エサあげ不要!?稚魚は屋内避難が吉!冬の屋外水槽メダカの飼い方
筆者宅ベランダではみゆきメダカ・小川ブラックメダカ・楊貴妃を飼っております。
越冬するのは3回目で、みんな無事に冬を越してくれています。
今回は筆者宅で行っている屋外メダカ越冬に気を付けていることをご紹介してまいります!
- 水面が凍る程度なら大丈夫!(水自体が本格的に凍り始めたら危険 氷の塊ができているなど)
- エサは少なめに!(あげないというのもあり)
- 水換えは不要
- 夏〜秋以降に生まれた稚魚は屋内避難を
水面が凍る程度なら大丈夫!
もともと自然界のメダカは全て屋外で生きているので、多少の寒さは乗り越えられます。
※自然界では、底土に混ざるくらいの低い位置でジッとしています。
筆者自宅の屋外ベランダ水槽は発泡スチロールやプラ船の底に赤玉土を厚め(3~5㎝)に敷いて、
植木鉢に入ったスイレンを入れたりホテイアオイを浮かべたり、
耐寒性のある水草(ウィローモスやカボンバ・アナカリス)を植えた状態で越冬させています。
氷が2cm張る位ならその下でジッとして過ごします。
水槽内に明らかに氷の塊が出来るような気温であれば、フタをするか、屋内に避難させてあげてください。
※フタをする場合は夜中の間だけ、など時間を区切ってフタしてあげてください。(空気中の酸素を取り込めなくなるからです。)
発砲スチロールは水温の変化に強く、保温性が高く、改変自由というメリットがあります。
屋外水槽の場合、発砲スチロールで飼うと多少は保温できますのでお勧めです。
[関連記事]メダカ発泡スチロール水槽の意外に多いメリットとは?
エサは少なめに!
冬場のメダカは冬眠するかのように、動かなくなり、個体によってはエサを全く食べなくなります。
水面に来て動き回っているメダカがいるならエサを多少あげて、多くのメダカがゆっくりとした動きをするようであれば、エサを減らす(あげない期間をつくる)でも良いです。
逆に春先と同じようにあまりたくさんの餌を与えすぎてしまうと、動かない分消化不良に陥ってしまい、
逆にメダカたちにダメージを与えてしまいます。
水換えは不要
上に書いた通り、冬場のメダカはじっとしていることが多く、エサもたくさんあげなければ水も汚れません。
過度な水換えはメダカにとってもストレスになるので、1ヶ月に一回、減った分の水だけを追加するくらいで良いでしょう。
夏〜秋以降に生まれた稚魚は屋内避難を
稚魚メダカは体力が充分でなく、冬が来ると成長も止まってしまい、越冬出来ない個体も多いです。
夏以降に生まれた稚魚がいる場合は、
その子たちだけは親から離し、屋内水槽に避難させてあげた方が無難です。
また、ダルマ体型やアルビノ体色などの特殊体系メダカは注意です。
アルビノメダカなどは、もともと身体が丈夫な方ではなく、気温や水温の変化に弱めです。
こういったメダカを屋外で飼っている場合は冬場は屋内に避難させてあげましょう。
[関連記事]自然発生率1/20000!アルビノメダカとは?
まとめ
- 水面が凍る程度なら大丈夫!(水自体が本格的に凍り始めたら危険 氷の塊ができているなど)
- エサは少なめに!(あげないというのもあり)
- 水換えは不要
- 夏〜秋以降に生まれた稚魚は屋内避難を
冬場は逆にメンテナンスが減るイメージです。
とはいえ寒冷地では、特に朝方、水面が凍っていないかの確認を行いましょう。
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