ミナミヌマエビの稚エビの育て方→3つのポイント
ミナミヌマエビをペアで飼っていると母エビのお腹が膨らんでおり、抱卵している状態をよく見かけます。
ですが、
『稚エビが産まれてもなかなか大きくならない』
『気付いたら数が減っている。。』
なんてことも悲しいですがよくあります。。
そこで今回は、ミナミヌマエビの稚エビの育て方として、その繁殖方法とエサについてもご紹介してまいります!
大事なことは3つ!
- 別水槽に移そう!
- 別水槽には水草をたくさん入れてあげよう!
- 3週間程経ったら元の水槽に戻してあげよう!
それぞれご紹介していきます!
2019.07.23追記:
我が家のミナミヌマエビたちも抱卵が始まりました!
別水槽に移そう!
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産まれたばかりの稚エビは本当に無力でその大きさも1ミリもありません。
メダカや他の淡水魚と一緒に飼っている場合は、エサと間違えられ食べられてしまうことが多々あります。
他の魚だけでなく、父親のミナミヌマエビに食べられてしまう、なんてことも。。
その為、抱卵している母親エビを見つけたら別水槽を用意し、排卵するまでその別水槽で管理してあげましょう。
母親エビは自分の子供を食べることはありません。
これでまず、外敵となるものを稚エビから遠ざけます。
別水槽には水草をたくさん入れてあげよう!
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次に、稚エビたちのごはんの確保です。
稚エビは、ガラス面やウィローモスなどについたコケを食べたり、水中のプランクトンを食べたりします。
その為、水槽内は水草で満たされた状態を作ってあげてください。
また、プランクトンを多く発生させるためにも、水槽を外に出し、日光に当てられると尚良いです。
稚エビの数が多い時は、メダカ稚魚用などのエサを少しだけあげましょう。
また水草を入れてあげる理由は、ごはんになるだけでなく、稚エビたちはとても臆病で、隠れる場所があると安心します。
そのため、茂みのように密集して生えるウィローモスなど稚エビが隠れる事ができる場所を設けることが大事です。
また、この別水槽には、水槽のコケを掃除したり、コケ掃除屋さんの貝類の投入は逆効果となりますので入れる必要はありません。
エアレーションに関しても、稚エビがフィルターに吸い込まれる危険があるので同じく不要です。水草が多くあるのであれば、酸素供給も問題ありませんので。
3週間程経ったら元の水槽に戻してあげよう!
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稚エビは2~3週間ほどで、親ミナミヌマエビ、メダカや他の小さな淡水魚であれば捕食されない大きさに成長します。
様子をみて元の水槽に戻してあげて、通常通りのエサをあげて育ててあげて問題ありません。
元の水槽にもスペースに空きがあれば、隠れ家を用意してあげたり、水草を多めに敷いてあげると尚良いです。
不安であれば、エアレーションのフィルター部分にはネットなどを被せてあげると、稚エビが吸い込まれたり、間違ってフィルターを探検しにいき、稚エビが出られなくなることもありません。
まとめ
ついに水槽内に稚エビを発見しました!
2匹ほど生まれていましたー!
- 別水槽に移そう!
- 別水槽には水草をたくさん入れてあげよう!
- 3週間程経ったら元の水槽に戻してあげよう!
寿命は1年と短いですが、大切に育ててあげれば、産卵→繁殖はとても簡単で、自然とミナミヌマエビを増やすことができます。
参考になりましたら幸いです!
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