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プレゼン資料のデザインを改善する方法7選!ゴチャゴチャ資料を作っていた私がシンプルで伝わる資料を作れるようになった実体験ガイド

プレゼン資料のデザインを改善する方法7選!ゴチャゴチャ資料を作っていた私がシンプルで伝わる資料を作れるようになった実体験ガイド




「資料を作るのに何時間もかかるのに、上司から『ちょっと見づらいな』と言われる」「スライドに文字を詰め込みすぎて、プレゼン後に誰も内容を覚えていない」「デザインがバラバラで、自分でも統一感がないと思いながらも直し方が分からない」

2年前の私がまさにこの状態でした。営業企画の仕事でプレゼン資料を週に2〜3本作っていたのですが、毎回「なんかゴチャゴチャして見える」という感覚があり、上司からも「もっと整理して」とフィードバックをもらうことが多かったです。Canvaを使っても、テンプレを流用してもどこかズレた感じになる。そんな悩みを解消するために、デザインの基礎を学び直してから実践した7つの方法を紹介します。

ねこ
資料作りに3時間かけて、プレゼン中に「何を言いたいのか分からない」と言われたことがある。あの絶望感は今でも忘れられない……

この7つの改善法を実践してから、資料の評価がガラッと変わりました。上司から「見やすくなったね」と言われるようになり、プレゼン後に「あの資料ください」と言われることも増えました。デザイナーでなくても、ポイントを押さえるだけで資料の印象は大きく変わります。

PEN(見習い)
プレゼン資料って、PowerPointを使えばOKだと思ってたんですが、デザインって意識したことがなかったです
ねこ
ツールは関係なくて、考え方の問題。PowerPointでも、Canvaでも、Keynoteでも、基本ルールを知れば劇的に変わる。しかも難しいことじゃなくて「やってはいけないこと」を知るだけでも全然違う
この記事でわかること

  • プレゼン資料のデザインを改善する7つの方法(優先順位付き)
  • 「ゴチャゴチャ見える」資料から「シンプルで伝わる」資料への具体的な変え方
  • フォント・配色・レイアウト・図解化の実践的な改善ポイント
  • 逆効果だった失敗例(やって後悔したこと)
  • よくある質問(FAQ)7問

■目次

資料デザインを改善する前と後の変化(正直な評価)

まず、デザイン改善前の私の資料がどんな状態だったかを正直に書きます。今見ると「なぜこれで提出していたのか」という反省込みで。

ねこ
改善前の資料を見直したら、1枚に文字が200文字以上入ってた。しかも色が6色以上使われてて、どこを見ればいいのか自分でも分からない状態だった

デザイン改善前の状態(ビフォー)

問題点 具体的な状態 評価スコア(5点満点)
文字量 1スライドに200〜300文字。箇条書きが10行以上 1/5
色数 青・赤・緑・黒・オレンジが混在。6〜8色使用 1/5
フォント MS明朝・メイリオ・游ゴシックが混在 2/5
余白 端まで文字・図を詰め込み。余白がほぼゼロ 1/5
整列 オブジェクトがバラバラ。目に見えない「ズレ」が多数 2/5
図解 テキストのみ。グラフ・図・アイコンをほぼ使わない 2/5
作成時間 1本につき3〜5時間
PEN(見習い)
色が6〜8色って……それは確かにゴチャゴチャしそうです
ねこ
「強調したいところを赤にして、さらに重要なところを青にして、見出しはオレンジで…」ってやってたら全部が主役になって何も強調されない状態になってた。デザインって「引き算」なんだと気づいたのは後から

7つの方法を実践した後(アフター)

指標 改善前 改善後 変化
上司からの評価(10点満点) 5〜6点 8〜9点 大幅アップ
資料作成時間 3〜5時間 1.5〜2時間 約60%削減
プレゼン後の「資料ください」 ほぼなし 毎回数名から 劇的に増加
使用色数 6〜8色 2〜3色 統一感が出た
フォント種類 3〜4種類混在 1〜2種類に統一 すっきり整理
修正指示の回数 平均3〜4回 平均0〜1回 ほぼ一発OK
ねこ
作成時間が半分以下になって、評価が上がった。「デザインを整える時間がムダ」と思ってたけど、実は逆で「最初にルールを決めれば作業が速くなる」んだよね
PEN(見習い)
修正指示が4回から1回以下になるって、それだけで仕事の流れがよくなりそうです!
ねこ
修正の往復って地味に時間を食う。「一発OKの資料」を作れるようになると、仕事全体のスピードが上がるし、自分への評価も変わってくる

