結論を先に言います。年間の旅行費が約20万円だった私が、節約術を実践したら年間10万円以下で年4回旅行できるようになりました。旅行の回数を減らしたわけじゃありません。むしろ増えた。同じお金で行ける回数が倍になったんです。
正直に書くと、最初は「旅行節約なんて安っぽいホテルに泊まることでしょ」と思っていました。でも違う。節約の8割は「予約のタイミング」と「どのサービスを使うか」で決まります。宿のクオリティをほとんど落とさずに旅行費が半額になるコツが、ちゃんとあるんです。
「旅行したいけどお金がない」「旅行を年1回しか行けない」という気持ち、よく分かります。私も2年前まで同じでした。繁忙期に何も考えずに予約して、後から「あの時期に行かなければ3万円安かった…」と後悔してきた経験が何度もあります。失敗談も含めて、実際に効果があった方法10選をお伝えします。



- 旅行費を半額にする方法10選(実体験ベース・失敗談あり)
- 「年間旅行費20万円→10万円」になった具体的な予約戦略
- ホテル・交通費・食費それぞれの節約術と比較テーブル
- 繁忙期に割高で予約してしまった失敗とその回避法
- LCC・早割・ポイント活用の正しい組み合わせ方
■目次
旅行費の「使う前→使った後」:数字で見た変化
まず、私の実体験を正直にお伝えします。節約術を知る前と後の比較です。
使う前:繁忙期・直前予約でお金が溶けていた
2年前の私の旅行スタイルはこんな感じでした。
- 旅行の予約は「行こう!」と決めてから2〜3週間以内の直前予約
- お盆・GW・年末年始など、みんなが行くタイミングに行く
- ホテルはじゃらんや楽天トラベルで検索して、上位に出てきたところを予約
- 飛行機はANAかJALの普通席(マイルすら貯めていなかった)
年2回の旅行(国内1泊2日×2回と2泊3日×1回)で年間旅行費は約22万円。「旅行ってお金がかかるよね」と思っていました。


使った後:年4回旅行して総額が10万円以下に
節約術を実践した昨年の旅行実績です。
| 旅行 | 行き先・泊数 | 節約前(推定) | 実際の費用 | 節約額 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回(3月) | 京都 2泊3日 | 約60,000円 | 28,000円 | 32,000円 |
| 第2回(6月) | 沖縄 3泊4日 | 約90,000円 | 42,000円 | 48,000円 |
| 第3回(9月) | 北海道 2泊3日 | 約70,000円 | 31,000円 | 39,000円 |
| 第4回(11月) | 台湾 4泊5日 | 約110,000円 | 48,000円 | 62,000円 |
| 合計 | 年4回 | 約330,000円 | 149,000円 | 181,000円 |



旅行費を半額にする方法10選(実体験ベース)
方法1:繁忙期を外して「ズラし旅行」に切り替える
旅行費節約の最大のインパクトがこれです。お盆・GW・年末年始・3連休を外すだけで、ホテルと交通費が平均30〜50%安くなります。
具体的には、8月13〜16日のお盆ピークを外して8月下旬にずらすだけで、沖縄の同じホテルが1泊15,000円→8,000円になることがあります。飛行機も同様で、お盆ピーク(東京→沖縄)が1人35,000円のところ、2週間ずらすと12,000円になることが普通にあります。
お盆ピークから前後2週間ずらすと交通費・宿泊費が最大50%オフになることも。平日は土日よりさらに安く、水〜木曜日の旅行が一番お得です。



方法2:飛行機は「75日前〜45日前の早割」で半額を狙う
ANAもJALも、搭乗日の75日前から早期割引チケットの販売が始まります。「スーパーバリュー75」「スペシャルセーバー」など名称は変わりますが、通常運賃の40〜60%引きになることが多いです。
私が実際に体験した例を挙げると、東京→札幌の通常料金が1人35,000円のところ、75日前予約で13,900円でした。2人で旅行すると差額が42,000円。ホテル1泊分より安い金額が飛行機代の違いだけで出てくる計算です。
| 予約タイミング | ANA割引名(目安) | JAL割引名(目安) | 通常運賃比 |
|---|---|---|---|
| 75日前 | スーパーバリュー75 | スペシャルセーバー | 40〜60%オフ |
| 55日前 | スーパーバリュー55 | セーバー55 | 30〜50%オフ |
| 28日前 | スーパーバリュー28 | セーバー28 | 20〜35%オフ |
| 当日〜1週間前 | 直前割(空席次第) | 直前割(空席次第) | 0〜10%オフ〜割増 |



