■目次
金魚や淡水魚の水槽に合う水草を定番3種とお勧めをご紹介!
淡水魚水槽にとって水草の役割は、もちろん綺麗なインテリアとしてもありますが、
- おやつ代わりのごはん
- ヨシノボリなどの臆病な魚たちの隠れ家
- 魚たちへの酸素供給と水質安定化
などと結構重要な役割があります。
ごはんをあげ忘れた!ってときにも
金魚なら勝手に水草をパクついてくれるので助かっちゃいます。
今回はそんな水草ですが、実際金魚や他の淡水魚と相性が良いものをピックアップしてご紹介します!
- 金魚を買い始めて色々調べたがどうやら水草を入れた方が良いらしいとわかった!
- 綺麗な水草でアクアリウムを作りたい!
それではどうぞ!
定番!金魚藻といえばこれ!マツモ
まずは定番の金魚藻として名高い『マツモ』!
マツモは他の水草に比べ低光量、貧栄養下でも育てやすい水草なので育てやすく、初心者の方にお勧めです!
とはいっても照明をつけてあげると光合成もしてくれ、育ちやすいです。
水質の調整もしてくれるので、
水槽を買ったばかりで魚たちを入れる前にまずマツモを入れて水質を整えたりと、使い勝手もすごく良いです。
↑すごい勢いで琉金に食べられるマツモ笑
金魚との相性
金魚や淡水魚との相性も抜群です。
お腹が空いたときにマツモをパクつきますが、
マツモの成長スピードと再生能力のお陰でどれだけ食べられてもすぐ元に戻ります。
また、水中にレイアウトしてあげる事で、金魚たちの良い隠れ家になります。
自宅のマツモですが、近くの公園で採取してきたときは5cmくらいでしたが、
ほんの2週間ほどで20cm以上に急成長しております。
写真にはタナゴが映っておりますが、いい隠れ家になってくれています。
マツモを購入した後にすること
これはペットショップやメルカリなどWEBサイトで買ってきたばかりの水草全般に言えることですが、
ペットショップによっては防虫剤を水草に散布していたり、
スネールと呼ばれる、巻貝がくっついてしまっていることもあります。
スネールが付いていなくても、無色透明な卵が付着している場合もあります。
その為、ペットショップで購入してきた場合の水草は一度水道水でよく洗いましょう。
育て方・増やし方
下の購入サイトの画像では重りをつけて沈めさせていますが、実は根を張らない浮遊性の水草です。
その為、購入して来たマツモをそのまま水槽に浮かべておくだけでも勝手にぐんぐん成長していきます。
育ってきたマツモは枝分かれしたところをハサミで切るなどして
また水槽に浮かべてあげればそこから成長します。
緑力しい美しい水草!アナカリス
アナカリスもマツモと並んで光が少ないところでも生長しますので、非常に育てやすい水草です。
美しい濃い緑の水草ですので、マツモとお好みで!
金魚との相性
金魚も喜んでごはんとして食べます。
葉も大きく金魚に絡まることもなく、隠れ家にもなるのでお勧めです。
↓はタナゴがカボンバを食べている姿ですが。
育て方・増やし方
アナカリスは底床に根をはって成長する有茎水草ですので、茎の部分に重しをつけて沈めてあげてください。
地中にソイルなどを敷けば重しを付けずとも根を張り定着する場合もありますが、
金魚や他の淡水魚たちに掘り返されてしまい、気付いたら水槽に浮いている、、
なんてこともあるので、今はこんな【水草固定材】なんていう便利なものもあるので
検討してみても良いとおもいます。
ペットショップで買ったときに付いている鉛の留め具や重しは、
水中に徐々に溶け出し、金魚たちにとって有害な成分となりますので、
必ず外してから水中にレイアウトしてあげてください
また、アナカリスを束にして水中にレイアウトしてしまうと、
生長した際に、茎の部分に光が当たらなくなり、一斉に枯れてしまう、、
なんてこともありますので、1本1本離れたところでレイアウトするのがお勧めです。
意外と繊細!?水中の盆栽:カボンバ
水中にレイアウトした姿がまるで盆栽の様に美しいカボンバです。
ところが育て方に関しては上にあげた、マツモ・アナカリスよりは実は繊細なのでご紹介します。
金魚との相性
金魚やメダカ、他の淡水魚との相性は抜群です。
金魚やメダカの産卵床になったり隠れ家になります。
育て方・増やし方
カボンバもアナカリス同様、底床に根をはって成長する有茎水草です。
その為、茎は地中に沈めてレイアウトしてあげてください。
地中から外れてしまうと栄養がいかなくなり、溶けたり枯れてしまうこともあります。
充分丈夫な水草ですが、マツモやアナカリスと比べ若干繊細ではあるので、
栄養が行きわたるよう、底砂は砂利よりかは養分が含まれているソイルの方が良いでしょう。
以上が定番の3種類ですが、
ここから筆者が自宅で育てているお勧めの水草を紹介します!
水中の幸せのクローバー!?オーストラリアンクローバー
まるで地上に生える四つ葉のクローバーのような可愛らしい水草です。
上で紹介した茎タイプの水草とは異なる、底地で緑が生い茂るような見栄えになるので、
共存されるとより一層水槽の中の緑が増し、綺麗です。
金魚との相性
地面を這うようにして増えていきますので産卵床には向きませんが、
一緒に飼っているヨシノボリやヌマエビがいるなら喜ぶ隠れ家となるでしょう。
育て方・増やし方
育てやすい水草ですが、底土はソイルの方が望ましいです。
生長は斜め上に向かって伸びていくので、5cmほど伸びてきたら、カットしてあげて、
またソイルに添えてあげると、お互い絡まり合って綺麗な緑の絨毯ができてきます。
また、密集して苔が生えてきたら間引いて他の場所に植えてあげるなどしてあげると良いです。
流木レイアウトでもお勧め!南米ウィローモス
通常のウィローモスとは形が異なり、クリスマスツリーの様な姿が人気が高い。
流木に巻きつけてもよし、地中を這わせてもよし、バルーンみたいに水中に浮かべている方もいます。
金魚との相性
もともと苔に対してはごはんとしてよく食べるので相性はいいですが、
南米ウィーローモスの生長速度が金魚がパクつくスピードに合わないので、
共存される場合は、金魚の数は少なめが良いでしょう。
メダカのごはん中を撮影しました。
いいおやつになっております。
育て方・増やし方
光量も弱めで、Co2も特に添加せずに育つので簡単ですが、
綺麗な三角形のツリー型を目指すのであれば、少量Co2を添加してあげるのも良いです。
金魚やメダカに悪影響の無いタイプの栄養剤をあげましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した5種類の水草はどれも金魚や他の淡水魚と相性が良く、
特に光量やCO2の管理も要らず、育てやすいものです。
お好みのものがあればぜひレイアウトに加えてあげていただけると嬉しいです
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