【方法1】フォントを1〜2種類に統一する

資料デザインの改善で最初に取り組むべきは、フォントの統一です。複数のフォントが混在した資料は、それだけで「まとまりがない」印象を与えます。しかも、フォントを統一するだけで資料全体がすっきり見えるようになる、コスパ最高の改善です。

PEN(見習い)
フォントって、何種類くらい使っていいんですか?
ねこ
基本は「ゴシック体1種類」で十分。見出しと本文で太さ(ウェイト)を変えるだけで、メリハリが出る。どうしても2種類使うなら「ゴシック体のタイトル+細めのゴシック体の本文」くらいのシンプルな組み合わせに

改善前: フォントが3〜4種類混在していた

以前の私の資料は、タイトルがMS明朝、本文がメイリオ、強調したいところが游ゴシック、数字だけArial……という状態でした。これは「見やすくしようとして迷った結果」なのですが、実際には「統一感がなくて素人っぽい」という最悪の印象を与えていました。

ねこ
ぶっちゃけ、「明朝体+ゴシック体のミックス」は特別な意図がない限りやめた方がいい。ビジネス資料なら全部ゴシック体でOK。明朝は「和の雰囲気」が出すぎてビジネス資料には合わないことが多い

改善後: 游ゴシック1本に統一

PowerPointなら「游ゴシック」か「メイリオ」に統一するのが王道です。私はすべてのスライドを游ゴシック Mediumに統一しました。見出しはBold、本文はRegularまたはMedium。これだけで資料全体が一気に整って見えるようになりました。

💡 フォント選びの基本ルール

Windows PowerPoint: 游ゴシック または メイリオ(どちらか1本)
Mac Keynote / PowerPoint: ヒラギノ角ゴシック または 游ゴシック
英数字: Arial または Calibri(和文フォントと相性が良い)
サイズ感: タイトル32pt〜、見出し24pt〜、本文18pt〜(プロジェクター投影を考慮)
絶対NG: MS明朝+メイリオ混在、Comic Sans、華康フォント

”PEN(見習い)”
ねこ
Windows 8.1以降、Officeソフトに標準搭載されてる。古いPCだとない場合もあるけど、Office 2016以降なら入ってるはず。会社のPCで使えるかを先に確認してみて
ねこ
フォント統一の裏技として、スライドマスターを設定しておくと新規スライドを追加しても自動で統一フォントが適用される。「表示→スライドマスター」から設定できるよ

【方法2】使う色を「3色」以内に絞る

デザインの改善でフォントの次に大事なのが「色の整理」です。色が多いと視線が散らばり、どこに注目すればいいか分からない資料になります。逆に色を絞るだけで、プロっぽい見た目に近づきます。

ねこ
私が最初にデザインを勉強した本に「プロのデザイナーは色を使わないのが上手い」と書いてあって、衝撃を受けた。色を「足す」より「削る」方がセンスが必要

改善前: 「強調したいから赤、重要だから青、見出しはオレンジ」で大混乱

以前は「ここ重要だから赤にしよう」「でもこっちも目立たせたいから青で」を繰り返した結果、1枚のスライドに5〜6色が乱立していました。ある上司に「カラフルすぎて目が痛い」と言われたのが、色の使い方を見直したきっかけです。

PEN(見習い)
「目が痛い」という感想はきつい……でも、確かにカラフルな資料って見にくいですよね
ねこ
色の多い資料って「全部強調したい」気持ちの表れなんだけど、全部を強調したら何も強調されない。「1枚のスライドに赤は1箇所だけ」というルールにしてから、メリハリが出るようになった

改善後: メイン・サブ・アクセントの3色ルール

カラールールを「3色以内」に絞ることにしました。メインカラー(企業・プロジェクトのブランドカラー)+サブカラー(白・グレー)+アクセントカラー(赤系など・強調に限定使用)の3色構成です。

色の役割 使用例 使用頻度
メインカラー 見出し・帯・図形の主色 多め(全体の40〜60%)
サブカラー 背景・本文・罫線・薄い強調 多め(白・ライトグレーを使う)
アクセントカラー 重要ポイントの1箇所のみ強調 少なめ(1スライドに1〜2箇所)

