【トルマリンの意味と神話】電気を帯びる性質も!トルマリンの効果・意味と神話や逸話【10・11月の誕生石】




はじめに

突然ですが、皆様は「トルマリン」についてどのようなイメージを持っていますでしょうか?

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]宝石、パワーストーン、電波が良くなるという噂…![/chat]

他にも健康に気を遣っている方では、
マイナスイオンを発生させるイメージがあるかと思います。

実際にトルマリンは宝石やパワーストーンとしても有名ですし、
一時期は健康に良い、電波やバッテリーの持ちが良くなるとされ有名な石となっていました。

今回は様々なイメージを持たれているトルマリンについてご紹介していきたいと思います。

そもそもトルマリンってどんな鉱物なの?

トルマリンは、
ガラスのような光沢を持つ鉱物で「ケイ酸塩鉱物」というグループに含まれています。

トルマリンを組成する主成分によってその色彩を大きく変える事でも有名です。
その色や特徴ごとに分けると、大きなくくりでも10種類のグループに分けられる程です。

また、トルマリンの結晶に熱を加えると電気を帯びる性質があるため
「電気石」という呼び方もあります。

トルマリンの特徴について

トルマリンは10月の誕生石という説がありますが、
トパーズと共に11月の誕生石であるという説もあります。

熱を加えたり摩擦等によって電気を帯びる性質が特徴ですが、

トルマリンのもう1つの特徴は「とにかくカラーバリエーションが豊富」という所です。
色彩のあまりの多さに、トルマリンには「あらゆる全てのカラーバリエーションがある」という言葉まである程です。

様々な色彩の石もかなり色が強く出ている物は
トルマリンとは別の名前が付けられる事もあり、

  • 深い青色の発色の物は「インディゴライト」、
  • 濃厚な赤色の物は「ルベライト」、
  • 強い緑色の発色の物は「ヴェルデライト」と呼ばれています。

このように強い発色をするトルマリンも多いため、
神話に出てくる宝石はトルマリンなのでは?という話もあります。

硬度は平均的な硬さなので取り扱いやすい石となっています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]専門店に行ってお気に入りのトルマリンを見つけ、ストラップやブレスレット等にしてもらうのも良いでしょう。[/chat]

トルマリンの産地について

トルマリンは主にアメリカ、ナイジェリア、パキスタン、スリランカ、ブラジル等で産出されています。

トルマリンの最高峰とされる「パライバトルマリン」
ブラジルとアフリカ産があり、アフリカ産は色がやや薄いのですが、
ブラジル産の物は濃い発色が特徴で、値段もブラジル産の方が高価とされています。

パライバトルマリンは産出自体が稀で、
産出量も非常に少ないため値段が年々高騰しており、
大きさと発色によってはダイヤモンドを凌ぎます。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]え!!!$ω$[/chat]

名前の由来について

トルマリンの名前の由来は、紅茶の産地としても有名な島・セイロン島で使われている
「シンハリ語」から来ているとされています。

トルマリンの語源となったシンハリ語の
「turmali(トルマリ)」には「複数の色を持つ、色とりどりの」の意味があります。

また、トルマリと言う言葉は元々「イエロージルコン」の事を差していましたが、
いつしか色彩が似ているトルマリンと混同してしまい、現在に至るとされています。

トルマリンの宝石言葉について

色とりどりのカラーと輝きも持つトルマリンには、
主に「寛大」「忍耐」「潔白」「希望」の他に「成功へ導く」「吸引力」「心身の強化」というメッセージも持っています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]また、色彩によってもメッセージに違いがあるのでいくつか紹介させていただきます。[/chat]

