■目次
【マザーハウス】メンズにもお勧めバングラデシュ発!本革バッグ!代表 山口絵里子さんの商品にかける思いとは!?
made in Bangladesh の特徴的なバングラデシュの特産品:ジュード(黄色い麻)を
バッグの素材に使ったMOTHER HOUSEの商品。
本来このジュードという素材はバングラデシュでは主にコーヒー豆を入れる用途に使っていました。
しかし、このジュードはカラフルでとても綺麗で、良質で。
ここに目をつけたのが台東区上野にオフィスを構える
『MOTHER HOUSE』
このジュードから生まれたバッグは男性へのプレゼントにもお勧めです。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」
これがマザーハウスのコンセプト。
代表の山口絵理子さんは当時24歳で単身バングラデシュで起業しました。
「途上国からブランドを作ること」と、「働ける国を増やすこと」。この二つが、私の事業の目的です。
引用元:Fobes
▼商品紹介
・Mede in バングラデシュのグラントート
自分も3年使ってますが、まだまだ現役です。
途上国の製品なので、印象としては安かろう・悪かろうと思われるひともいるかもしれません。
でもMOTHER HOUSEのバッグは適正な価格で本国で売買することで、
途上国に売上を還元し、その上で品質管理を徹底しているので、おしゃれで高品質です。
3年以上が経ちましたが、全くヘタれず使い込まれたバングラデシュの革が良い感じ出してます。
・バッグinバッグ
中にはバッグinバッグがついており、メモ帳や、壊れやすい電子辞書などの小物をしまっておけます。
自分はKindleが丁度良いサイズなのでしまっています。笑
またバッグinバッグがあることで、間仕切りとしている使うことが出来るので
左右でパソコンとノートなどそれ以外のものを収納を使い分けられます。
出典元:MOTHER HOUSE
・裏地
また裏地が可愛いです。
裏地はバングラデシュ産のジュード柄。
バッグによってひとつひとつ異なり、好みのものを選べます。
トートの口にはチャックも付いており、雨の日もへっちゃらです。
でも品質が良いのはもちろんなのですが、
ファンになるのは心打たれる創業ストーリーがあるからです。
▼創業ストーリー:情熱大陸より
自分がマザーハウスを知ったきっかけが当時の情熱大陸と書籍『裸でも生きる』だったのですが、
マザーハウス代表の山口絵里子さんの想いが、そのストーリーがファンを引き寄せてるんだなぁと思います。
24歳で起業した山口さんは単身バングラデシュに渡ります。
・バングラデシュで起業したきっかけ。
22歳の大学院生のとき、インターンとして働く途上国援助の為の国際援助機関で
”ああ、現場と離れているな”と感じた山口絵里子さん。
ほんとにコンピュータの前に座って、数字を動かしてお金だけ流れていく
『今年はこの国にこれだけ、援助。この国にはこのくらい』って。
予算だけ作って。これって本当に届いているの?って問いかけても誰も答えてくれなかった。
だから、自分の目で見てみようと思った。たとえ1週間でも2週間でも。
そこで発展途上国のバングラデシュに飛び立ちます。
その地で奇跡の出会い。バングラデシュの特産品ジュード(黄麻)を見つけます。
この生地で可愛いバッグを作れたら、先進国に売れるかも、と。
最初は工場に委託。月産1500個のバッグ。
出来上がったバッグはほころびばかりで、
バッグ一個一個指摘が必要だったとのこと。
・当時の環境
26歳当時の社長自身の月給は25万、アルバイトは1.5万で採用。
(バングラデシュでは7500円が月給の平均)
アルバイトは、平均2倍の月給で採用。その理由は長く仕事を続けてやりがいを持って打ち込んで欲しいから。
とはいっても、バングラデシュでは日本より人の時間がゆったり流れているので、仕事が遅い人も。
懸命に時間をかけながらスタッフの方に教えたそうです。
・山口絵里子さんについて
すごく良く笑い、笑顔が似合う。
なにか失敗があっても、例えば2000個発注したのに、1000個しか出来てない、とかが起こっても、
『こんなんいつもです。またイチからです。あはは笑 』
と笑い飛ばす。
『どんなことでも現場に足を運んで見聞きし、話をする。
ぜったい、第二第三の情報は頼らない。本に書いてあるとか。人から聞いたとか。
それって間違っている可能性あるし、それって主観じゃないですか。
誰かの誰かの話であって。自分の目で見るまで信じれない。
誰を責めるの?ってなったときに他人じゃないですか。環境じゃないですか。
でも自分の目で見たことで、自分で決断したことなら、自分の責任であって。後悔はない。』
最初は発展途上国の人の為に何かが出来ないか、と思ったそうです。
でもバングラデシュの物乞いに援助をするだけじゃ、何も変わらない。
ビジネスを通じてバングラデシュを力づけようとしているその姿。
ビジネスを通じての援助であれば、それは持続的である。
仕事があれば、バングラデシュの人々は自身を持って生きていける。
あきらめたくなかったから。できるまでやるって決めた。
色んなひとに無謀だって言われた。でもそうなのかなぁって、
みんな知らないだけなんじゃないかなぁって、そう思った。
この国のひとはできるって思った。
座右の銘は
『keep walking』
何があっても歩き続けるよ。ってこと。
色々な思いから出来上がったこのジュードのバック。
ステキなストーリーと、製品の品質が素晴らしいです。
・ブランドプロモーションMovieはこちら。
途上国から世界に通用するブランドをつくる。
▼店舗
本店の上野、銀座・谷中銀座など関東21店舗。
店舗の方は皆さん親切丁寧な接客でした。
一度バッグの手持ち部分の塗装が剥がれてしまったときには、一生懸命塗って頂きました。
スタッフさんからは毎年、お手紙が届きます。
▼書籍紹介
上記の内容をめちゃくちゃ臨場感たっぷりに記してあります。
女性ひとり、バングラデシュに渡り、工場ごと夜逃げにあったり、騙されたり、、
異国で健闘する姿は涙無しには読めません。
起業当時はほとんど、私ひとりでやっていました。
発注数を決めるのも、素材調達するのも、検品仕様書を作るのも私でした。
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