「スマートホームって、新しい家電を全部買い替えないといけないんじゃないの?」——そう思って踏み出せていませんか?
ぶっちゃけ言うと、今ある家電がそのままスマートになります。エアコンも、テレビも、照明も、扇風機も。必要なのは赤外線リモコン(IR)を送受信できる小さなデバイス、スマートリモコン1台だけです。


2026年5月時点で最新のSwitchBot Hub 3を中心に、6つのスマートリモコンを徹底比較します。選び方のポイント・実際の使い心地・失敗しない注意点まで、全部まとめました。
- スマートリモコンで「今ある家電」がどこまでスマート化できるか
- 2026年最新モデルの選び方とおすすめ6選の比較
- SwitchBot Hub 3の実力と、Hub 2からの乗り換え体験談
- 設定でハマりやすいポイントと失敗を防ぐコツ
- Matter対応って何?などのよくある疑問への回答
■目次
スマートリモコンとは?既存家電を買い替えずにスマート化する魔法のデバイス


スマートリモコンの仕組みはシンプルです。本体に搭載された赤外線(IR)送受信機が、既存のリモコン信号を学習・記憶します。そしてWi-Fi経由でスマホアプリやAlexaなどの音声アシスタントと連携し、外出先からでも家電を操作できるようにする、という流れです。
スマートリモコンで操作できる家電
赤外線リモコンが付いている家電なら、ほぼすべて対応できます。
| 家電カテゴリ | 具体例 | スマート化で便利になること |
|---|---|---|
| エアコン | 全メーカー対応(パナソニック・ダイキン・三菱等) | 帰宅前に冷暖房ON・就寝タイマー・温度自動調整 |
| テレビ | 地デジ・BS対応テレビ | 音声で電源ON/OFF・チャンネル変更 |
| 照明 | リモコン付きLEDシーリング | 就寝・起床に合わせた自動点灯・消灯 |
| 扇風機・サーキュレーター | リモコン付き製品 | 温度センサーで自動ON・タイマー管理 |
| 空気清浄機 | ダイキン・シャープ・パナソニック等 | 外出中もオート運転・帰宅前に強運転 |
| ヒーター・ストーブ | リモコン付き製品 | 起床前に自動ON・外出後すぐOFF |


「スマート家電」との違い
スマートリモコンとよく混同されるのが「スマート家電(WiFi内蔵エアコン等)」です。両者の違いはこちら。
| スマートリモコン | スマート家電 | |
|---|---|---|
| 対象家電 | 今ある家電(IR対応なら何でも) | 対応製品を新規購入 |
| 費用 | 約5,000〜15,000円(リモコン本体のみ) | 数万〜数十万円(家電全体) |
| 操作精度 | リモコン操作と同等 | より細かい設定が可能なことも |
| 導入のしやすさ | コンセントに挿すだけ | 設置・設定が必要 |

スマートリモコンの選び方(対応デバイス数・Matter対応・アプリ・国産か海外か)


ポイント1: 対応デバイス数と学習リモコン機能
スマートリモコンには「プリセット方式」と「学習方式」があります。プリセット方式は国内主要メーカーの家電信号を内蔵していて、設定が簡単。学習方式は実際のリモコンをかざして信号を読み取ります。
2026年現在のほとんどのモデルは両方対応しているので、まず対応プリセット数が多いものを選ぶのが無難です。SwitchBotとNature Remoは国内メーカーの主要家電をほぼカバーしています。
ポイント2: Matter対応かどうか


Matter対応のメリットは「エコシステムの壁を越えられること」です。SwitchBotデバイスをApple Homeで管理したり、Google HomeとAmazon Echoを混在させてもスムーズに動かせます。2026年時点では、SwitchBot Hub 3・Hub 2・Nature Remo 4がMatter対応です。
ポイント3: アプリの使いやすさとオートメーション機能
スマートリモコンを使いこなすには、自動化(オートメーション/シーン機能)がカギです。「気温が28℃を超えたらエアコンをON」「夜10時になったら照明を暗くして扇風機を弱風に」——こうした自動化がどこまでできるかで、便利さが大きく変わります。
国産のNature Remoは日本語UIが洗練されていてとっつきやすく、SwitchBotはより高度な自動化が得意という印象です。
ポイント4: 国産か海外製か
国産(SwitchBot・Nature Remo)は日本語サポートが充実しており、国内家電メーカーのプリセットも豊富です。海外製(Broadlink等)はコストが安く機能も豊富ですが、日本語の家電プリセットが少なく、設定がやや複雑になりがちです。

