大阪特区民泊を営む際のゴミの廃棄方法について!産業廃棄物は区分け必須!
- 大阪で特区民泊をされる方で
- 廃棄物処理に関して詳しく知りたい方!
- ゴミ分別種類・掲示方法を共有します!
実際に大阪環境局にヒアリングすると、
ゴミの分別方法に関して産業廃棄物保管場所の掲示が必要だったりと
なかなかガイドラインを読むだけでは伝わりにくい点が多々あったので共有いたします!
前回は部屋に必要な清掃道具や鍵の受け渡しを保健所にヒアリングしましたが、
今回は産業廃棄物(ゴミ)についてです!
調査結果
環境局事業部一般廃棄物指導課 調査結果
7/30 11:42 ご担当:K様
『民泊を営む場合においては、
産業廃棄物とは以下のものを指す為、以下を含む場合、
規模に関わらず産業廃棄物保管場所の掲示が必須となります。』
<産業廃棄物一覧>
弁当容器・カップ麺容器・菓子袋・発泡スチロールなど
のプラスチック類、缶・びん・ペットボトル、ガラス・
陶磁器類、金属類 など
とのことでした!
一般家庭の上記の弁当容器等は燃えないゴミやプラスチックで通常通り一般廃棄物として捨てられますが、特区民泊事業を営む場合は産業廃棄物の対象となります。
その為、ほぼ全ての特区民泊の施設においてゴミ捨て場に産業廃棄物の捨て場の掲示が必要となります。
(ゲストの捨てるペットボトルなどが確実にゴミとして出るので)
尚、参考までに掲示の記載ですが、
国家戦略特別区域外国人滞在施設 経営事業特定認定申請・変更認定申請等の手引き
の22ページに図が載ってまして、
このような掲示が保管場所に必要です。(保管場所は一般廃棄物と同様の場所で構いません。)
記載の詳細としては、
- 廃棄物の種類
廃プラスチック・金属くず・ガラスくず - 管理者名
事業主の連絡先(※産業廃棄物回収業者ではなく、事業主の記載!) - 管理者連絡先
事業主の連絡先 - 最大保管高さ
空欄で構わない
ゴミの出し方・廃棄方法
担当者の方からはゴミの廃棄は廃棄場所など、大変細かくご説明いただいたのですが、
重要なポイントはこんなところでした。
- 廃棄物回収業者が指定業者か確認する(市又は府どちらでもOK)
- ゴミは3つに分類すること(一般廃棄物・産業廃棄物・資源化可能な紙類)
- ゴミの保管場所は一般居住者のごみと明確に区分して保管すること
- ゲストではなく必ず運営者(清掃業者でも可)が責任をもってゴミ保管場所に置くこと
- ゴミの責任者や連絡先(事業主)の掲示をすること
でございます。
全ての書類を揃えたら、、申請へ
申請スケジュール
- 書類一式揃えて、担当窓口へ。
- 窓口で書類に基本的な不備が無いか担当が確認をする。
- その後、保健所担当が現地調査の日程を決める。
- 日程決めは双方の都合の良い日程で調整。
- 現地調査と平行し、書類一式の最終確認を保健所内で行われる。
- 不備が無ければ、現地調査後標準処理時14営業日で認定が降りる。
※保健所の方でも、上長に確認申請を上げるので、認定が降りない書類があったら、再度修正後の書類の提出が必要。
具体的なご質問がある方はこちら
本件をもっと具体的に聞いてみたい方や、それ以外のゴミに関するお問い合わせは環境局へ
<お問い合わせ先>
環境局事業部一般廃棄物指導課 電話:06-6630-3271
環境局環境管理部産業廃棄物規制担当 電話:06-6630-3284
お役立ちできれば幸いです!
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