【メダカ・屋外】メダカ水槽にブクブクは必須!?→屋外水槽でエアレーションなしでもメダカを育てる3つの方法!
『メダカの水槽にはブクブク(エアレーション)は必要なのか?』
という質問に対しての結論は、こちら!
- 屋内の水槽ではブクブク必須
- 屋外の水槽ではブクブク要らない
です!
今回は屋外水槽でメダカを飼う場合の注意点を3つピックアップして、メダカちゃんがすくすく育つ環境つくりのお手伝いの参考になれば嬉しいです!
・ツイッターの皆さんの感想
メダカにブクブクって意味あるのかな
ブクブクやらなくても死なないけど— Mazzio (@masamasa_yk) 2018年8月5日
メダカ飼うときはブクブクつけたらあかんで あれで水流ができたら流れに逆らって泳ごうとするから体力使って長生きせーへんで!#突然どうした
— Mr.クラレット⚒🌻 (@BulletWest) 2015年2月18日
屋外の水槽ではブクブク要らない→なぜ?
通常水槽に水を入れておくだけで、自然と水中に空気中の酸素が取り込まれます。
メダカは体格も大きくならない魚ですので、必要な酸素量も少なめです。
屋外の水槽は自然の風で水面が揺れ、水中に酸素が取り込まれる量も多いので、メダカに必要な酸素は行き渡りやすく、ブクブクは特に自宅の屋外メダカ水槽では入れていません。
ブクブクを入れていなくとも、室内メダカよりも心なしか屋外水槽にいるメダカの方がぐんぐん成長し大きくなっています。
ただし、注意点として、
- 水槽の口(水面)が小さい水槽
- 水草入れすぎ
- メダカ個体入れすぎ
には注意してください。
・水槽の口(水面)が小さい水槽はダメ→水槽は深さよりも広さ
水面が広いほど空気中の酸素が水中に溶け込みやすくなりますが、
水面が狭いもの(ペットボトルやとっくりのような容器)では、空気がうまく水中に取り込まれずメダカにとっては酷な環境となってしまいます。
水槽は深さよりも広さの方が大事です。
・水草入れすぎはダメ→ホテイアオイ1つとカボンバ3本くらいで充分
ブクブクを使わなくても酸素を出す方法として、水草(カボンバやホテイアオイなど)を入れる方法もあります。
ただし、水草の場合は酸素をつくる光合成は起きる日中にのみ起き、夜間は通常通り二酸化炭素を出す呼吸を行います。
その為、過剰に水草が入っている水槽だと夜間に水中の酸素が不足し、朝になったらメダカが全滅、、
ということにもなりかねません。水草はメダカのごはんになったり、卵を産みつけたり、水中のバクテリアの住処になったり、水質を安定化させてくれるなどメリットが多いので、ぜひ水槽に入れて頂きたいのですが、入れすぎには注意です。
写真のような半径30cm くらいの水槽では、ホテイアオイ1つとカボンバ3本くらいで充分です。
・メダカ個体入れすぎはダメ→メダカ1匹に対して水1リットル
メダカ水槽の水量に対するメダカの数の目安は、メダカ1匹に対して水1リットル です。
メダカの数に対して水量が少なすぎると、水中の酸素濃度が不足してしまい、それだけ酸欠になりやすくなります。
『メダカ販売所のプラケース(トロ舟)ではブクブクが入っているじゃないか!』
という意見もあると思いますが、販売所のトロ舟のサイズはW61×D47×H20cmのものが多く、
このトロ舟に入る水量は約40Lで、目安のメダカは40匹となりますが、販売所では40匹を軽く超え、200匹くらい入れて繁殖させているケースがほとんどです。
その為、余計な水流を発生させてしまいますが、ブクブクが必要なのです。
室内の水槽ではブクブ必須→水流は弱めに設定
室内の水槽は屋外水槽とは違って、自然の風などで水面が撹拌されにくく、自然の酸素の取り込みも少なくなり、
水も動かないので水自体が腐りやすくなります。その為、ブクブクがあった方がいいでしょう。
ただし、注意点として、
- 水流を強くしすぎ
には注意してください。
・水流を強くしすぎ→水面が微かに揺れるくらいの水流で充分
自然のメダカは、ほとんど流れのない水路や田んぼに住んでいます。
メダカは身体の構造上、長時間早く泳ぎ続けられる魚ではない為、常に水流が発生しているところが苦手です。
その為、ブクブクによって強い水流が起きてしまうと、メダカにとっては酸素が補給されるメリットより、水流による泳ぎ疲れのデメリットの方が大きくなってします。
室内水槽でメダカを飼いブクブクを水流を発生させる場合は、ぜひ弱めの水流が調整できるものを選択してあげてください。
こちらの水流も調整出来て音が静かなタイプはひとにも優しいですね。
まとめ
- 屋内の水槽ではブクブク必須
- 屋外の水槽ではブクブク要らない
でした!
今回は屋外水槽でメダカを飼う場合の注意点を3つピックアップしました!
メダカちゃんがすくすく育つ環境つくりのお手伝いの参考になれば幸いです!
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