【屋内ビオトープ】メダカの卵・稚魚は日光・太陽に当てる必要あり?→当てなくても大丈夫!【グリーンウォーターを作ろう】




メダカの卵・稚魚は日光・太陽に当てる必要あり?→当てなくても大丈夫!

メダカ水槽は日光の当たる場所に置いた方がいいって聞く。

でも家はベランダのないマンションなどでどうしてもメダカ水槽を屋外に出せない・・!

でもメダカが抱卵していて卵を隔離してあげたい!メダカの卵・稚魚水槽は日光に当たらなくてもいいの・・?

という方へ向けて、今回はメダカの卵水槽は屋内設置可能かどうかについて解説していきます!

 

結論

卵の状態では日光に当てなくてもOK!

ただし、カビを避ける為水道水での水の入れ替えを行い、稚魚が孵ってからはなるべく屋外に出してあげましょう。

 

メダカの卵は日光当てる必要あり?→当てなくても大丈夫!

我が家ではいくつかの水槽で別々の種類の稚魚を育てているのですが、

そのうちのひとつの水槽は完全に屋内飼育です。

卵の状態で簡易飼育ケースに隔離して、室内の居住用ライトはあるものの、水槽用のLEDなどの光も特に当てずに水の入れ替えだけを行っておりました。

が、無事稚魚たちが生まれ大きくなっていっています。

飼育場所が限定されていてどうしても屋外付近に出せない、のであってもメダカ稚魚の育成は充分に可能です。

 

とはいえ成長するために日光は重要

屋外に水槽を置いて日光を当てるメリットは水槽がグリーンウォーターになることが挙げられます。

上の動画は我が家のグリーンウォーター水槽です。稚魚が嬉しそうに泳いでおります。

 

このグリーンウォーターの緑色の正体は植物プランクトンです。

この植物プランクトンはメダカの稚魚のえさになったり、

フンを分解してくれたりとメリットだらけなので、グリーンウォーターを発生させることが出来るとメダカの稚魚の生存率がグッと上がります。

 

グリーンウォーターのメリット

  • メダカの稚魚のえさになる
  • 糞などの有害物質を分解してくれる
  • 植物プランクトンに含まれる栄養価でメダカ自体の発色が良くなる

特に稚魚によっては、うまくこな餌を食べれない個体もいるので、そんな稚魚でもスクスクと育つことができるのです。

どうしても屋外に出すことができず、グリーンウォーターを作れない場合は

 

通販サイトなどで購入できる種(タネ)水を混ぜて養殖グリーンウォーター化させてあげてもいいですね。

稚魚が孵った場合は屋外に出せないにしても、なるべく日光の当たる窓辺などに稚魚水槽を置いてあげましょう。

 

卵にカビが繁殖するのを避けるため水道水で水の入れ替えを行おう!

メダカの卵にカビが生えてしまってらいつまでたっても稚魚が生まれくることはありません。

室内水槽は日光が当たらないため、水温も低く、カビも繁殖しやすい環境となります。

そこで大事なのが、

  • 水道水で満たされた容器に採取した卵を投入すること
  • 日々水道水でメダカの卵水槽の水換えを行うこと

です。

そもそもなぜ卵にカビが生えてしまうのか、なのですが

これはメダカの卵にも有精卵と無精卵(白っぽくなっている卵ですね)があり、

無精卵に関しては全く有機物が含まれず、細菌に対する抵抗力が全くない為、カビなどを発生させやすく、

そのままカビ菌の餌食になってしまうのです。

この無精卵についたカビが他の有精卵にも付着して元気だった卵も一緒になって腐ってしまうのです。

ですが、水道水に含まれるカルキ(細菌を殺す働きをする)を定期的に注いであげるだけで、カビが発生してくる頻度は激減します。

屋内のメダカ卵隔離水槽では水道水での水の入れ替えを行ってあげてください。

 

まとめ

結論

卵の状態では日光に当てなくてもOK!

ただし、カビを避ける為水道水での水の入れ替えを行い、稚魚が孵ってからはなるべく屋外に出してあげましょう。

結論、急いで卵隔離水槽を屋外に出す必要はありませんでしたが、水道水で水の入れ替えをしてあげて、

カビの生えない環境を作り、稚魚が孵ってからはなるべく窓の近くに置いてあげて少しでも陽があたる環境に置けたらベストです。

稚魚はうまく餌を食べられない個体も多いので、グリーンウォーターにしてあげれるといいですね。

 













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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。