方法3:LCC(格安航空会社)を国内線・海外線に活用する
ピーチアビエーション・ジェットスター・スターフライヤーなどのLCC(格安航空会社)を使うと、ANAやJALの3〜5分の1の運賃で飛べることがあります。台湾4泊5日で旅行費48,000円に抑えられたのは、往復のLCC航空券が2人で合計24,000円(1人12,000円)だったからです。
LCCの注意点は「手荷物が有料」「遅延が多め」「座席が狭め」の3点。特に手荷物の重量超過料金はかなり高くなることがあるので、預け荷物なしで行けるよう荷物を最小化する工夫が必要です。
預け荷物の追加料金が高い(1個3,000〜5,000円程度)。機内持ち込みのみにすれば運賃の安さをフル活用できます。荷物コンパクト化が節約の鍵。



方法4:ホテルは「比較サイト+会員登録」で最安値を見つける
同じホテルの同じ部屋でも、どのサイトで予約するかで1泊2,000〜5,000円変わることがあります。じゃらん・楽天トラベル・Booking.com・一休.com・ホテルの公式サイトをすべて確認して最安値を探すのが基本です。
私が実際にやった比較をご紹介します。京都のビジネスホテルを1泊予約する際、5サイトで価格を調べた結果がこちらです。
| 予約サイト | 価格(1泊・1室) | ポイント還元 | 実質費用 |
|---|---|---|---|
| じゃらん | 9,800円 | Pontaポイント2% | 9,604円 |
| 楽天トラベル | 10,200円 | 楽天ポイント3% | 9,894円 |
| Booking.com | 8,900円 | なし(会員割あり) | 8,500円(会員) |
| 一休.com | 11,000円 | 一休ポイント1% | 10,890円 |
| ホテル公式 | 8,500円 | 独自ポイント5% | 8,075円 |



方法5:旅行積立とポイントで旅費を「前払い」する
旅行に行くことが決まったら(3〜6ヶ月前から)、旅行積立やポイント積み上げを始めることで実質的な旅費を下げられます。特に楽天トラベルで積み立てる「楽天スーパーポイント」の活用が効果的です。
私は毎月の楽天市場での買い物ポイント(月3,000〜5,000ポイント)を旅行費に充てる習慣をつけました。年間で4〜6万円分のポイントが旅行費に変換される計算で、実質的に旅行費が大幅ダウンします。



方法6:荷物を減らして追加料金を防ぐ
LCC利用時の最大コストが荷物の追加料金です。また、新幹線や在来線でも大きな荷物は宅配便で送る場合があり、その費用も旅行費に積み上がります。荷物をコンパクトにする習慣がそのまま旅行費削減につながります。
私が実践しているのは「4泊5日でも機内持ち込みサイズに収める」パッキング術です。コツは着回しできる服を選ぶこと、洗って翌日着ることを前提にすること、ホテルのアメニティを使うこと。これで余分な荷物代・宅配便代がゼロになりました。
・服は3日分で5日間着回し(洗って乾かす)
・シャンプー・化粧水は旅先で調達 or ホテルアメニティ
・靴は1足のみ(スニーカーで万能対応)
・パッキングキューブで圧縮して体積を最小化



方法7:旅の準備を効率化する
旅行の準備を効率化すると、忘れ物による現地での割高な買い物を防げます。「現地のコンビニで買えばいい」と思いがちですが、特に海外では日用品が割高だったり、必要なものが見つからなかったりします。旅行専用のポーチやセットを用意しておくと、準備の手間も時間も削減できます。
私はトラベルポーチをひとつ用意して、毎回使うものをまとめてそこに入れています。旅行が決まったら「ポーチをバッグに入れるだけ」の状態を作ることで準備時間が半分になり、忘れ物ゼロを維持しています。


方法8:食費は「現地のスーパー・コンビニ」と「名店1日1回」で使い分ける
旅行中の食費は大きなコスト。観光地の飲食店は価格が高く、全食レストランだと食費だけで1日5,000〜10,000円になることもあります。私が実践しているのは「朝食+昼食は現地スーパー・コンビニ、夕食だけ良いお店に行く」作戦です。
北海道旅行2泊3日の食費比較:
| 食事スタイル | 1日の食費(目安) | 2泊3日の総食費 |
|---|---|---|
| 全食レストラン | 6,000〜9,000円 | 18,000〜27,000円 |
| 朝昼コンビニ+夕食1店 | 3,000〜4,500円 | 9,000〜13,500円 |
| 節約スタイル(スーパー活用) | 1,500〜2,500円 | 4,500〜7,500円 |