・グリーントルマリン

深い緑色が特徴のトルマリンです。
その色彩からエメラルドと勘違いされた事もあるそうです。

メッセージは「内面のパワーアップ」「耐える愛」。

・オレンジトルマリン

柔らかく、透明感のあるオレンジ色が特徴のトルマリンです。
主張し過ぎない暖かみのある色彩は身に着けた持ち主を引き立ててくれます。

メッセージは「人生の展開」。

・ウォーターメロントルマリン

その名の通り「スイカ(ウォーターメロン)」のような色彩を持っています。
しかも緑、白、赤の順にキレイに色が揃っており、見た目も可愛いレアなタイプです。

メッセージは「重なる幸せ」。

・パライバトルマリン

宝石の世界では最高峰のトルマリンです。
瑞々しい緑、青緑、水色の独特の色彩は多くのセレブ達を虜にしています。

メッセージは「ルーツ」。

・バイカラートルマリン

1つの石に2つの色が現れているタイプです。
バリエーションが多く、自分だけのお気に入りのツートーンカラーを探してみるのも楽しそうです。

メッセージは「バランスとハーモニー」。

・パーティーカラードトルマリン

前述のバイカラーのように複数の色が現れているタイプです。
バイカラーは2色ですが、こちらは3色です。

メッセージは「再現」。

トルマリンにまつわる「おまじない」について

カラーバリエーション豊富なトルマリンには、
その色彩ごとに強く発揮する効果が異なるため、
自分の願いに合わせた色のトルマリンを使うと良いと言われています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]また、「天から助けを得る石」とも伝えられています。[/chat]

・恋愛に臆病な方々に… 恋愛の御守り♪

恋の駆け引きは非常に難しいもの。
「押してダメなら引いてみな」等様々な名言がありますが、
正直言ってよく分からない所が多いのが恋愛です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「愛されたい」でも何故か怖くて一歩が踏み出せない![/chat]

という方にオススメなのが
「ピンクトルマリン」「ルベライト」のような赤系トルマリンです。

赤系トルマリンは「愛の石」と呼ばれており、
身に付ける事で持ち主の内外面の美しさを引き出し、自信を付けてくれる効果があると言われています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]恋愛に一歩進みたいと願う方は、赤系トルマリンをリングやブレスレット、ストラップにして身に付けてみてはいかがでしょうか。[/chat]

・冷静な判断力が欲しい! 仕事、学業の験担ぎに♪

どうしても仕事や学業には冷静な判断力や直感力、創造性を求められる瞬間があります。

それと同時に「より高みへ」「もっと頑張らないと」という気持ちも出てきますが、
あまりに目標を高くし過ぎると逆にストレスになってしまい、判断力も直感力も鈍ってしまいます。

仕事や学業等をゆとりを持ってクールにこなしたい方は
「インディゴライト」や「ブルートルマリン」を身に付けましょう。

青系トルマリンは精神に働きかける力が強いと言われており、
この霊的な力によって雑念や焦燥を払い、
精神を落ち着かせて心にゆとりをもたらすとされています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]また、創造力を高めたり、や自分の信念を思い出させるサポートもしてくれるとされています。[/chat]

・力を蓄えたい、大きな一歩を踏み出したい 変化の御守りに♪

「変わりたい」あるいは「現状を変えたい」と願う方もいるのではないでしょうか?

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ぐぬぬ・・![/chat] [chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そんな変化を望む方には「グリーントルマリン」や「ヴェルデライト」がオススメです。[/chat]

緑系のトルマリンは自然界との結び付きが非常に強いパワーストーンと言われており、
移ろう自然界のように、変化を望む持ち主に変化に足るエネルギーと穏やかな心を授けると言われています。

トルマリンのパワーストーンとしての効果について

「天から助けを得る石」という呼び名の通り、
多彩な色彩と効果を併せ持つパワーストーンがトルマリンです。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]色彩によって得意なサポートの分野に違いがありますが、基本的には持ち主が元々持っている能力、長所を伸ばしてくれたり、内外面の魅力を開花させてくれると言われています。[/chat]