配色を整える

ねこ
「何色にすればいいか分からない」という場合は、会社のコーポレートカラーをメインカラーにするのが無難。それだけで「統一感のある資料」という評価が自動的についてくる
PEN(見習い)
配色の選び方が分からないんですが、何か参考になるものはありますか?
ねこ
「Adobe Color」というWebサービスが無料で使えて、カラーパレット生成ができる。「あの会社の資料の色、いいな」と思ったら、その色のHEXコードをコピーしてAdobeに入力すれば相性のいい配色セットを自動提案してくれる

【方法3】1スライド1メッセージの原則を徹底する

「1スライドにたくさん情報を入れれば、プレゼンが充実して見える」と思っていた時期がありましたが、これは完全な誤解でした。情報を詰め込むほど、聴衆は何を伝えたいのかを読み取れなくなります。

ねこ
「1スライドに言いたいことが3つある」なら、3枚のスライドに分けた方がいい。スライドの枚数を増やすことへの恐怖心があったけど、実は逆なんだよね

改善前: 箇条書き15行、情報過多スライド

以前は「できるだけ少ないスライドで多くの情報を伝えよう」と考えていました。その結果、1スライドに箇条書きが10〜15行並び、フォントサイズを12〜14ptまで下げて詰め込む羽目に。プロジェクターで映すと文字が小さくて読めないと指摘されました。

PEN(見習い)
フォントサイズ12ptってかなり小さいですよね。スマホで見るならまだしも、プロジェクターだと読めないですよね
ねこ
プレゼン用スライドの最小フォントサイズは18pt。プロジェクター投影なら24pt以上が理想。これを守るために「文字を削る」のが正解なんだけど、最初は「削るのがもったいない」と思ってしまってた

改善後: タイトル=メッセージ、本文は補足だけ

「1スライド1メッセージ」を実践するために、スライドのタイトルに「結論・メッセージ」を書くように変えました。タイトルを見ただけでそのスライドで言いたいことが分かる状態にする。本文はそれを補足する情報だけに絞ります。

💡 1スライド1メッセージの実践チェックリスト

✅ タイトルだけ読んで「言いたいこと」が分かるか確認する
✅ 箇条書きは最大5行まで(それ以上なら2枚に分割)
✅ フォントサイズは最小18pt、プロジェクター投影なら24pt以上
✅ 「これは本当に必要か?」と各要素を問い直す(削ることへの恐怖を手放す)
✅ スライドを見て3秒以内に要点が掴めるか確認する

ねこ
「3秒テスト」を自分でやってみると分かる。スライドを3秒見て、目を閉じる。要点が頭に残っていればOK。残っていなければ情報が多すぎるサイン
PEN(見習い)
スライド枚数が増えることを心配してましたが、枚数より「伝わるか」を優先した方がいいんですね
ねこ
そう。「40枚の分かりやすいスライド」と「10枚の意味不明なスライド」なら、前者の方が断然いいプレゼンになる。枚数じゃなくて「伝わるか」が正義

【方法4】余白を意識的に「作る」

余白(ホワイトスペース)は「もったいない空間」ではなく、「読者の目を休める場所」であり「重要な情報を際立たせるための武器」です。これを理解してからデザインへの考え方が変わりました。

ねこ
「空白があるともったいない気がして埋めたくなる」という感覚、すごくよく分かる。でもそれが資料を見づらくする原因だった

改善前: 端まで詰め込んで余白ゼロ

スライドの端から端まで要素を配置し、「もったいない空間」を作らないようにしていました。上下左右のマージンも最小限に。その結果、見た瞬間に「ごちゃごちゃしてる」という印象を与えていました。

”PEN(見習い)”
ねこ
全く逆。余白のある資料の方が「自信を持って厳選した情報だけを見せている」という印象になる。詰め込みすぎた資料の方が「何でも入れてしまって整理できていない」と思われる

改善後: スライドの端から内側10%は何も置かない

実践したルールは「スライドの上下左右の端から約10%は何も置かない」です。PowerPointのスライドサイズが横25.4cm×縦19.05cmなら、2〜2.5cm程度のマージンを取ります。これを設定するだけで、かなり見やすくなりました。