方法9:交通手段は「JRパス・バスで鉄道を賢く組み合わせる」
国内旅行で交通費を節約するにはJRの「フリーきっぷ」やバスを活用することが効果的です。特にJR各社が提供する「エリアフリーきっぷ」は2〜3日の乗り放題で、単純計算より安くなることが多い。
例えば「北海道フリーパス(7日間)」は27,430円ですが、函館→札幌→旭川→富良野→帯広と巡ると通常運賃合計が40,000円超えになるので、1万円以上の節約になります。青春18きっぷ(5日分12,050円)も上手に活用すれば1日あたり2,410円で乗り放題です。



方法10:旅行保険はクレカ付帯で「無料カバー」する
旅行保険は旅行費の意外なコストです。特に海外旅行では医療費が高額になるリスクがあるため必要ですが、クレジットカードの付帯保険を活用すれば別途旅行保険に加入しなくて済む場合があります。
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)には最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯します。年1〜2回海外に行く場合、別途保険料が1回2,000〜5,000円かかることを考えると、年会費の元が取れます。普通の楽天カードでも「利用付帯」という形で一定の補償があります。
「自動付帯」と「利用付帯」の違いを確認しましょう。自動付帯はカードを持っているだけで補償が始まります。利用付帯は旅行代金をそのカードで支払った場合のみ補償されます。



旅行費節約の「やってはいけない」失敗パターン5選
節約しようとして逆に損した経験もあります。同じ失敗をしないために共有します。
失敗1:繁忙期に直前予約して割高ホテルに泊まった
GWに京都旅行を計画し、予約したのが3週間前。空いているホテルは残り少なく、選択肢が少なかったため1泊25,000円のホテルを予約するしかありませんでした。同じホテルを3ヶ月前に予約していたら1泊12,000円だったことを後から知って唖然。
教訓:人気エリアの繁忙期旅行は3ヶ月前に予約する。特に京都・沖縄・北海道は繁忙期の宿確保が遅れると選択肢が激減します。

失敗2:格安ツアーの「別途料金」で結局高くなった
旅行会社の格安パッケージツアーに申し込んだら、オプションの食事・観光・席のアップグレードを勧められて合計金額が「格安」でなくなっていたことがありました。
教訓:ツアーの総額比較は「基本料金+必要なオプション合計」で行う。フライト+ホテルを個別手配した方が安い場合も多いので、必ず比較を。


失敗3:LCCで荷物追加料金を取られた
前述の通り、LCC利用初回に預け荷物の追加料金4,500円を支払った経験があります。空港での「荷物が重量オーバー」は精神的にも財布にも痛い。
教訓:LCC予約時に荷物規定を必ず確認する。必要な場合は事前予約で荷物追加(当日より安い)。最善策は機内持ち込みサイズにパッキングを徹底すること。
失敗4:「安いから」と遠方の空港・駅を使って交通費がかさんだ
LCCを使う際に成田空港から出発するフライトを選んだら、都心から成田への交通費(スカイライナー1,290円×往復)がかかり、羽田発の若干高いフライトと総額では変わらなかったことがありました。
教訓:空港・駅へのアクセス費用を含めた「ドア・ツー・ドア」で総額比較する。成田vs羽田なら成田のアクセス費用を足して計算する。

失敗5:ポイントの使用期限を過ぎて失効させた
旅行用に貯めていた楽天ポイントの「期間限定ポイント」が期限切れで失効したことがありました。2,400ポイント(2,400円分)がゼロに。
教訓:期間限定ポイントは旅行の予約に優先的に使う。楽天トラベルは期間限定ポイントでも支払いに使えるので、宿泊予約前に必ずポイント残高と有効期限を確認する習慣をつける。


旅行費節約を始めるためのロードマップ(3ヶ月前から)
旅行費を半額にするためのスケジュールをまとめました。
| タイミング | やること | 節約効果 |
|---|---|---|
| 3〜6ヶ月前 | 行き先・日程を決める。繁忙期を外す「ズラし」を検討 | ★★★ 宿泊費30〜50%オフ可 |
| 75日前 | 航空券(早割75)を予約。LCC検討 | ★★★ 航空券40〜60%オフ可 |
| 60日前 | 宿を5サイト比較して予約。公式サイトも確認 | ★★ 宿泊費10〜30%オフ |
| 1ヶ月前 | 荷物計画・パッキングリスト作成。LCCの荷物規定確認 | ★ 追加料金ゼロ |
| 1週間前 | クレカの旅行保険を確認。ポイント残高・有効期限チェック | ★ 保険料節約 |
| 旅行中 | 朝昼はスーパー・コンビニ活用。夕食だけ現地の名店へ | ★★ 食費50%オフ可 |
| 旅行後 | 獲得ポイントを確認。次の旅行の計画・ポイント積み上げ開始 | ★ 次回の節約準備 |



