■目次
【タニシ】東京の川・池・沼で獲れる淡水貝!はコレだ!飼い方・寿命・繁殖方法をまとめてみた!【二枚貝ガサガサ】
都内の川でガサガサしてタニシやカラスガイなどの二枚貝を獲りに行きたい方へ!
アクアショップで淡水で住む貝を購入しようとするとそれなりの値段がします。
そこでガサガサで捕まえられる淡水貝とその生息地域・飼い方・寿命・繁殖方法をまとめてみました!
久しぶりのガサガサ
ヌマエビ、ザリガニ、シジミ?、タニシあとわからん、、
これなんですかね?
ヌマエビも何かよくわからないです
オレンジ色のザリガニも採れました pic.twitter.com/aNf11JpWNB— ピロ@アクア (@piroaqua) 2017年3月2日
週末の川ガサガサ
二枚貝とメダカ。タナゴは厳しくなってきました。 pic.twitter.com/429uyLXR8i— blue field (@bluefield0812) 2017年10月2日
都内で獲れる淡水外貝は大きく分けて2種類で、巻貝と二枚貝です!
巻貝
- イシマキガイ
- タニシ
- カワニナ
- サカマキガイ
・イシマキガイ
View this post on Instagram
・タニシ
View this post on Instagram
・カワニナ
View this post on Instagram
・サカマキガイ
View this post on Instagram
生息地域
都内だと、水元公園や曳船親水公園などの用水路に多く生息しています!
獲り方
Youtubeの動画を拝借。3:08くらいでガサガサした結果タニシ捕まえられていますね!
主にタニシ・カワニナはコンクリートや、シダなどの水生植物にくっついているので、ガサガサ用の網などで救うようにして獲ります!
飼い方
タニシは、他の魚と一緒に飼っている場合、水中に発生したコケや、魚の残りエサ、有機物、水草をエサにしますので特にタニシにエサをあげる必要はありません。
ただ、真水でタニシのみを飼っている場合は、水を屋外に出してグリーンウォーターにしてあげる(植物プランクトンを発生させる)か、
水草を入れるか、少量の魚のエサを与えてあげてください。この場合のエサは稚魚用の下記のようなエサがおすすめです。
繁殖方法は?タニシの増やし方
実はタニシは胎児生で、体のなかで卵を育てて、稚貝をそのまま産みます。
子供のタニシは親タニシと貝の巻き方が異なりこれもまた、可愛いです。
ペアで買っていれば、自然と水槽に子供が1匹増えていたりします。
繁殖スピードもゆっくりでほんとに気付いたら1匹増えているという感じです。半年に5~10匹くらいでしょうか。
ちなみに、オスメスの見分け方も可愛く、
右側の触覚がくるんっとカールしてたらオス、まっすぐになっていたらメスです。
寿命は?
自然界では2~3年は生きると言われています。
飼育事例では5年を超えても生きている例もあるので、長生きです。
水槽には何匹のタニシが適正?
なかなか難しい質問なのですが、
コケが目立たなくなり、水が濁らなく、それでいて、それぞれのタニシが餓死しないくらいが水槽に対してちょうどいい匹数になります。
筆者自宅の水槽では、30cm水槽あたり4〜5匹おりますか、少しコケが発生する程度なので、このまま維持しています。
ただ、メダカの稚魚を育てる為に、あえて屋外水槽でグリーンウォーターを発生させている場合は、タニシを入れてしまうと1日でクリーンな透明な水になってしまうので、グリーンウォーターを作りたい場合は、入れないほうが良いでしょう。
ちなみに、屋外でタニシを買っている場合、本来なら水位のところまでしか移動しないタニシですが、
雨が降るとタニシが水槽の雨水を伝って外に飛び出ていってしまうこともあります。
気付いたら地面で干からびていた、、なんてことも。。
でも1日~2日くらいなら殻内に溜まった水分で生き延びていてくれていて、
また水槽に戻すと元気を取り戻してくれる(!)場合もありますので、そっと戻してみましょう。
タニシのまとめはこちら!
