■目次
簡易宿泊所無人運営の秘訣はタブレットにあり!?チェックインの流れとは?!
旅館業法の緩和があり、帳場の設置義務が無くなり、
場所によっては無人での運営が可能になり、民泊物件のように収益が上げやすくなった簡易宿泊所!
とはいってもゲストの宿泊台帳の記入は必須。
そこで今回は宿泊台帳を取得できる、無人での運営に必要なチェックインシステムの導入についてご紹介します!
- 簡易宿泊所を運営していて無人運営を行いたい
- チェックインシステムについて知りたい
無人チェックインの流れ
まず、無人チェックインの流れをひと通り見て頂いた方がわかりやすいと思うので、こちらをご覧ください。
出典元:あんしんステイIOT
※動画は有人施設ですが、、笑
このように
- ゲストが宿泊台帳の記入を行う(住所・指名・連絡先)
- ゲストがタブレットを通じコールセンターへ連絡
- コールセンタースタッフが動画を通して、本人確認・パスポートの受領(外国国籍の方のみ対象)・ゲスト記載の情報の確認
- 本人確認が終了したら、スマートロックの鍵番号を発行
これが一般的なチェックインの方法です。
物件によっては、初めから室内にチェックインシステムを置くような物件も出てくるでしょう。
これをゲストの人数分行います。
かかる時間は1人につき、3分程。
外国国籍の場合、パスポートの取得が必要なので、少し時間がかかります。
ではこのチェックインシステムの導入にはいくらかかるのでしょうか。
・料金体系(あんしんステイIOTの場合)
- タブレットレンタル料 1,800円
- 機器保守 500円
- 管理ツール費 1,000円
- サービス料 1,500円
の4,800円です。
タブレットレンタル料は、タブレット本体を購入する場合は無料です。その代わり1台が54,000円です。
機器保守は希望制で、断ることもできます。
管理ツール費がオペレーター側のPCに発行するアカウント料(管理画面発行)で必須
サービス料がそもそものあんしんステイIOTの利用料です。
まぁ有人対応を行うよりかははるかに格安です。
また、他社製のスマートロックを連携される場合は、別途月額300円かかります。
スマートロックとの連動も可能。
毎回スマートロックの番号を変えるにはあんしんステイIOTの場合、繋ぎこみが必要となりますが、
同、楽天コミュニケーションズ社の推奨する美和製のスマートロック(PiACK II)でも、他社製でも連動は可能です。
楽天コミュニケーションズのPiACK IIの場合は、
別途『ゲートウェイ』と呼ばれる通信端末を室内に設置することで、
スマートロックとあんしんステイIOTが連動し、鍵の暗証番号をゲストごとに設定することができます。
※一律同じ暗証番号であれば、『ゲートウェイ』は不要です。
設置場所(設置方法)
ドア付近の雨が当たらない位置に壁付け固定する方法か、
立地が広い場所だとイナバの物置のような管理人室を置いてその中に設置する方法もある。
物件によっては室内にチェックインシステムを置く方法も有効。
その場合は、事前に予約確定メールにて鍵番号をゲストに共有し、ゲストが室内に入室後、確実にチェックインシステムを起動するフローを作る必要がある。
※面倒だが、例えば現地に着いたら電話で一報を貰うような仕組みにするなどでリマインド対策。
チェックインを行わないと旅館業法違反になるので、注意。
気をつけること
・遠隔PCの台数
2つのあんしんステイIOTが物件にある場合は、遠隔PC(オペレーター用)は2つ必要。
これはあんしんIOTのアカウントが一台のPCにひとつ付与される為。
一軒家の簡易宿泊所なら一個でもちろん大丈夫だが複数棟物件が同じ敷地内にある場合は、検討が必要。
・盗難対策
屋外にチェックインシステム(タブレット端末)を置く場合、
盗難されないように固定する必要がる
・電源の確保
常に電源を入れておく必要があるので、
屋外に置く場合、電源の確保が必要
・高温・防雨対策
雨を防げるカバーなどが必須
まとめ
月額4,800円から無人施設の運営が可能になった簡易宿泊所。
今後民泊のルールが厳しく規制だらけになっていくのを考えると、旅館業法の取得ができる物件は取得に動くのもひとつの手です。
無人運営により収支が民泊と変わらなくなったので!
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