💡 余白を作る3つの実践法

ガイドラインを設定する: PowerPoint→「表示→ガイド」をオンにして、端から2〜3cmにガイドラインを引く
オブジェクト同士の間隔: テキストボックス・図形間に最低8〜10px以上のスペースを確保
文字の周囲の余白: テキストボックス内のパディングを上下左右に8〜12px設定する

ねこ
余白を増やすと同時に、「要素を減らす」必要が出てくる。これが「削る練習」にもなって、資料の内容も自然に引き締まっていく
PEN(見習い)
ガイドラインって便利な機能があったんですね。知らなかったです

【方法5】テキストを図解・アイコンに置き換える

「テキストを図解やアイコンに変換する」のは、資料デザインの中で最も「伝わる力」を高める方法です。同じ情報でも、文字で読むより図で見る方が理解が3倍速いと言われています。

ねこ
「言葉で伝えようとすればするほど、伝わらなくなる」という逆説を体験した。3行のテキストを1枚の図に変えたら、相手の反応が「なるほど」から「なるほど!!」に変わった

改善前: 全部文章で書いていた

フローや比較・概念の説明も、すべてテキストの箇条書きで書いていました。「A→B→C→D」という流れを4行の箇条書きにしていたのですが、「どんな流れだっけ」と相手がすぐ忘れてしまう状態でした。

PEN(見習い)
「A→B→C→D」の流れって、矢印でつないだ図にすればすぐ分かりますよね
ねこ
そう!これに気づいたの遅かったな……。「文章で書く → フローチャートに変換」だけで、聴衆の理解度が格段に上がった

改善後: 図解・アイコン・グラフを積極的に使う

テキストを図解に変えるための実践法を3つ紹介します。PowerPointには標準でSmartArt機能があり、箇条書きをワンクリックで図解に変換できます。

情報の種類 おすすめの図解方法 PowerPointでの作り方
手順・フロー フローチャート・矢印図 SmartArt→「プロセス」
比較 横並び2列・表 テーブル挿入 or SmartArt→「リスト」
数値・推移 棒グラフ・折れ線グラフ 挿入→グラフ
構成・階層 ピラミッド・組織図 SmartArt→「階層」
概念の可視化 アイコン+テキスト 挿入→アイコン(Office365)
ねこ
SmartArtは使いすぎるとダサくなるので要注意。シンプルな図形と矢印を自分で組み合わせる方が、オリジナリティが出てプロっぽく見える場合も多い
PEN(見習い)
アイコンって、Officeに標準で入ってるんですか?
ねこ
Office365ならほぼ全部のアプリに「挿入→アイコン」でアイコン素材を使える。Flaticon.comやiconify.designで無料のSVGをダウンロードして挿入する方法もある

【方法6】整列・グリッドを徹底する

「なんか素人っぽい」と感じる資料の多くは、要素の整列がバラバラです。1〜2pxのズレでも、全体に「雑」な印象を与えます。整列を徹底するだけで資料がプロらしく見えます。

ねこ
「なんかズレてる気がする」という違和感の正体は、だいたい整列の問題。目に見えないくらいの微妙なズレでも、見る人は無意識に「整っていない」と感じてしまう

改善前: 感覚でドラッグして配置→毎回微妙にズレる

マウスでドラッグして「だいたいここかな」と配置していました。見た目は「ほぼ揃ってる」ように感じても、ズームして見ると1〜3pxのズレが複数箇所に。「なんか雑に見える」という印象の原因がこれでした。

”PEN(見習い)”
ねこ
意識しないと分からないけど、無意識には伝わる。「なんか洗練されてない」という感覚の正体がこれ。プロのデザイナーはピクセル単位で整列する

改善後: PowerPointの整列機能をフル活用

PowerPointには「整列」機能があります。複数の要素を選択して「ホーム→整列」または「図形の書式→配置→整列」から一発で揃えることができます。これを使うと手動で調整する必要がなくなります。

💡 PowerPointの整列機能の使い方

① 揃えたい要素を複数選択(Shiftクリック or Ctrl+A)
② 「書式」タブ →「配置」→「整列」を選択
③ 「左揃え」「中央揃え」「等間隔に並べる」を状況に応じて使い分ける