また、ストレスや雑念を晴らし、持ち主の「自分らしさ」を保ち、発揮できるようにポジティブなエネルギーを授けると伝えられています。

他にも持ち主が体調不良の際は、不調な部分を癒し、
心身を回復させるために生命エネルギーを注入してくれるとも伝えられています。

おまじないの項目で3色紹介しましたが、他の色では

黒系トルマリン…何かに行き詰まって強いストレスを受けている人にオススメ。ストレスを緩和し、持ち主に取りついた悪い気を払い、解決のサポートをするのが得意です。

黄色系トルマリ…コミュニケーションが苦手な方にオススメのトルマリン。持ち主の心を明るくし、ポジティブなエネルギーを授ける事で社交性を伸ばすサポートが得意です。

複数の石が含まれる系トルマリン…バイカラートルマリン、パーティーカラードトルマリンがこの中に含まれています。石の中に含まれる色がそれぞれ共鳴しあい、お互いの力を高めています。

バイカラートルマリンは2つの異なる物事を繋ぐとされており、
温故知新と言わんばかりに過去の出来事を良い未来に活かすための経験として導く効果があると言われています。

パーティーカラードトルマリンは事柄や物事をあらゆる視点で広く捉える力を授けるとされており、
持ち主の人間性に磨きをかけるサポートをしてくれると伝えられています。

トルマリンの浄化方法について

自身の多彩な色彩と同じように、
多彩な角度から持ち主をサポートしてくれるトルマリンですが、

あらゆる角度からサポートする事は人間でも非常に疲れるものです。
トルマリンも次第に疲れてしまい、
弾ける電気のような元気さも大人しくなってしまいます。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そうならないために、感謝を込めて定期的にトルマリンを浄化してあげましょう。[/chat]

トルマリンの浄化方法ですが、
硬度も高めで水や塩にも耐性があるため殆どの浄化方法を使用することができます。

しかし、日光浴に関しては話は別で、
ほんの短い時間なら良いのですが、
トルマリンの成分が紫外線によって変質する可能性があるため日光浴はしない方が無難です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]日光浴をさせるときは注意![/chat]

水を使う場合
トルマリンを流水ですすぎ、汚れを優しく洗い流します。

塩を使う場合
小皿に塩を盛り、その上に乗せます。
使う塩は食塩よりも粗塩や岩塩の方が効果が高いとされています。

さざれ石やクラスターを使う場合は、
小皿等にさざれ石を敷いたりクラスターを置きます。
その上や側にトルマリンを置いて浄化します。

月が出ている夜は、月光浴をさせるのも効果的です。

ホワイトセージを用いた浄化方法は、
セージの葉を1枚取って火を着け、上がってきた煙にトルマリンをくぐらせます。
セージの葉を数枚取って小皿に敷き、その上に置くだけでも浄化できます。

トルマリンにまつわる神話について

電気を帯びる性質や判断力を高める効果があるとされているトルマリンですが、
トルマリンとして神話で語られる事は少ないパワーストーンです。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]なので、今回はトルマリンの効果や性質にまつわる神話を紹介させていただきます。[/chat]

電気を司る精霊は超巨大!〜ネイティブアメリカンに伝わる神話〜

トルマリンには電気を帯びる性質がありますが、
ネイティブアメリカン達の間では、トルマリンは「ひらめきを与える聖石」として伝わっています。

そんなアメリカインディアンに伝わる神話には巨大かつ強大な精霊の話があります。

その伝説には「サンダーバード」という精霊であり、霊鳥が登場します。
この精霊は、その名の通り「雷」を司るとされ、一説には雷そのものとも言われています。

その姿は、部族によって違いますが、
全身に電気をまとった超巨大なワシのような姿をしていると伝えられており、
燃えるように赤い瞳から放たれる眼光は稲光になり、
鳴き声は雷鳴に、羽ばたけば雷鳴と共に雷が大地に降り注ぐとされている雷尽くしの強大な精霊です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]あわわわわ。[/chat]

トーテムポールの一番上(高位)に位置するのは決まってワシですが、
それがサンダーバードであるとも言われています。

そんなサンダーバードは食事も超豪快です。
大人のクジラを鷲掴んで一口で食べてしまう他、
雷を海上に落として感電したクジラを、
まるでわんこそばのように次々と丸飲みにしてしまうのだそうです。

