まれる飼育水を作ることです。
屋外に水槽を置いて日光を当てると水槽がグリーンウォーターになることがあります。
上の動画は我が家のグリーンウォーター水槽です。稚魚が嬉しそうに泳いでおります。
このグリーンウォーターの緑色の正体は植物プランクトンです。
この植物プランクトンはメダカの稚魚のえさになったり、
フンを分解してくれたりとメリットだらけなので、グリーンウォーターを発生させることが出来るとメダカの稚魚の生存率がグッと上がります。
- メダカの稚魚のえさになる
- 糞などの有害物質を分解してくれる
- 植物プランクトンに含まれる栄養価でメダカ自体の発色が良くなる
特に稚魚によっては、うまくこな餌を食べれない個体もいるので、そんな稚魚でもスクスクと育つことができるのです。
どうしても屋外に出すことができず、グリーンウォーターを作れない場合は
通販サイトなどで購入できる種(タネ)水を混ぜて養殖グリーンウォーター化させてあげてもいいですね。
稚魚が孵った場合の水槽は、なるべく日光の当たる窓辺などに置いてあげましょう。
何かしらの病気の可能性→隔離してあげる
最後の3つ目、何かしらの病気の場合ですが、
悲しいのですが、
メダカの稚魚には一定数生まれつき身体が弱く生まれてしまった個体もいます。
そんな稚魚は他の稚魚たちに突かれてしまうこともあるので、
明らかに泳ぐのが下手そうな個体や弱々しい個体がいた場合は、別の水槽に隔離して大きくなるまで面倒を見てあげましょう。
まとめ
- 10%~20%くらいのメダカの稚魚は水底にいることもある
- 稚魚のほとんどが水底にいる場合は餓死の危険も
- グリーンウォーターをつくろう!
一番怖いのは、エサをうまく食べれないことが原因でエネルギー不足になり、
水底でじっとしてしまっている稚魚もおりますので、粉タイプのエサをあげるかグリーンウォーターを作ってあげましょう。