✅ ショートカット: 「Ctrl+Shift+A」で整列パネルをクイックアクセス(PowerPoint 2016以降)
✅ 「スライドに合わせて配置」を選ぶと、スライド全体を基準に整列できる

ねこ
「等間隔に並べる」が特に便利。3つ以上のオブジェクトを等間隔に並べたいとき、手動で計算せずに一発で揃えられる
PEN(見習い)
これは知らなかった!今まで目分量で揃えてたから、微妙にズレてたのかもしれないです
ねこ
「スナップとグリッド」設定(表示→グリッドとガイド)も活用すると、オブジェクトをドラッグするだけで自動でグリッドにスナップしてくれる。手動整列の回数が大幅に減るよ

【方法7】デザインの基本を学ぶ

ここまで6つの実践的な改善法を紹介しましたが、「なぜそうするのか」の理論を少し知るだけで、応用力が格段に上がります。デザインの4原則を覚えれば、どんな資料でも応用できるようになります。

ねこ
「ノンデザイナーズ・デザインブック」という本を読んだのが転機だった。デザイナー向けじゃなくて、まさにプレゼン資料を作る一般ビジネスパーソン向けに書かれた本で、読んで3日後には資料が変わった

デザインの4原則(CRAP)

デザインには「CRAP」と呼ばれる4原則があります。Contrast(コントラスト)、Repetition(反復)、Alignment(整列)、Proximity(近接)の頭文字です。

原則 意味 資料での実践例
Contrast(コントラスト) 重要な要素と普通の要素を「差をつけて」区別する 見出しを大きく・太く・色を変える
Repetition(反復) 同じルールを繰り返して「一貫性」を出す 全スライドで同じフォント・色・レイアウトを使う
Alignment(整列) 要素を揃えて「秩序感」を作る 左端・中央・右端のいずれかに揃える
Proximity(近接) 関連する情報をグループにまとめる タイトルと説明文は近くに、別情報は離して置く
PEN(見習い)
「CRAP」って面白い覚え方ですね。でも4原則なら覚えやすいです
ねこ
この4原則を意識するだけで「なんか見にくい」の原因が特定できるようになる。「整列が崩れてる(Alignment)」「似た情報が離れてる(Proximity)」という診断ができて、修正が速くなった
ねこ
「ノンデザイナーズ・デザインブック」は本当におすすめ。薄い本なのに内容が濃くて、読後すぐに資料が変わる。プレゼン資料を作る人全員に読んでほしい一冊

プレゼン本番を快適にする

デザインを改善しても、本番のプレゼンで手元のノートPCを操作しながら次のスライドに進めるのが難しいと感じたことはありませんか?ワイヤレスプレゼンターを使えば、スライド操作をリモートでできるので、話すことに集中できます。

ねこ
プレゼン本番にノートPCに張り付いてクリックしてると、聴衆との目線が合わない。ワイヤレスプレゼンターを使うようになってから、手元を見ずに聴衆を見ながら話せるようになった
PEN(見習い)
ワイヤレスプレゼンターって、USBのレシーバーをPCに差し込んで使う感じですか?
ねこ
そう。小型のUSBレシーバーをPCに差して、手持ちのリモコンでスライドを前後に進められる。ポインターレーザー付きのタイプなら「ここに注目して」とスクリーンを指せて便利

【よくある失敗】やって逆効果だった3つのこと

「デザインを良くしようとして、かえって悪化した」という経験も包み隠さず紹介します。同じ失敗をしないために参考にしてください。

ねこ
「改善しようとして失敗した」というパターンは実は多い。特に初心者がやりがちなミスを3つ紹介する

失敗1: アニメーションを多用しすぎた

「動きがあったら見やすいかも」と思い、各要素に「フライイン」「バウンド」「ズーム」のアニメーションをつけてみました。結果は最悪。プレゼン中に「次の要素が飛んでくるのを待つ時間」が発生して、テンポが崩れ、聴衆が退屈し始めました。

ねこ
アニメーションは「フェード(0.3秒)」か「なし」が鉄則。バウンドやズームはTVの演出向けで、ビジネスプレゼンには浮いて見える
PEN(見習い)
確かに、アニメーションが派手すぎると内容より動きに目が行きますよね