よくある質問(FAQ)
Q1:LCCと大手航空会社、どっちがお得ですか?
行き先・時期・荷物量によって異なります。LCCは基本運賃が安い代わりに、手荷物・機内サービスが有料です。大手の早割も安くなることがあるので、合計費用(荷物込み)で比較することが大切です。荷物を最小化できるなら国内線2〜3時間以内の路線ではLCCが圧倒的にお得なことが多いです。

Q2:ホテルのキャンセル料が怖くて早めに予約できません
「無料キャンセル期間あり」プランを選ぶことで解決できます。Booking.comは無料キャンセルプランが豊富で、宿泊の3〜7日前まで無料でキャンセルできるプランが多い。早割の航空券はキャンセル料が高いので、旅程が確実になってから予約するのがベターです。


Q3:海外旅行と国内旅行、節約効果が大きいのはどちらですか?
絶対額では海外旅行の節約効果が大きいです(LCC往復で3〜5万円の差など)。ただし、国内旅行は節約術を適用しやすく、失敗リスクも低い。まずは国内旅行で節約術を練習してから、海外旅行でフル活用するのがおすすめです。
Q4:楽天トラベルとじゃらん、どちらが安いですか?
ケースバイケースで、一概にどちらが安いとは言えません。同じホテルを両方で検索して安い方を使うのが正解です。楽天ユーザーなら楽天トラベルの方がポイント還元率が高くお得になりやすい傾向があります。じゃらんはリクルートポイントが貯まるので、Pontaポイントユーザーに向いています。

Q5:旅行費節約で一番インパクトが大きいのはどれですか?
圧倒的に「繁忙期を外すこと(ズラし旅行)」と「航空券の早割予約」の2つです。この2つだけで旅行費全体の30〜50%の節約になることが多く、他の節約術より効果が大きい。まずこの2つを実践するだけで旅行費は大幅に下がります。

Q6:ひとり旅でも節約効果はありますか?
あります!ひとり旅は「1人利用不可」のプランが一部あるものの、Booking.comや素泊まりプランはひとりでも予約しやすい。LCC、早割、閑散期ズラしはひとり旅でも同様に有効です。むしろ人数が少ない分、調整の自由度が高く、激安路線を選びやすいメリットがあります。
Q7:旅行節約でやって後悔したことはありますか?
「節約しすぎて旅の楽しみを削りすぎた」ことがあります。旅先の名店ご飯を全部コンビニに置き換えたら、旅行の思い出が薄くなった感覚がありました。食事だけは「1日1回は現地の美味しいものを食べる」という基準を設けてから旅の満足度が戻りました。節約は手段であって目的ではない!


暮らしに役立つおすすめアイテム
本記事で紹介した内容に関連する、暮らしを豊かにするおすすめアイテムをピックアップしました。
まとめ:旅行費を半額にして「年4回旅行」を実現しよう
今回ご紹介した旅行費を半額にする方法10選をまとめます。
- 繁忙期を外す「ズラし旅行」で宿泊費・交通費を最大50%カット
- 75日前の早割予約で航空券を40〜60%オフにする
- LCC活用で国内・海外の航空券代を大幅に節約(荷物対策必須)
- 5サイト比較で同じホテルを最安値で予約する
- 楽天ポイントを旅行費に充てることで実質旅費を下げる
- 荷物を最小化してLCCの追加料金ゼロを目指す
- トラベルポーチで旅の準備を効率化して忘れ物ゼロ・現地割高買いゼロ
- 朝昼はスーパー・コンビニ、夕食だけ名店で食費を半分にする
- フリーきっぷ・青春18きっぷで交通費を大幅節約
- クレカ付帯保険を活用して旅行保険料をゼロにする
- 次の旅行の日程を「繁忙期ピーク」を外してざっくり決める
- 行き先が決まったら「搭乗日-75日」にアラームをセットして航空券を予約する
- 楽天トラベル・Booking.com・じゃらん・公式サイトを必ず比較してからホテルを予約する
「旅行はお金がかかるもの」という思い込みを捨てるだけで、同じお金で旅行できる回数が倍になります。年間旅行費20万円が10万円になれば、浮いた10万円でもう1〜2回旅行できる。そんな「旅行がもっと楽しくなる節約」を、ぜひ実践してみてください。
