豪快なイメージが強いサンダーバードですが、部族を救った話も伝えられています。
昔、酷い飢餓に悩まされた部族がいました。
獲物とする動物達すら痩せこけ、次々と死んでしまう程のとんでもない飢餓です。

部族達の不安や空腹の苦しみを癒すため、部族長はシャーマンとして祈祷を行いました。
すると雷鳴と共に空から巨大なサンダーバードが現れました。
サンダーバードは部族長の願いを一通り聞くと、雷鳴と共にどこかへ飛んでいってしまいました。

部族達が高位な精霊であるサンダーバードが助けてくれると信じて待っていると、
再び空に雷鳴が轟きました。
サンダーバードは鋭い鉤爪のついた足で巨大なクジラを掴み、
飢餓に苦しむ部族達に持って来てくれたのです。
そのクジラのおかげで部族達は飢餓を乗り越える事ができたと伝えられています。

また、サンダーバードは今でも姿を現すとされており、
アメリカの広大な大地に巨大なワシの足跡が見つかる事があり、
中には「実際にサンダーバードを見た」と言う人もいます。
ちなみにその姿を「翼を持ったワニや蛇のようだった」と語っており、

どちらかというとアステカ神話のケツアルコアトルやマヤ神話のククルカン(別名:クグマッツ)に近い要素があります。

夜空に輝く正義の天秤〜ギリシャ神話〜

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]天秤とトルマリンって無関係じゃね?[/chat]

と思われる方もいると思います。
実は、トルマリンは天秤座の守護石とされており、
天秤座の人と相性が良いパワーストーンなのです。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そうなんだ!てんびん座は9月23日から10月23日生まれのひとだね![/chat]

天秤座と言えば、某セイントなマンガでは主人公の上司的な立ち位置でありながら、いつも優しく豪快に接してくれる人が天秤座の闘士です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]黄金の・・![/chat]

そんな天秤座の物語を紹介したいと思います。

太古の昔、神々と人間は一緒に暮らしており、
神々は人に恵みを与え、人間は神々を敬って平和に仲良く暮らしていました。

そんな平和な世界に「アストレア」という女神様がいました。
彼女は正義の女神であり、その手には善悪を量る天秤を持っていました。
世界があまりにも平和なので、彼女は善悪を量る必要がなく幸せに暮らしていました。

しかしある日、平和な世界に突如終わりが来たのです。
「パンドラ」という女性が神々に預けられていた
「災厄を詰め込んだ箱」を開けてしまったのです。

「開けるなよ。絶対に開けるなよ!」と念を押されていたにも関わらず、

パンドラは「そう言われたらお決まりっぽいし開けるわw 中身気になるし。」
と興味本位で開けてしまったのです。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]違う!フリじゃない!マジなやつ!ああああああ!![/chat]

箱の中に封印されていた多くの災厄は、あらゆる形で世界を壊して行きました。
戦争、飢餓、不信心、疫病…。

まさに「人が変わって」しまった人間達
欲しいと思った物は他者から奪い取り、人を騙したり、
自分こそ偉い存在だと思うようになり、世界の秩序はめちゃくちゃになってしまいました。

その日から正義の女神・アストレアは天秤で人間達の罪を毎日毎日量ることになりました。
仕事ができたとはいえ、正義の天秤は悪にしか傾きません。
アストレアは粗暴になった人間達に良い事をするように説いて回りました。
その間、他の神々は人間達の醜い争いや他者を虐げる行為に呆れ果て、天に昇ってしまいました。

アストレアはかつての人間達の素晴らしさを知っているので、
人間達が災厄に負ける事なく、
再び正しい道を歩んでくれると信じて天秤片手に必死に正義を説きました。

しかし、アストレアの努力も空しく悪に染まった人間達は、
その殺意を武器に変えて激しく殺し合うようになってしまいました。
その凄惨で愚かな行為に絶望したアストレアは、とうとう天に昇ってしまったのです。
そして彼女の天秤が空に飾られ、天秤座になったと伝えられています。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]アストレアでも駄目だったのか・・パンドラの悪ノリ恐ろしや・・。[/chat]