SwitchBot Hub 3の実力レビュー(2026年最新版)

Hub 2からHub 3に乗り換えた理由
正直に書くと、Hub 2でもほぼ困っていなかったんです。でもHub 3に乗り換えて驚いたのが、前面のダイヤルとディスプレイの存在でした。
Hub 2はアプリ必須でしたが、Hub 3は本体のダイヤルを回すだけでエアコンの温度調整や音量変更ができます。「スマホを取り出さずに操作できる」これが地味に快適で、家族(特にスマホ操作が苦手な親)が使いやすくなりました。



SwitchBot Hub 3の主なスペック(2026年5月時点)
| 項目 | SwitchBot Hub 3 |
|---|---|
| 価格 | 約¥14,980(2026年5月時点・税込) |
| 最大管理台数 | 30台(赤外線家電) |
| Matter対応 | あり(Thread Borderルーター機能も搭載) |
| 温湿度計 | 内蔵(±0.1℃精度) |
| 物理操作 | ダイヤル操作・カラーLCDディスプレイ |
| 音声アシスタント | Alexa・Google Home・Siri対応 |
| Wi-Fi | 2.4GHz(5GHz非対応) |
| Bluetooth | BT5.0・BLE |
実際に使って感じたデメリット

まず価格が約15,000円とやや高めです。Hub 2が約10,000円で買えることを考えると、ダイヤルと内蔵センサーに5,000円払う価値があるかは使い方次第です。
もうひとつ、5GHz Wi-Fiに非対応なのは2026年時点では少し時代遅れな印象。自宅のルーターが5GHz専用SSIDしか飛ばしていない場合は設定が必要です(2.4GHz SSIDを別途作ればOKですが、手間はかかる)。


おすすめスマートリモコン6選(2026年最新)
1位: SwitchBot Hub 3(最高スペック・万能型)
2026年5月時点の最上位モデル。Matter対応・Thread Borderルーター搭載・ダイヤル操作・温湿度計内蔵と、スマートホームを本格的に構築したい人向けの一台です。最大30台の赤外線家電を管理でき、SwitchBotの他のデバイス(ロボット掃除機・スマートロック等)との連携もスムーズです。
SwitchBotデバイスを複数持っている・将来的に本格スマートホーム化したい・家族と共用するので物理操作も残したい

2位: SwitchBot Hub 2(コスパ重視・Matter対応)


約¥9,980でMatter対応・温湿度計内蔵のスマートリモコンが手に入るのは圧倒的なコスパです。スマホ操作が苦にならない方なら、Hub 2を選んで差額でSwitchBotの他のデバイスを買い足すのもアリです。
3位: Nature Remo 4(日本製・AIアシスタント連携)

国内スタートアップ「Nature」が開発したスマートリモコン。Matter対応・複数部屋対応・AIアシスタント連携が特徴で、日本語のサポート体制も充実しています。複数の部屋にそれぞれRemoを設置して、部屋ごとに管理できるのが強みです。
価格は約¥12,980(2026年5月時点)。SwitchBotと比べるとやや高めですが、日本製へのこだわりや、洗練されたアプリデザインを重視する方には刺さります。
Appleエコシステムを中心に使っている・国産デバイスが安心・複数部屋でそれぞれ管理したい


4位: Nature Remo mini 3(エントリーモデル・コンパクト)
Nature Remo 4の廉価版。温湿度センサーを省いてコストを下げたモデルで、約¥5,980で購入できます。Matter非対応なのが欠点ですが、「まずはスマートリモコンを試してみたい」という方のファーストステップとして最適です。

