■目次
【捕まえる・ヨシノボリ】ヨシノボリ・ウキゴリ・ヌマチチブの違いは!?寿命・飼い方・育て方・種類をピックアップ【ガサガサ】
虹色の婚姻色が美しいヨシノボリや、フワフワと水中を漂うウキゴリ、ずんぐりむっくりのヌマチチブなど、
淡水ハゼの仲間は可愛い種が多いです!今回はこの3種の違いや、
それぞれの飼い方・育て方・ガサガサ(捕まえ方)などをピックアップしてご紹介していきます!
・ツイッターの皆さんの感想
ヨシノボリ観察中。可愛い。 pic.twitter.com/FKzta9y55D
— 野本裕之 (@omoton) 2017年7月5日
念願のヨシノボリ採れた!可愛いー!さあ、明日は1日バイトだ pic.twitter.com/LpqvrSXagj
— Meles.Kamigorou (@lupus_hunterx2) 2014年12月21日
日本淡水魚の底者ってなんでこんな可愛いんだろう…
ドンコ欲しいのになかなか居ない…
カジカ、ヌマチチブ、ヨシノボリとかばっか pic.twitter.com/0hzMqhJ2qh— 山(やま)&Suke (@yammmmmmmmmmw) 2018年7月2日
ヨシノボリ?ウキゴリ?ヌマチチブ?違い
出典元:広島市水産復興センター
ヨシノボリ・ヌマチチブ・ウキゴリ。この3種ですが、なかなか見分けることが難しいので、今回区分けの方法をご紹介します!
・ヨシノボリ
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ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属の総称。クロダハゼとも呼ばれる。
他の2種と見分ける方法としては、ヨシノボリは眼から口にかけて赤褐色の線が入るものが多いということ。
婚姻色の出た大型のオスは、熱帯魚のような鮮やかな色彩が現れ、青地に赤の複雑な模様や、尾びれの縞模様は見ごたえがあります。
ヌマチチブとの見分けのポイントは、 ヨシノボリの方が頭が小さく尖っていてスラッとしており8頭身あります。
繁殖期にオス同士が出会うと口を大きく開き、 威嚇し合う姿が見れます。
ヨシノボリは、おなかのヒレが吸盤になっていて、水槽の壁や、コンクリートなどの場所も登ることができます。
水生植物である葦(ヨシ)にも登ることができるのでそこから『ヨシノボリ』と名付けられました。
プランクトンや虫を食べて育ち、4~10月に、川に登って産卵します。
寿命は野生化では3~4年。
・ヌマチチブ
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スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種
いわゆる『ハゼ』・『ダボハゼ』の愛称で親しまれている魚。
身体は円筒型でふとくてみじかい。顔の横(ほほ)からお腹のあたりまで白い斑点が散在しており、胴体(わき腹のあたり)には茶色の縞模様が入っている。
頭部が丸く大きく、先ほどのヨシノボリが8頭身だとするとヌマチチブは6頭身ほど。口も大きい。
全国に分布しており、茨城県の霞ヶ浦などでよく見られる。
全長は10cmほどになる。
寿命は1年、とちょっと短命。
・ウキゴリ
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スズキ目ハゼ科に分類される魚。ゴリとも呼ばれる。
全長は13cmほどにもなり、他の2種と比べて一番大きい。
見分け方としては頭は上からぎゅっと潰されたようなかたちをしており、
体色は半透明の黄褐色で。また全身に黒い点があります。
他のハゼ類と違い水中に浮かんで泳いでいることも多く、この中層水域でフワフワと浮いているように泳ぐ習性から 「ウキゴリ」の名がつきました。
流れが緩やかで水草が生えている区域に生息していることが多いです。
寿命は3年ほどです。
捕まえ方・ガサガサ
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流れが緩やかで水草が生えている区域に多い。水底の石や人工構造物などが集まる隠れ場。
その為、生息していそうな場所でタモ網でガサガサするのが一番。
居そうなところ(芦や水草の茂み、岩など)に狙いを定めて網を構え、片方の足でガサガサ軽く踏むようにして追い込んで捕える。
ヨシノボリとヌマチチブは基本的に水底におり、水底の泥と一緒に掬う方法で捕まえられる。
ただしウキゴリの場合は、川の中流の水域をフワフワしていることが多いのでガサガサする場合はモツゴなどを捕まえるとき同様、壁際に追い込んでいくのが良い。
飼い方・育て方
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水の汚れにも強く丈夫で、食性は雑食性で、藻類や水生昆虫やミミズ、エビ、魚の卵や稚魚など基本的になんでも食べるので飼いやすい。
ただし一緒に飼う魚の大きさに注意。自分と同じくらいの魚であれば襲って食べてしまうことも。
同じ種の雄同士でも縄張り争いをするので、小さい30cm水槽でも飼うことができるが、その場合は個体数を5匹以下にすることが望ましい。
全長は10cmほどにはなるため、他の魚と混泳させる場合は60cm水槽がお勧め。
自然のヨシノボリは、岩や倒木など、体を隠す場所が多い場所や礫底などを好むため、水槽で飼う場合は筒や植木鉢、石などの隠れ家を用意してあげると良い。
エサ
雑食性で藻類や水生昆虫やミミズ、エビ、魚の卵や稚魚などなんでも食べる為、他の魚と混泳させている場合は、その魚用のえさで大丈夫。
特別にヨシノボリを狙ってエサをあげる場合は、イトミミズなどがお勧め。
混泳
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ヨシノボリ類よりもひとまわりもふたまわりも大きい種なら可能。
ウグイやドジョウ類なら大丈夫ですが、メダカや小さいモツゴなどは捕食されてしまいます。
また同じヨシノボリでも雄は繁殖期になると縄張りを作り、縄張りに侵入する他の雄を激しく攻撃する習性があるので、
その場合は攻撃するオスを別の水槽に分けてあげましょう。
繁殖
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川底の石の下などに巣穴を掘って雌を誘い、その巣穴の中で産卵を行う。自然界では空き缶などを利用する場合もある。
隠れ家を作ってあげるとその中で産卵する場合も。
値段
1匹あたり300円ほどです!
まとめ
水の汚れにも強く、多少の環境の変化は全く気にしないくらい生命力が強い種なので、初心者の飼育にもお勧め!
ただし、小さい魚との混泳や雄同士の縄張り争いに注意!
ヨシノボリは繁殖期になると固体ごとに違う婚姻色が現れるので観賞していても癒される魚です!
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ハゼも大切に飼ってあげれば3年ほどは生きてくれます。
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おススメWEBショップはチャームさん、川村淡水魚販売さんなどです。
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