ちなみにアストレアですが、
人間達の罪を量る時に目隠しをすると伝えられています。
これは天秤が悪に傾いた人間の姿が、可愛かったりイケメンだったりした場合、
心が揺れ動いてしまうのを防ぐためと言われています。

彼女は正義の女神です。
見た目で免罪するなんて「不平等」はプライドが許しません。

実は天使に守られている〜キリスト教〜

10月の誕生石とされる事もあるトルマリンですが、誕生月には守護天使というものがあります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そんな10月の守護天使をご紹介させていただきます。[/chat]

10月の守護天使「ヴァーチャー」という天使「力天使」という階級にいます。
この力天使の階級にはバリエルという天使の他に大天使、
四大天使としても有名なミカエルも含まれていると言われています。
そう聞くと何か凄い階級に聞こえてきます。

名前は「高潔」「潔白」を意味しており、
不幸に苦しむ人々に神の奇跡を起こして救う事が仕事と伝えられています。

また、キリストが死んで天に昇る際に付き添ったり、
アダムとイヴの間に産まれた「カイン」の助産師を務めた事もある天使なのだそうです。

あまり良くない事が続いている方や出産が近い妊婦さんも、
この天使にあやかってトルマリン等の10月の誕生石を御守りとして身に付けてみてはいかがでしょうか。

スイカみたいな怪物がいた!?〜中国の伝承〜

トルマリンには「ウォーターメロントルマリン」というタイプがあります。
緑、白、ピンクというスイカカラーが見事に揃った珍しいトルマリンで、
その稀少性から人気があり、高値で取引されています。

この伝説は「ウォーターメロン」の部分にまつわるお話です。

かつて、中国の宋という時代に「チョトンダ」という怪物が現れたそうです。
漢字で書くと「猪豚蛇」
3種類もの動物の名前が入っています。

チョトンダは約1m程の大きさで、見事なドラム缶体型であったと伝えられています。
スイカのような色と模様のある毛が生え、
豚のような4本足がありますが、蛇のようでもあったそうです。
一説では、体を丸めてスイカに化け、
近付いてきた人間を襲って食べていたという話もあります。

また、チョトンダには猛毒があり、
宋軍の訓練所に現れた際には兵士達に噛み付いて次々と命を奪っていきました。
宋軍の兵士達は、多くの犠牲を出しながらも何とか飼葉桶に追いやる事ができました。

しかし処刑方法が思い付きません。
そこで成俊という呪術を得意とする男性に助けを求めました。

兵「やれるか?」

成「余裕♪」

成俊は「禁蛇」という呪術チョトンダに行いました。
するとチョトンダは急に苦しみだし、
みるみるうちに凝り固まった血の塊になってしまったと伝えられています。

このようにして退治されたチョトンダですが
「新種のUMAではないか」と言われており、今でも実在していると信じられています。

トルマリンにまつわる逸話について

様々なカラーバリエーションを持ち、電気を帯びたりマイナスイオンを発生させる変わった特徴があるトルマリンには、その効果を様々な形で利用しようとした話があります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]その話のいくつかを紹介させていただきます。[/chat]

・「ある布」にリラックス効果を求めて?

かつて、トルマリンを利用した製品が注目を集めていた頃、
トルマリンの粉末を織り込んだ布と普通の繊維でできた布を比べた事があるそうです。

その結果、普通の布と比べてトルマリンが織り込まれた布には、
トルマリンによる遠赤外線効果と副交感神経を優位にする働きが分かり、
暖かくてリラックス効果があるという事が認められました。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]へーーー!![/chat]

そして、トルマリンによるその効果を別の布製品にも転用できないかと考え、
織り込んでいたトルマリンの粉末を桑の葉に混ぜ、蚕の餌にした事もあったと言います。

トルマリンは蚕の体内に吸収されないため、
蚕の出す糸にはトルマリンの粉末が入るため、
「トルマリン入りのシルク(蚕糸)」が取れたそうです。

・さらにリラックス効果を高めるために!

