■目次
水道水はNG!淡水魚たちの飼育水を作るには3つの方法があった!
水槽内の急な大量の水替え、一度に大量の水替えは魚たちにとっては、危険です。
また、水道水を直接水槽に注ぐことも絶対にNGです。
急な水替えや、水道水を投入することで、
水槽内のバクテリアが亡くなり、水質が悪化し、
水槽内の魚たちに悪影響が出てくる、なんてことが起こってしまいます。
筆者も実際に自宅水槽で、
水替え時に減ってしまった水槽内の水を一度に補充しようとして、
カルキ抜き薬剤を使用して大量の水を補充したら、
水槽内のバクテリアが全滅していまい、水が白く濁ってしまってメダカたちも水槽上でパクパクしている・・
なんてことも起きてしまったので、
今回は水道水から害のない水にするにはどのようなやり方があるのか、
一度に水を取り替える場合は、どのくらいにしておいた方がいいのかなどを共有してまいります!
- バケツなどに溜めて2日3日ほおっておく
- 沸騰させる
- カルキ抜きを使う(使用量には注意!)
- 一度の水替えは1/3程度に
そもそもなんで水道水はダメなの?
水道水には雑菌処理の為に塩素が含まれており、この塩素は人間には害は無いのですが、
魚や水槽内のバクテリアには害のある物質で、
特段水槽内のバクテリアは塩素の影響を受けやすく、
少量の水でも
水道水投入→バクテリア死滅→水槽内環境の大変化→淡水魚たちに影響
の流れで水槽内の生物が絶滅してしまう・・なんてこともあります。
バケツなどに溜めて2日3日ほおっておく
天然の方法。これが筆者がいつも行っているやり方で一番安全なのかなと思っております。
筆者は焼酎の2.5Lボトルに水道水をそのまま入れ、
2日3日ベランダと庭に出しておいて、日光消毒させてカルキを抜いております。
半日程度置いておくだけで大丈夫だ、という意見もありますが
ちょっと心もとないので、筆者自宅では最低でも2日はほおっておいています。
日々こちらのやり方で水を入れておりますが、全く魚(メダカ)たちに影響はありません。
鍋に水を入れて沸騰させる
5分程度鍋などで水道水を沸騰させるだけです。
簡単ですが、こちらは筆者は行っておりません。
なんか鍋の不純物が溶け出したりしていそうで・・(気にしすぎだとは思っておりますが)
カルキ抜きを使う(使用量には注意!)
例えば当日中にどうしても水替えをする必要があったり、
天日干し出来ない環境のご自宅に住まわれている方はこちらを参考にしてください。
カルキ抜き剤と一口にいっても、液体タイプやパイポ(固形)など様々な種類がありますが、どれを選んでも大丈夫です。
しかし注意点として、
使用料量・待機時間(水になじませる時間)は必ず守りましょう。
水を馴染ませて待っている時間は非常にじれったいかと思いますが、焦りは禁物。
我が家での災害(メダカパクパク)はこのカルキが抜けるまでの時間が待てなかったことが原因でした。
パッケージ裏の用法用量をお守りください。
一度に水を取り替える場合はどのくらいにとどめておいた方がいいの?→水槽の1/3
いくら水槽が汚くても、いくらカルキを抜いた水だとしても、
一度に一気に水槽の水を取り替えることはお勧めできません。
現在の飼育水はバクテリアも適度に住み、
魚たちもその水槽の環境や温度に慣れているので、例えば一度に半分以上の水を取り替えてしまうと、
住んでいたバクテリアが水替えによって減り、適正な数では無くなってしまったり、
水温が一気に入れ替わり、急な温度変化に魚たちが付いていけなくなる可能性があるからです。
水を一気に替える場合も、多くても水槽の1/3くらいに留めておきましょう。
また、季節によっては室内水槽と外で天日干ししていた水の温度が大きく異なるケースがあるかと思いますので、
(室内カルキ抜き・沸騰→屋外水槽に投入の逆もしかり。)
その場合は、同環境で馴染ませてから投入してあげましょう。
まとめ
- バケツなどに溜めて2日3日ほおっておく
- 沸騰させる
- カルキ抜きを使う(使用量には注意!)
- 一度の水替えは1/3程度に
魚たちを飼っている水槽では定期的な水替えは必須で(20日~30日くらいに一回かな)、
その際の水は是非天日干しorカルキ抜き薬剤使用で飼育水の環境にしてから投入してあげてください。
前回の急な水替えでメダカたちをパクパクさせてしまった懺悔の記事はこちら
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