出目メダカの世界!種類・育て方・作り方をまとめてみた!
お祭りの金魚救いではレア金魚として人気が高い「デメキン」ですが、
同じような特徴をもったメダカが実はいるんです。
巷では「ポニョメダカ」、「ハンマーシャークメダカ」なんて愛称で呼ばれてたりもします。笑
今回はそんな「デメメダカ」の種類・育て方・作り方をご紹介してまいります!
- 固定率は30%程度
- 繁殖は出目メダカ同士で
- エサをあげるときは食べれているか気を遣ってあげる
出目メダカとは?
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目から口までの距離が短く、金魚の世界の「デメキン」のように、両目が飛び出している個体です。
目がどの位置で、どう出ているかなど個体によってそれぞれ異なり、それがまた面白いところです。
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起源は、頭蓋骨の骨格異常なメダカが生まれたところからで、
口にも骨格異常がある個体も多いので、エサをあげるときには気を遣ってあげる必要があります。
ビッグアイメダカとの違い
ビッグアイメダカは、一般的なメダカと比べ、目だけ明らかに大きい個体です。
出目メダカの様に目が出ているわけではなく、体のサイズは同じで目だけが大きくなっているメダカ個体を指します。
ちなみに、目の種類でいうとビッグアイのほかに、
- 我が家にも出現した目が小さいスモールアイ
- 乳白色の身体のアルビノ
- 目が一般メダカと比べて身体の前に付いている目前
- 目の縁取りが真っ黒なパンダ
などの種類があります。
育て方・飼い方
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メダカは、よく繁殖し、比較的飼いやすい種類の淡水魚です。
国産のメダカはとにかく環境の変化に強い。
普通の淡水魚なら死滅してしまう寒さの3℃前後の水温でも
冬眠状態に入って凌ぎ、普通の淡水魚が干上がる30℃を超える水温でも
タフに生き続けてくれます。とにかく丈夫。
とはいえ、出目メダカは先に述べた骨格異常で、口の小さいor形状が悪い個体もいるので、
一般メダカと混泳させると、エサを取れないケースも出てきます。
ちゃんとエサを食べているか日々チェックしてあげてください。
水面に長く浮く軽い、粒の小さいものがお勧めです。
また、一般メダカに追い回されて目をガラスにぶつけてしまう、、なども起こりうるため、
出目メダカは、出目メダカのみでの飼育が好ましいかもしれません。
多数匹で飼育する場合、水槽は多少大きなものを選定してあげましょう。
底砂・ソイルはなんでも大丈夫!
また、浮草や葉の細かい水草(カボンバ・アナカリスなど)などがよく卵を産み付け相性が良いのでオススメ。
エアポンプ(ブクブク)は、水流に注意!
メダカは、水流に逆らって泳ぐ習性があるので、
水槽内で常に水流が発生している状態だと、メダカが泳ぎ疲れてしまうことがあります。水流は弱めに。
寿命は2年〜3年ほどで、適切な環境下だとより長生きする例も!
LED照明があると、みゆき出目メダカなど発光のあるメダカはより美しくなります。
水草を育てる為にも照明はあった方がよいですね。
繁殖・産卵・作り方
固定率は20%~40%と言われており、繁殖活動自体は普通に行えます。
出目メダカペアで行うと確立が高まります。
出目メダカの種類!
オロチ出目メダカ
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漆黒の黒のオロチメダカと出目メダカの掛け合わせ。
オロチメダカやクロメダカの記事はこちらでも特集しております。
白出目メダカ
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ホワイトカラーの出目メダカです。
目が出ているのが分かりやすく、可愛らしいですね。
白メダカの世界はこちら!
楊貴妃出目メダカ
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メダカブームの先駆け、オレンジの体色が美しい楊貴妃メダカ×出目メダカ。
楊貴妃メダカの特集もこちらで組んでおりますので、ご興味あれば是非。
紅帝メダカ(上見)
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上見(上から見る)メダカも可愛らしいですね。
ダルマメダカ×出目メダカ
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体型に変化のある「ダルマ」と目に変化のある「出目」の掛け合わせ。
とても特徴的なメダカになりました。
アルビノ出目メダカ
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希少種のアルビノとの掛け合わせ。より特徴的な目となります。
どちらも育てたり繁殖に苦労する品種なので、輩出するのにひと苦労。
おまけ:ポニョとポニョメダカ
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こんな可愛らしい写真を撮っている飼い主様もいらっしゃいます。
まとめ
- 固定率は30%程度
- 繁殖は出目メダカ同士で
- エサをあげるときは食べれているか気を遣ってあげる
「ポニョメダカ」、「ハンマーシャークメダカ」なんて呼ばれ方もしている可愛らしい個体の出目メダカ。
エサや水槽内環境に注意していれば、
アルビノやダルマメダカなどに比べれば比較的飼いやすい個体でもあるので、気に入って頂ければ幸いです。
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