トルマリンの持つリラックス効果をさらに確かめようと、
トルマリン尽くしの実験をした話も残っています。

方法は、一方は普通の寝具、
もう一方はトルマリンを織り込んだシーツを敷いて
トルマリンのネックレスを身に着けた状態で寝るという物です。

その結果も、
トルマリン尽くしの方がリラックス効果が高いと確認されました。

しかし、リラックス効果を高めるあまりに
「ゼオライト」という鉱物と組み合わせた結果、遠赤外線効果は確かに強く出ました。
しかし、使用方法によってはベタベタとしたタールのような物が出てしまい、
徐々に効果が減少してしまった、という話もあります。

ちなみに
ゼオライトには熱帯魚や川魚の飼育の時に瀘材の一種として知られています。

水質をアルカリ性に傾ける作用がありますが、
有害物質であるアンモニアをしっかり吸着してくれるのが魅力です。

使用量を調節すれば弱酸性を好む種類の飼育にも利用できるので、
アクアリウムを始めたい方は是非試してみてください。

・コーヒーとも関係が!?

幅広い年齢層に愛される飲み物「コーヒー」
もトルマリンと関係があります。

コーヒーの味わいの特徴の1つである「酸味」ですが、
上手く保存できていないと酸味の正体である「クロロゲン酸」が増えてしまい、
酸味が強くなってしまうそうです。

せっかくのコーヒー豆を酸っぱくしないため、
保存方法としてトルマリンの粉末を混ぜる方法があります。

トルマリンの粉末がクロロゲン酸の増加を防ぐため、
美味しいコーヒーを長く保存し楽しむ事ができると言われています。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]コーヒーとトルマリン、まさかの組み合わせ!すごいね![/chat]

・昔はこんな使い方もされていた!

トルマリンの電気の性質に最初に気付いたのは
オランダ・アムステルダムの宝石商人であると言われています。

商人達が日向にトルマリンを放置していたところ、
トルマリンに細かい埃が集まっているのを発見しました。
トルマリンの電気的な性質を知ると、
商人達はあらかじめ帯電させておいたトルマリンを持ち歩くようになり、
喫煙の際に出てくる灰をトルマリンの結晶で吸着してキレイにしたそうです。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]携帯灰皿みたいだ!笑[/chat]

その当時の宝石商人達にとって、
トルマリンは大事な商品であり、オシャレなエチケットアイテムでもあったのです。

・たしかにそんな気がする

様々なカラーバリエーションを持つトルマリンですが、
エジプトにはある言い伝えがあるそうです。

その話によると、元々地球には存在せず、
無色だったトルマリンは天から大地にかかる虹を伝って地上にやって来たのだそうです。

その際に虹の色がトルマリンに移り、
虹のように多彩な色を手に入れた、と伝えられています。

たしかにあれだけ色が多いと虹から色を得た話も何となくしっくり来ます。

まとめ

今回は元気が弾けるパワーストーン・トルマリン
についてご紹介させていただきました。

豊富なカラーバリエーションは、自分のお気に入りや目的別で選ぶ楽しみもあり、
同じ種類の石で目的別に揃えやすい事も魅力です。

バイカラーやパーティーカラーのトルマリンは、石によって色の組み合わせも様々なので
是非お気に入りを1つは持っておきたいパワーストーンです。

色によって効果も様々ですが、
落ち込んだり疲れている持ち主のバッテリーを充電したり、
持ち主の良さを引き出して自身を付けてくれる盛り上げ上手な所が惹かれるパワーストーンだと思います。

また、リラックス効果も実験で認められているため
眠れない夜のオトモにしても良いのではないでしょうか?

神話からは「電気」という巨大な力
宝石言葉にもある「潔白」のメッセージ通りに清らかな話が多い
パワーストーンである事が分かります。

様々なサポート効果のあるトルマリンは、
悩み多き現代人にはピッタリのパワーストーンではないでしょうか。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]多彩な色彩もプライベート、仕事中問わず合わせやすく、ブレスレットやリング、ストラップ等で身に付ければオシャレな御守りとして持ち主をサポートし続ける事でしょう。[/chat]













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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。