「Instagramをずっと公開アカウントで使っていたけど、フォロワー以外の知らない人にも全部見られていた」「Xで昔の呟きを検索されていたことを知って背筋が凍った」
正直に告白すると、これは1年前の私の実話です。SNSを使い始めてから何年も、プライバシー設定を一度もちゃんと確認しないまま使い続けていました。「別に悪いことしてないし、見られても大丈夫でしょ」と思っていたんです。でも、ある日知人から「ねこさんのInstagram、位置情報がついてることがあるよ」と指摘されて、初めて自分のアカウントを真剣に見直しました。



この記事では、SNSのプライバシー設定を何年も放置していた私が、実際に直面したリスクと、見直した7つの設定変更を、Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・LINEの具体的な手順つきで解説します。iPhone・Android両対応で、ITが得意じゃない人でもできる内容です。
- SNSで個人情報がどのように漏れるのか(知らないと怖いリスク)
- Instagramのプライバシー設定を非公開アカウントに切り替える手順
- 位置情報・タグ付けをオフにして住所を特定されないようにする方法
- XとFacebookの公開範囲を最小化する設定変更7ステップ
- 二段階認証でアカウント乗っ取りを防ぐ設定(全SNS共通)
- 設定見直し前後で何がどう変わったか(実体験ベース)
- よくある「やらかし」パターンと対策
■目次
- 設定見直し前 → 見直し後の変化を正直に書く
- 設定1:Instagramを非公開アカウントに切り替える(最重要)
- 設定2:位置情報とジオタグを完全オフにして住所を守る
- 設定3:X(旧Twitter)の検索と過去ツイートの公開範囲を絞る
- 設定4:二段階認証を全SNSに設定してアカウント乗っ取りを防ぐ
- 設定5:FacebookとInstagramのタグ付け承認制に切り替える
- 設定6:連携アプリの不要な権限を削除してデータ漏洩を防ぐ
- 設定7:Facebookの個人情報公開範囲を友達のみに限定する
- SNSセキュリティの基本知識をつける
- 公共Wi-Fi利用時はVPNで守る
- 物理的な覗き見からスマホを守る
- よくある失敗パターンと対策
- SNSプライバシー設定チェックリスト(保存版)
- よくある質問(FAQ)
- 暮らしに役立つおすすめアイテム
- まとめ:SNSのプライバシー設定は「今すぐ」やるのが正解
設定見直し前 → 見直し後の変化を正直に書く
設定見直し前:「大丈夫でしょ」と思っていたら全然大丈夫じゃなかった
プライバシー設定を放置していた頃、私のSNSはこんな状態でした。

- Instagramは公開アカウント→フォロワー以外の全世界の人が投稿を閲覧可能
- 位置情報をオンにして投稿していた(自宅周辺の写真に位置情報が付いていた)
- Xは昔の呟きが全部公開→過去の発言を検索されていた
- Facebookの「友達の友達」まで誕生日・勤務先が見える状態
- 二段階認証を設定していないアカウントが3つ
- 連携アプリを削除しないまま放置(使っていないゲームアプリが10個以上)



設定見直し後:7つの設定を変えて具体的に何が変わったか
7つのプライバシー設定を見直してから3ヶ月後の変化です。
| 比較項目 | 設定見直し前 | 設定見直し後 |
|---|---|---|
| Instagramの公開範囲 | 全世界に公開 | 承認済みフォロワーのみ |
| 位置情報の付いた投稿 | 数十枚(自宅周辺含む) | 位置情報なしに統一 |
| 二段階認証の設定数 | 0(全アカウント未設定) | 主要4SNS全て設定済み |
| 不要な連携アプリ | 10個以上(使っていない) | 必要な2個だけに削除 |
| Facebookの個人情報公開 | 友達の友達に誕生日・職場が見える | 友達のみに限定 |
| SNSに使う時間の安心感 | 「まあ大丈夫でしょ」という漠然とした不安 | 何が公開されているか把握できている安心感 |



設定1:Instagramを非公開アカウントに切り替える(最重要)
結論から言うと、Instagramを公開アカウントのまま使っていると、フォロワー以外の全世界の人があなたの投稿・プロフィール・タグ付き写真を見ることができます。プライバシー設定の中で最初にやるべきは、非公開アカウントへの切り替えです。
使う前:公開アカウントで誰でも見られる状態
公開アカウントのとき、こんなことが起きていました。
- 知らない外国のアカウントからフォローリクエストが届く
- 自分の投稿がGoogleで検索に引っかかっている(Instagramは検索エンジンにインデックスされる)
- 顔写真と名前と職場を組み合わせると、個人を特定できる状態

