■目次
茨城県ひたちなか市周辺で民泊需要をリサーチ!
全国の主要都市に絞って宿泊施設(民泊)の立地調査をしておりますが、今回で4回目!
本日は牛久大仏・花火・ロックの県、茨城!
を市場調査してみた!
- 滋賀県で民泊、ゲストハウスを考えている!
- 滋賀県の宿泊需要を調査している!
茨城県ひたちなか市の民泊・ゲストハウスマーケット
《茨城県マーケット》
- 観光入込客実人数 平成 27 年の入込客数(延べ人数)は 5,704 万人
- 外国人宿泊客延べ数 235,000人(全体の0.4%ほど)
【月別観光客数】(単位:千人)
1 月 5,342
2 月 2,648
3 月 4,117
4 月 4,137
5 月 6,001
6 月 3,843
7 月 4,168
8 月 8,261
9 月 4,093
10 月 5,660
11 月 5,409
12 月 3,361
入込客を月別にみると,8 月,5月, 10 月,1 月の順に多くなっている。
特に 8 月の入込が他の月に比べ多いのは,海水浴や行祭事・イベント等の効果によるものである。
※夏場は、国営ひたち海浜公園や土浦全国花火競技大会・音楽フェスなどのイベントで入込客数が増加
【行動目的別観光入込客延べ数】
「行祭事・イベント」21.6%
「歴史・文化」20.4%
「スポーツ・レクリエーション」16.9%
イベントがある時に来る方が多い。
【性別】
- 男性:48.9%
- 女性:51.1%
とほぼ同等
【平均同行者数】(旅行は何人でいくか)
3.6人
【個人・グループ別入込状況】
「家族」が最も多く65.6%、次いで「友人・知人」が19.1%
家族連れが多い。
【主要観光地点・主要観光施設・主要観光行事別観光客数】
ひたちなか市 3,775,800人
※茨城県の中で観光客数No,2!
【海水浴客の海水浴場別人数】
ひたちなか市
- 阿字ヶ浦海水浴場 91,494人
- 平磯海水浴場 39,448人
- 姥の懐マリンプール 12,590人
【周辺スポット参考情報】
周辺スポット参考情報
ひたちなか市のロックインジャパンフェスティバル では250,000人が訪れる。
【概算ADR(一泊あたりの宿泊単価)の算出】
類似の近隣宿泊施設(一人あたりのADR)
①つるやホテル 食事有り 7,300円/人 ※2人部屋
食事無し 6,300円/人 ※2人部屋
②米屋旅館 食事有り 6,500円/人 ※2人部屋、2食付き
食事なし 4,000円/人 ※2人部屋
③オーシャンフロント 食事有り 22,000円/人 ※2人部屋、
食事なし プラン無し
④潮騒の宿 丸徳 食事有り 10,800円/人 ※2人部屋
食事なし プラン無し
近隣ホテルの食事なしプランのADRが一人あたり5000円~6000円となっております。
【概算OCC(稼働率)の算出】
周辺施設をOTAサイトのカレンダーで確認すると平均稼働率が50%~60%で推移している。
飲食つきのラグジュアリータイプ(オーシャンフロント)であれば稼動は70%を超えている施設もあり。
※詳細は上記ホテル名クリック後のカレンダーより。
(OCCに関して補足事項)
■海・花火・音楽イベントあり
夏場は、国営ひたち海浜公園や土浦全国花火競技大会などのイベント時は特に入込客数が増加。周辺物件稼働率が大きく上がる。
※(ちなみに、8月4日(土)・5日(日)、11日(土・祝)・12日(日))はロックフェス開催で宿泊施設が完売する。→前後の日程で30万人来訪する。
おまけ①:茨城県都市別お勧め立地
- 水戸市
※偕楽園、弘道館公園 - 笠間市
※笠間つつじまつりや神社巡り、笠間焼作成など観光イベントで観光客増 - つくば市
※筑波山、東京からはつくばエクスプレスもあり国内観光客が多い - ひたちなか市
※国営ひたち海浜公園 (ちなみに、8月4日(土)・5日(日)、11日(土・祝)・12日(日))はロックフェス開催で宿泊施設が完売する※前後の日程で30万人来訪する。 - 大洗町
※アクアワールド大洗 - 土浦市(牛久市)
※牛久大仏、霞ヶ浦(公園、サイクリング、湖、ヨットハーバ)、土浦花火大会
おまけ②:茨城県で民泊・旅館ホテルの無人運営はできる?
〒312-0005 茨城県ひたちなか市新光町95
029-265-5515 担当:●●さま 2018/7/20 12:40
無人運営に関しては駄目とは言えない。各方面と相談しながら進めていければと思います。
との回答。
※ちなみに、日立市保健所も同様の回答。 管理人が居ないのはやむを得ない。とのこと。
結果、茨城県では改正旅館業によるICT機器を使った無人運営が可能でした!
【結論】
茨城県内でも観光客数第2位のひたちなか市。
観光地利用者統計調査結果によると、「家族」連れの割合が65.6%で平均帯同人数も3.6名でファミリーが同じ部屋に泊まれる一軒家タイプの民泊施設は需要があると考える。
夏場はひたちなか市の海水浴客だけでも15万人を超える観光客が来るので、この時期は一面の物件で高単価で高稼働が狙える。
旅館業取得基準も緩めなので、用途地域が住専以外の場合は旅館業取得も視野に入れるのも良いかも。
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