失敗2: テンプレートをそのまま使ったら「どこかで見た資料」になった

Canvaや無料素材サイトのテンプレートをダウンロードして使ったら、同僚から「あ、Canvaのやつですよね」と言われてしまいました。テンプレートを使うこと自体は悪くないですが、色・フォント・ロゴを自社に合わせて修正せずに使うと、「借り物感」が出ます。

ねこ
テンプレートは「デザインの骨格」を借りるもの。色とフォントだけ会社のブランドカラーに変えるだけで、オリジナル感が出る

失敗3: グラフをきれいにしすぎて、肝心のデータが見えなくなった

グラフのデザインにこだわって、3D効果をかけたり、グラデーション塗りにしたりした結果、数値がグラフの奥に埋もれて読めなくなってしまいました。上司に「このグラフ、数字が読めない」と言われて元のシンプルなグラフに戻した苦い経験があります。

ねこ
グラフは「データを見せるもの」。デザインより「読みやすさ」を優先する。3D・グラデーション・影はほとんどの場合、読みやすさを損なう
PEN(見習い)
「シンプルが正義」はグラフでも同じなんですね

暮らしに役立つおすすめアイテム

本記事で紹介した内容に関連する、暮らしを豊かにするおすすめアイテムをピックアップしました。

7つの方法のまとめ表(優先順位付き)

今まで紹介した7つの方法を優先順位とともにまとめます。最初から全部やろうとするより、優先度の高いものから1つずつ取り組むのが長続きするコツです。

優先度 方法 効果の大きさ 難易度
★★★(最優先) 【方法1】フォントを統一する ★(簡単)
★★★(最優先) 【方法2】色を3色に絞る ★(簡単)
★★(次優先) 【方法3】1スライド1メッセージ ★★(慣れが必要)
★★(次優先) 【方法4】余白を作る 中〜大 ★(簡単)
★★(次優先) 【方法6】整列を徹底する ★(簡単)
★(余裕があれば) 【方法5】図解・アイコンに変換 ★★★(練習が必要)
★(余裕があれば) 【方法7】デザイン4原則を学ぶ 長期的に大 ★★(読書が必要)
ねこ
まず「フォント統一」と「色を3色に絞る」の2つをやるだけで、資料の印象が劇的に変わる。この2つは今日からできる最優先アクション
PEN(見習い)
まず2つから始めて、慣れたら残りに挑戦するという感じですね。全部一度にやろうとしなくていいのが助かります

よくある質問(FAQ)

プレゼン資料のデザイン改善について、よくいただく質問に答えます。

Q1. PowerPointとCanva、どちらがデザインしやすいですか?

目的によって使い分けるのがベストです。PowerPointは社内プレゼン・Officeとの互換性が必要な場合に最適。Canvaはおしゃれなデザインが素早くできますが、複雑な図表やアニメーションはPowerPointの方が細かく設定できます。「とにかく見栄えをよくしたいなら最初はCanvaのテンプレート→フォント・色を修正」が手っ取り早いです。

ねこ
私は仕事の資料はPowerPoint、自己紹介スライドや勉強会の資料はCanvaと使い分けてる。共有ファイルとしてGoogleスライドも選択肢に入れると柔軟性が出る

Q2. スライドの適切な枚数はありますか?

一般的には「1分に1枚」が目安です。20分のプレゼンなら20枚前後が理想的。ただし、これはあくまで目安で、「各スライドで伝えることがある」のが前提。「枚数合わせのために空スライドを作る」のは避けて、伝えるべき内容が枚数を決めるようにするのがベストです。

PEN(見習い)
「1分1枚」って分かりやすい基準ですね。これで適切な量かどうか確認できますね

Q3. 図解のアイデアが思い浮かばないときはどうすればいいですか?

「The Noun Project」や「Flaticon」でキーワード検索すると、直感的なアイコンが見つかります。また「SlideModel」や「Slidesgo」のような有料・無料のテンプレートサイトを参考にするのも有効です。「この情報はどんな形に変換できるか?」という問いを持ちながら、他の資料やウェブサイトのデザインを意識的に観察する習慣も大切です。

”ねこ”

Q4. 社内プレゼンで凝ったデザインにする必要はありますか?