使った後:非公開に切り替えて承認制にする
非公開アカウントに切り替えると、承認したフォロワーだけが投稿を見られる状態になります。
① Instagramアプリを開く
② 右下のプロフィールアイコンをタップ
③ 右上の三本線(ハンバーガーメニュー)→「設定とアクティビティ」
④「アカウントのプライバシー」をタップ
⑤「非公開アカウント」のトグルをオンにする
⑥ 確認ダイアログで「アカウントを非公開にする」をタップ


非公開に切り替えた後のポイントとして、過去の投稿は非公開設定になりますが、過去に「シェア」されたりスクリーンショットを撮られた可能性はゼロではありません。削除したい過去投稿は個別に消しておくのが安心です。
ビジネスアカウント・クリエイターアカウントに設定している場合、非公開にすると一部の機能(インサイト、プロモーション等)が使えなくなります。個人利用目的なら「個人アカウント」に切り替えてから非公開設定にしましょう。

設定2:位置情報とジオタグを完全オフにして住所を守る
SNSで個人情報が漏れる意外な落とし穴が「位置情報」です。スマホのカメラで撮った写真には、GPS情報(ジオタグ)が自動で埋め込まれることがあります。この設定を変えるだけで、生活圏の特定リスクを大幅に下げられます。



iPhone:カメラの位置情報をオフにする手順
① 「設定」アプリを開く
② 「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」
③ アプリ一覧から「カメラ」を選択
④「位置情報へのアクセスを許可」を「なし」に変更
⑤ 設定完了(以降撮影する写真に位置情報は含まれない)
Android:カメラの位置情報をオフにする手順
① 「設定」→「アプリ」→「カメラ」を開く
② 「権限」→「位置情報」をタップ
③「許可しない」を選択
※カメラアプリ内の設定から「位置情報タグ」をオフにできる機種もあります

また、Instagramの投稿画面でも「位置情報を追加」する機能がありますが、これも細かすぎる場所(「〇〇カフェ」「自宅周辺の公園」)を指定するのは避けた方が安全です。大まかな都市名程度にとどめましょう。
設定3:X(旧Twitter)の検索と過去ツイートの公開範囲を絞る
Xは「公開」がデフォルトのSNSです。プロフィールから過去の投稿まで、設定を変えないと全世界に公開されています。特に気をつけてほしいのが「外部の検索エンジンへのインデックス」と「過去投稿の一括公開」です。



Xの検索エンジンインデックスをオフにする手順
① X(旧Twitter)アプリを開く
② 左上のプロフィールアイコン →「設定とサポート」→「設定とプライバシー」
③「プライバシーと安全」→「検索可能性と連絡先」
④「検索エンジンによるプロフィールの表示を許可する」のチェックを外す
⑤ 設定完了
鍵アカウント(非公開)への切り替え手順
① 「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」
② 「オーディエンスとタグ付け」をタップ
③「ポストを非公開にする」をオンにする
④「ポストを非公開にしますか?」のダイアログで「非公開にする」を選択

設定4:二段階認証を全SNSに設定してアカウント乗っ取りを防ぐ
プライバシー設定の中で、「やっていない人が最も損している」のが二段階認証です。パスワードが漏れてもアカウントを守れる、最後の砦といえる設定です。


各SNSの二段階認証設定手順まとめ
| SNS | 設定場所 | 推奨方法 |
|---|---|---|
| 設定→セキュリティ→二段階認証 | 認証アプリ(Google Authenticator等) | |
| X(旧Twitter) | 設定→セキュリティ→二要素認証 | 認証アプリ(SMS方式はX有料会員のみ) |
| 設定→セキュリティとログイン→二段階認証 | 認証アプリ | |
| LINE | 設定→アカウント→パスワード+PINコード | メールアドレス登録+パスワード設定 |

① Instagramアプリ→プロフィール→三本線→「設定とアクティビティ」
② 「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」
③ 「二段階認証」→アカウントを選択
④「認証アプリ(Authenticator)」を選択
⑤ Google Authenticatorなどのアプリでスキャン→コードを入力して完了


設定5:FacebookとInstagramのタグ付け承認制に切り替える
友人が「好意で」タグ付けしてくれた写真が、実は自分にとって公開してほしくない内容だったり、見られたくない人に見られてしまう状況を防ぐのが「タグ付け承認制」です。