5位: eRemote 5(シンプル操作・コスパ重視)
リンクジャパンが展開するシンプルなスマートリモコン。約¥4,980という最安クラスの価格で、基本的なスマートリモコン機能を網羅しています。日本製アプリで日本語サポートがあり、Alexa・Google Home連携も可能です。
ただし温湿度計なし・Matter非対応と機能は最小限。「とにかく安く始めたい」「エアコン1台だけ操作できればいい」という方向けです。
6位: Broadlink RM4 Pro(多機能・上級者向け)


Home AssistantやIFTTTとの連携を自在に組みたい上級ユーザーには選択肢として入れてほしいモデル。ただし初心者にはハードルが高く、公式日本語サポートも薄いため注意が必要です。
用途別おすすめ比較テーブル

| 製品名 | 価格目安 | Matter | 温湿度計 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| SwitchBot Hub 3 | ¥14,980 | ○ | 内蔵 | 本格スマートホーム派・SwitchBotユーザー・家族共用 |
| SwitchBot Hub 2 | ¥9,980 | ○ | 内蔵 | コスパ重視・SwitchBotをこれから始める人 |
| Nature Remo 4 | ¥12,980 | ○ | 内蔵 | Appleエコシステム中心・複数部屋管理・国産派 |
| Nature Remo mini 3 | ¥5,980 | × | なし | 初めてのスマートリモコン・1部屋だけ試したい |
| eRemote 5 | ¥4,980 | × | なし | 最安値重視・エアコン1台だけ操作できればOK |
| Broadlink RM4 Pro | ¥6,000前後 | × | あり(外付け) | Home Assistant使いたい上級者・自動化マニア |


実際に使ってみた:生活がどう変わったか(シナリオ自動化の実例)

使う前:毎日繰り返す「めんどくさい操作」が地味にしんどかった
スマートリモコンを導入する前、こんな操作を毎日繰り返していました。
- 帰宅してカバンを置く → エアコンのリモコンを探す → ON
- 寝るとき → テレビ・エアコン・照明を順番に消す(リモコンが3本)
- 朝起きる → 照明のリモコンを手探りで探してON
- 外出後「エアコン消したっけ?」と不安になる

使った後:「おやすみ」の一声で全部終わる
SwitchBot Hub 3導入後、こんな自動化シナリオを組みました。
シナリオ1: 帰宅シーン
スマートフォンのGPSを使って自宅から1km以内に近づいたら自動でエアコンON(SwitchBotアプリのオートメーション機能)。帰宅時に「もう冷えてる!」という感動は今でも続いています。
シナリオ2: おやすみシーン
Alexaに「おやすみ」と言うと、テレビ・照明・エアコン(睡眠モード)が連動してOFF→調整。以前はリモコンを3本持ち歩いていたのが嘘みたいです。

シナリオ3: 温度トリガー
Hub 3の内蔵温湿度計が室温28℃を超えたことを検知 → 自動でエアコンをON(設定温度26℃)。在宅勤務中はこれが特に助かっています。気づいたら室温が快適に保たれていて、熱中症リスクも格段に下がった気がします。
シナリオ4: 外出確認


正直に書くと、スマートリモコン導入後の一番の恩恵は「確認の安心感」でした。外出先で「エアコン消したっけ?」と不安になることがなくなり、それだけで精神的にかなり楽になりました。
失敗しない注意点(対応していない家電・Wi-Fi環境)

注意点1: 赤外線リモコン非対応の家電は操作できない
スマートリモコンはあくまで「赤外線(IR)」の信号を送るデバイスです。Bluetooth専用リモコン・USBで操作するデバイス・物理スイッチしかない家電には対応できません。
・電球型スマートライト(Bluetooth対応・フィリップスヒュー等)
・スマートロック
・Wi-Fi内蔵の最新スマート家電(専用アプリが別途必要)
・物理スイッチのみの照明・コンセント


注意点2: Wi-Fi環境(2.4GHz必須)
SwitchBot Hub 3を含む多くのスマートリモコンは、2.4GHz Wi-Fiのみ対応です。自宅のルーターが「5GHz専用」に設定されている場合は、2.4GHzのSSIDを別途作る必要があります。
また、Wi-Fiルーターから物理的に遠い場所に設置すると、接続が不安定になることがあります。スマートリモコンは部屋の中央付近・Wi-Fiルーターに近い場所に設置するのが理想です。