社内プレゼンは「内容が伝わるか」が最優先です。デザインに時間をかけすぎるより、内容の質を上げることに時間を使いましょう。社内プレゼンで実践すべきデザイン改善は「フォント統一」「色を3色に絞る」「余白を作る」の3つだけで十分です。残りは外部向けのプレゼンやイベント登壇の資料で実践しましょう。

ねこ
「デザインに3時間かけて内容はゼロ」という本末転倒が一番いけない。デザインは「内容を届けるための器」であって、目的じゃない

Q5. 配色が苦手で、どの色を使えばいいか分かりません

一番簡単な解決策は「会社のコーポレートカラー+白+グレー」の3色のみを使うことです。色選びに迷う時間をなくし、必ず統一感が出ます。コーポレートカラーが分からない場合は、会社のウェブサイトのヘッダーの色をスポイトツールで取得するか、「Adobe Color」で相性のいい配色セットを生成してください。

PEN(見習い)
スポイトツールって、色を吸い取って同じ色を使えるやつですよね。PowerPointにも入ってるんですか?
ねこ
PowerPoint 2016以降なら標準搭載されてる。図形や文字の色設定から「スポイト」を選べば、画面上の任意の色を取得できる。会社のロゴ画像から色を拾うと、コーポレートカラーを正確に再現できる

Q6. 資料の見直しはどのタイミングでやるのがベストですか?

資料が完成したら、「一晩置いてから見直す」が理想です。作った直後は「良く見えがち」なので、翌朝の新鮮な目で見ると「ここは削れる」「これは分かりにくい」という箇所に気づきやすくなります。時間がない場合は「スライドサムネイル(一覧表示)で全体を俯瞰する」だけでも、全体のバランスや色の統一感を確認できます。

ねこ
サムネイル一覧で見ると「このスライドだけ色が浮いてる」「この辺りが文字が多すぎる」がパッと分かる。PowerPointの「スライド一覧表示(表示→スライド一覧)」を活用して

Q7. テンプレートを自作した方がいいですか?既存のものを使うのは問題ありますか?

既存のテンプレートを使うのは全く問題ありません。ただし、フォント・色・ロゴを自社に合わせて修正することが必要です。自作は「自社テンプレートが存在しない場合」や「将来的に複数人で使い回したい場合」に価値があります。スライドマスターを設定してテンプレートとして保存すれば、次からは「新規作成→テンプレート適用」で統一されたスライドが作れます。

PEN(見習い)
スライドマスターで自作テンプレートを作れば、チームで共有できて統一感も出るんですね
ねこ
チームで同じテンプレートを使うと「各自がバラバラのデザインで作った資料をまとめるときに統一感が崩れる」という問題がなくなる。部署のリーダーがテンプレートを作って共有するのは本当におすすめ

まとめ: 今日から始めるプレゼン資料デザイン改善

プレゼン資料のデザインを改善する7つの方法を紹介しました。最後に要点を整理します。

ねこ
7つ全部を一気にやろうとしなくていい。「フォント統一」と「色を3色に絞る」の2つから始めるだけで、今日作る資料が変わる
7つの方法まとめ

  • 【方法1】フォントを1〜2種類に統一する(游ゴシックまたはメイリオ1本)
  • 【方法2】使う色を3色以内に絞る(メイン・サブ・アクセントの役割分担)
  • 【方法3】1スライド1メッセージの原則を徹底する(タイトル=結論)
  • 【方法4】余白を意識的に作る(端から10%は何も置かない)
  • 【方法5】テキストを図解・アイコンに置き換える(SmartArt・グラフ活用)
  • 【方法6】整列・グリッドを徹底する(PowerPointの整列機能をフル活用)
  • 【方法7】デザインの4原則(CRAP)を学ぶ(コントラスト・反復・整列・近接)

「デザインが苦手」と思っている方こそ、実はルールを知るだけで大きく変われます。デザインは才能ではなく、ルールの理解と実践の積み重ねです。まず今日の資料から「フォントを游ゴシックに統一する」だけ試してみてください。それだけで確実に変わります。

ねこ
「もっと早く知りたかった」という情報をまとめました。仕事のプレゼンで自信を持って「この資料、自分で作りました」と言えるようになれば、働き方がもっと楽しくなると思う
PEN(見習い)
ありがとうございました!まず今日から「フォント統一」と「色を絞る」の2つをやってみます!
ねこ
頑張って!「資料のデザインが変わった」という体験をすると、次の資料を作るのが楽しくなるから。そこまで来たら勝ちだよ

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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。