Instagramのタグ付け承認制の設定手順
① 「設定とアクティビティ」→「アカウントのプライバシー」
② 「タグ付けとメンション」をタップ
③「タグ付けを許可する人」で「自分のフォロワー」または「誰もタグ付けできない」を選択
④ さらに「タグ付けされた投稿を承認後に追加する」をオンにする
Facebookのタイムラインレビュー(タグ付け承認)の設定手順
① 右上の三本線→「設定」→「プロフィールとタグ付け」
② 「タイムラインのレビュー」をオンにする
③「タグ付けのレビュー」もオンにする
④ これで他の人があなたをタグ付けしても、自分が承認するまでは表示されない

設定6:連携アプリの不要な権限を削除してデータ漏洩を防ぐ
「SNSでログイン」でゲームやサービスを使い始めて、そのまま放置していると、使われていないアプリが今もあなたのSNSアカウントにアクセスできる状態になっています。これが意外に見落とされやすい情報漏洩経路です。



各SNSの連携アプリ確認・削除手順
① 「設定とアクティビティ」→「アカウントのプライバシー」→「アプリとウェブサイト」
② 「アクティブ」タブで現在連携中のアプリを確認
③ 不要なアプリを選択→「削除」をタップ
① 右上の三本線→「設定」→「アプリとウェブサイト」
② 「アクティブ」タブに現在連携中のアプリが一覧表示される
③ 不要なアプリにチェックを入れて「削除」
④「今後Facebookアカウントでこのアプリを使用しない」にもチェックを入れて削除

設定7:Facebookの個人情報公開範囲を友達のみに限定する
Facebookは他のSNSに比べて「実名・勤務先・学歴・誕生日」などの個人情報を詳しく書く文化があります。この情報が「友達の友達」まで公開されている場合、職場の取引先・知人の知人などにまで見られている可能性があります。

Facebookのプロフィール情報公開範囲を変更する手順
① プロフィールページ→「プロフィールを編集」
② 各項目(勤務先・学歴・居住地・誕生日など)の右側に「公開範囲アイコン」がある
③ クリックして「友達」または「自分のみ」に変更
④ スマホアプリからは「設定」→「プライバシー設定とツール」からも変更可能
特に「友達のみ」に設定しておくべき情報はこちらです。
| 情報の種類 | 推奨公開範囲 | 理由 |
|---|---|---|
| 誕生日(年まで) | 自分のみ | なりすまし・詐欺リスク |
| 電話番号 | 自分のみ | スパム・詐欺電話リスク |
| メールアドレス | 自分のみ | フィッシングリスク |
| 勤務先(詳細) | 友達のみ | なりすまし・ストーキングリスク |
| 現在地・出身地 | 友達のみ | 行動範囲特定リスク |
| 誕生日(月日のみ) | 友達のみ | お祝いのやりとりのためにはOK |



SNSセキュリティの基本知識をつける
設定を変えることと同時に、「なぜSNSのプライバシーが重要なのか」という基本的な知識をつけておくと、今後新しいSNSを始めたときにも自分で判断できるようになります。



公共Wi-Fi利用時はVPNで守る
カフェや駅など公共の場所のWi-Fiを使ってSNSを利用するとき、通信内容が盗聴されるリスクがあります。このリスクを大幅に下げるのがVPN(仮想プライベートネットワーク)です。



物理的な覗き見からスマホを守る
デジタルのセキュリティ設定だけでなく、物理的な「覗き見」対策も大切です。電車やカフェでSNSを見ていると、横の人から画面が丸見えになっています。



よくある失敗パターンと対策
失敗1:「設定を変えたら投稿がフォロワーに届かなくなった」と誤解
Instagramを非公開にしても、すでに承認されているフォロワーには投稿は届きます。フォローしてくれている人が「見られなくなった」ことはありません。フォロワー以外の新規ユーザーがフォローリクエストを送る必要があるようになるだけです。

失敗2:「二段階認証の回復コードをなくした」
二段階認証を設定するとき、「バックアップコード」が発行されます。このコードをなくすと、スマホを紛失したときにアカウントにアクセスできなくなります。必ず別の場所(紙でメモ、パスワードマネージャーなど)に保管しましょう。

失敗3:「友達申請を全員承認していたら知らない人だらけになった」
Facebookで友達申請をやたらと承認すると、本当のリアル知人ではない人まで個人情報が見える状態になります。「会ったことがある人のみ承認する」というルールを自分の中で決めておきましょう。