注意点3: 赤外線の届く範囲と向き
赤外線は直線方向に届くため、壁の裏や遮蔽物の向こう側にある家電には届きません。エアコン・テレビ・照明と同じ部屋に設置し、リモコンの受信部に向いている方向に置くことが大切です。
特に、エアコンの受信部が壁の高い位置にある場合、スマートリモコンも高い位置に設置するか、角度を工夫する必要があります。
注意点4: 同一ブランドで揃えるほうがシナリオ組みやすい

よくある質問(FAQ)


Q1: Matter対応って必要ですか?
2026年時点では「将来への保険」として考えておくといいでしょう。Matter対応なら、Apple Home・Google Home・Amazon Alexaのどのプラットフォームにも対応でき、将来的に乗り換えても設定をやり直す手間が少なくなります。ただし「今すぐAlexaだけで使う」という用途なら、非対応モデルでも困りません。
Q2: スマートリモコンはマンションでも使えますか?
もちろん使えます。必要なのはWi-Fi環境とコンセントだけです。工事不要で設置できるので、賃貸物件でも問題ありません。
Q3: 停電・Wi-Fiが切れたら家電を操作できなくなる?

なお、SwitchBot Hub 3はダイヤル操作が使えるため、Wi-Fiが切れても本体からの物理操作は可能です(この点もHub 3の優れたポイントです)。
Q4: 複数の部屋に対応できますか?
1台のスマートリモコンでカバーできる範囲は同一空間(赤外線が届く範囲)に限られます。複数の部屋にある家電をすべてスマート化したい場合は、部屋ごとにスマートリモコンを設置するのが基本です。Nature Remo 4は複数台の一元管理が特に得意です。
Q5: 電気代は増えますか?
スマートリモコン本体の消費電力は非常に小さく(1〜3W程度)、年間の電気代への影響はほぼ無視できます。むしろ「外出後の切り忘れ防止」や「温度トリガーによる適切なエアコン管理」で、電気代が下がるというユーザーも多いです。
Q6: 子供でも操作できますか?

Q7: SwitchBotの他のデバイス(ロボット掃除機・スマートロック)と連携できますか?
はい、SwitchBotエコシステムで揃えれば、シームレスに連携できます。例えば「外出時にロックがかかったらエアコンをOFF」「掃除機が掃除を終えたら照明を元に戻す」といったシナリオも組めます。SwitchBotを中心にスマートホームを構築するなら、Hub 3が最も親和性が高いです。
Q8: どのくらいで設定が完了しますか?
初めての方でもアプリのガイドに従えば、エアコン1台の設定は15〜30分程度です。複数家電を一気に登録する場合は1〜2時間見ておくといいでしょう。SwitchBotとNature Remoはセットアップが特にわかりやすく、国内メーカーのエアコンならほぼプリセットで即設定できます。


暮らしに役立つおすすめアイテム
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まとめ:今ある家電を「スマート化」する第一歩を踏み出そう

この記事のポイントをまとめます。
- スマートリモコンは「買い替え不要」 — 赤外線リモコンがある家電なら年式・メーカー問わず対応可能
- 2026年のおすすめ筆頭はSwitchBot Hub 3 — Matter対応・ダイヤル操作・温湿度計内蔵で最高スペック
- コスパ重視ならSwitchBot Hub 2 — 約10,000円でMatter・温湿度計が揃う
- 国産UIにこだわるならNature Remo 4 — Appleエコシステムとの親和性が高い
- 失敗のない選び方 — 2.4GHz Wi-Fi・赤外線リモコンの有無を確認してから購入
- 自動化シナリオが本命 — 温度トリガー・帰宅シーン・おやすみシーンで毎日の操作ゼロに


スマートリモコン1台で、毎日繰り返すリモコン操作・消し忘れ不安・「どこ行ったリモコン探し」から解放されます。2026年は「スマートホーム元年」と言われ始めていますが、入り口はずっと身近になっています。まずは1台から始めてみましょう。


