二枚貝
- イシガイ
- カラスガイ
- マシジミ
- ドブガイ
・イシガイ
View this post on Instagram
・カラスガイ
View this post on Instagram
・ドブガイ
View this post on Instagram
・マシジミ
View this post on Instagram
生息地域
流れの緩やかな浅瀬の用水路などをガサガサしてみてください。
獲り方
6:14くらいから!
泥が多い沼などの地中に身体半分だけ埋まってたりするので、泥ごと救うようにして獲ります。
浅瀬の用水路だと、素手でも全然獲れちゃいますね。
飼い方
二枚貝は、いつも身体の半分のみを地上に出し、もう半分は地中に潜り込ませています。
その為、二枚貝が潜るための底砂は必須です。
それだけでなく、二枚貝がしっかり潜れるように砂目が細かいものを使うことが重要です。
例えば、田砂やセラミックサンド、ソイルなどです。
市販の物だとこのタイプなどが水質を浄化してくれるバクテリアが混入されているのでおすすめです。
田砂やソイルは土中にバクテリアと栄養分が含まれているため、
二枚貝のえさとなるプランクトンが沸きやすい環境になります。
ちなみに底砂の量ですが二枚貝の全身が埋まるよう、深めに約7cmほど敷いておくと良いでしょう。
また水草を入れてあげましょう。
水草には水質を安定させる要素があり、二枚貝が主食とする植物プランクトンが沸きやすい環境作りをしてくれます。
自然の二枚貝は、金魚藻と呼ばれるマツモやアナカリス、カボンバの生えている環境で生息しているので
これらの水草を入れてあげると良いでしょう。
また水草を育てる為にも光量を確保してあげて、
定期的に水草用の肥料を入れてあげましょう。
そしてエサ。これが一番大事な項目かもしれません。
土と水質の環境は完璧なのに、二枚貝が死んでしまう、、
その原因のほとんどが、実はえさが食べれないことによる餓死なのです。
二枚貝は水中を漂っている植物プランクトンを主食とし、水ごと吸い込んで食べています。
植物プランクトンの中でも珪藻をよく好んで食するというデータもあります。※
※参考:保護池における水質の変化に伴う珪藻量の 変化とそれに同調するドブガイの成長速度
その為水槽内にはこの植物プランクトンが繁殖する条件を整える必要があるのですが、
屋内での水槽では、この植物プランクトンを発生させることがなかなか難しく、
その為二枚貝の食べるえさが発生せず、そのまま餓死してしまうのです。。
これが室内での二枚貝の長期飼育が難しいと言われる所以となっています。
植物性プランクトンを始めアミノ酸やビタミンなどの入った専用のエサを与えてあげてください。
ただ、ちょっと高価です。。
また、水温を極端に変化させないことも重要です。
室内飼いの場合、夏でも水温の上限を水槽用クーラーなどを使い、23℃以下にすると良いです。
冬〜春は飼育水温が下がりますのでヒーターなどを入れ、最低水温5℃以上になるよう気をつけてあげて下さい。
二枚貝のまとめはこちら!
まとめ
水槽にポンっと入れておくだけで、あっという間にコケやゴミを取ってくれてろ過し水質を整えてくれる淡水貝たち!
底砂の残りエサ、石やガラス面に付着した藻類をまるでブルドーザーのように食べてくれるので、生物兵器とも呼ばれています。笑
タニシなどであれば、飼い方も淡水魚と一緒に飼っている場合は特に世話をする必要はないので、とてもラクチン!
愛らしくも他の魚との共存に欠かせない存在のタニシ、ぜひガサガサして捕まえて、飼ってみてください!
二枚貝を購入するときはオンラインショップがおすすめ!おすすめショップ3選!
タニシのまとめはこちら!
二枚貝のまとめはこちら!
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。