失敗4:「連携アプリを削除したらログインできなくなった」
「SNSでログイン」しているサービスの連携を削除すると、そのサービスにSNS経由でログインできなくなります。削除前に、そのサービスに別のメールアドレス・パスワードでログインする方法があるか確認してから削除しましょう。

SNSプライバシー設定チェックリスト(保存版)
設定の見直し漏れがないように、7項目のチェックリストをまとめました。定期的(3〜6ヶ月に1回)に確認する習慣をつけるのがおすすめです。
| チェック項目 | 対象SNS | 設定場所 |
|---|---|---|
| ✅ アカウントが非公開になっているか | Instagram・X | 設定→プライバシー |
| ✅ カメラの位置情報がオフか | 全SNS共通 | iPhone/Android設定→アプリ権限 |
| ✅ 二段階認証が設定されているか | 全SNS | 各SNS設定→セキュリティ |
| ✅ タグ付け承認制になっているか | Instagram・Facebook | 設定→タグ付け |
| ✅ 不要な連携アプリを削除したか | 全SNS | 設定→アプリとウェブサイト |
| ✅ 個人情報の公開範囲が「友達のみ」か | 設定→プライバシー | |
| ✅ 外部検索エンジンへの表示をオフにしたか | X(旧Twitter) | 設定→プライバシーと安全 |

よくある質問(FAQ)
A. はい、過去の投稿も含めて非公開になります。ただし、非公開にする前にシェアされた投稿や、スクリーンショットとして保存されたものは取り消せません。削除したい過去投稿は個別に削除することをおすすめします。
A. 機種変更の前に、認証アプリのデータをバックアップするか、バックアップコードを保管しておく必要があります。Google AuthenticatorはiCloudまたはGoogleアカウントにバックアップできるようになっています。機種変更前に確認しておきましょう。
A. 「定期的に変えるより、強いパスワードを使い続ける」が現在の主流の考え方です。大文字・小文字・数字・記号を含む12文字以上のパスワードを各SNSで別々に設定し、パスワードマネージャーで管理するのがベストです。不審なログインの通知があった場合はすぐに変更してください。
A. 以下の3つが最優先です。①「IDでの友達追加を許可」をオフにする(知らない人から追加されるのを防ぐ)、②「友だちへの追加を許可」をオフにする、③「メッセージ受信拒否」を使って知らない人からのメッセージをブロックする。設定アプリ→「プライバシー管理」から変更できます。
A. 「非公開」は「何もできない」ではなく「見られる人を選べる」という意味です。非公開にしても、承認したフォロワーとは普通に投稿・DM・コメントのやりとりができます。「見られたい人に見せて、見られたくない人には見せない」という選択ができる状態が理想です。
A. 非公開アカウントにすると「おすすめ」「発見」タブへの表示がなくなり、新しいフォロワーが増えにくくなります。フォロワー数を増やしたい場合は公開設定が有利です。ただし、個人的な利用目的なら、フォロワー数より安心して使えることの方が重要です。使い方によって判断してください。
A. 子どものアカウントでは特に厳しめの設定が推奨です。①必ず非公開アカウント、②「メッセージを受け取れる人」を「フォローしている人のみ」に設定、③位置情報は必ずオフ、④コメントできる人を「フォロワーのみ」に限定。各SNSには「ファミリーリンク」「保護者用管理機能」があるので活用しましょう。

暮らしに役立つおすすめアイテム
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まとめ:SNSのプライバシー設定は「今すぐ」やるのが正解

この記事では、SNSのプライバシー設定を何年も放置していた私が実際にやった7つの設定変更をまとめました。
- ✅ 設定1:Instagramを非公開アカウントに切り替える(最重要・全世界公開から承認制へ)
- ✅ 設定2:位置情報とジオタグを完全オフ(カメラアプリの権限を「なし」に)
- ✅ 設定3:Xの外部検索エンジン表示をオフ・鍵アカウント検討
- ✅ 設定4:全SNSで二段階認証を設定(認証アプリ方式が最強)
- ✅ 設定5:タグ付けを承認制に切り替える(InstagramとFacebook)
- ✅ 設定6:不要な連携アプリを削除(3〜6ヶ月に1回の棚卸しが大切)
- ✅ 設定7:Facebookの個人情報公開範囲を友達のみに限定



プライバシー設定は一度やったら終わりではありません。SNSのアップデートで設定が変わることもあるので、3〜6ヶ月に一度、この記事のチェックリストを見返して確認する習慣をつけてみてください。
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