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ビジネス文章の書き方7選!メール・報告書・提案書が一発OKになった実体験ライティング術ガイド

ビジネス文章の書き方7選!メール・報告書・提案書が一発OKになった実体験ライティング術ガイド




「また修正が来た」「何が言いたいのかわからない、と上司に言われた」「このメール、もっと短くまとめてほしい」——ビジネス文章でこういった言葉をもらったことはありませんか?

かつての私がまさにそうでした。入社して3年目くらいまで、メールを送るたびに上司から修正が入り、報告書は何度書き直しても「もっとわかりやすく」と返ってきました。提案書にいたっては、全ページ赤ペンだらけになって戻ってきたこともあります。

ねこ
文章を「書けている」と思っていたんだけど、実は全然「伝わっていなかった」んだよね。気持ちと事実を混ぜて書いてたり、結論が最後に来てたり。書いた本人は満足しているのに読んだ人には伝わらない、という状態

それが今では、重要なメールを送ってもほぼ一発でOKをもらえるようになりました。提案書も上司からの修正が激減し、「わかりやすい文章だね」と言われることが増えました。変化は7つの書き方を意識しただけです。

PEN(見習い)
7つを意識するだけで、一発OKになるんですか?
ねこ
最初から全部は無理だけど、1つずつ意識していったら半年でかなり変わった。特効薬ではないけど、確実に効く地道なやり方
この記事でわかること

  • 修正だらけだった文章が一発OKになった7つの実践的な書き方
  • ビジネスメール・報告書・提案書それぞれに使えるテクニック
  • 「伝わらない」文章と「伝わる」文章の具体的な違い(Before/After例つき)
  • すぐ使えるテンプレート・フレーズ集
  • よくある失敗パターンと今日から直せる対策

■目次

ビジネス文章が「伝わらない」本当の原因

多くの人がビジネス文章で失敗するのは、「書き方を知らない」からではありません。もっと根本的な原因があります。

ねこ
ぶっちゃけ言うと、「書き手の視点」で書いてしまっているのが最大の原因。読んでいる人の「わかりたい気持ち」に合わせて書けていない
よくある失敗パターン 読んだ人の反応 本当の原因
結論が最後に来る 「で、何が言いたいの?」 書き手の思考順序で書いている
情報量が多すぎる 「要点がわからない」 「全部伝えたい」という書き手の都合
主語が抜けている 「誰が何をするの?」 頭の中ではわかっているから省いてしまう
感情と事実が混在 「客観的に書いてほしい」 事実と意見の区別がついていない
受け身表現が多い 「誰の責任なのか不明確」 責任を曖昧にしようとする回避思考
PEN(見習い)
「主語が抜けている」のは、自分でも気づいてませんでした……確かに頭の中ではわかってるから省いちゃう
ねこ
書いた本人と読んだ人の「前提知識」が違うことを常に意識すること。自分が知っていることを相手は知らない、という前提で書くだけで文章の明瞭度がぐっと上がる

【私の実体験】修正だらけから一発OKになるまでの1年間

具体的な方法の前に、私自身がどう変わったかをお伝えします。

Before: 修正がなくなる日が来ない日々

入社3年目のころ、私はこんな状態でした。

  • メールを送るたびに「もっと短くして」「結論は何ですか?」が返ってくる
  • 報告書の修正に毎回30〜40分かかる
  • 提案書を作るたびに上司から「全部読み直した方がいい」と言われる
  • 自分では「丁寧に書いた」と思っているのに評価されない
  • 「書くのが苦手」という苦手意識が強くなっていた
ねこ
当時は「どうせ自分は文章が下手だから」と諦め半分だった。文章力って生まれつきの才能だと思ってた節がある
PEN(見習い)
わかる気がします。文章って「センス」の問題のように感じてしまいますよね

After: 7つのコツを意識し始めて変わった変化

転換点は、あるライティングの本を読んで「結論を先に書く」という1点を意識し始めたことでした。そこから少しずつ改善を重ねた結果:

3ヶ月後:メールの修正率が50%→20%に
6ヶ月後:報告書の修正がほぼゼロに
1年後:提案書が初稿でほぼOKが出るようになった

ねこ
文章力は「センス」じゃなくて「技術」だった。技術なら練習で身につく。これを知っただけで気持ちが楽になった

ビジネス文章の書き方1: 結論を最初の1行に書く(PREP法)

ビジネス文章で最も効果的な改善は、「結論を最初に書く」ことです。これだけで文章の印象が激変します。

ねこ
日本語って文末に動詞が来る構造だから、「結論が最後」になりがち。でもビジネスでは読んだ人が「何をすべきか」を最初に把握できることが最重要

PREP法の基本構造

「PREP法」とは、以下の4つの順序で書く文章構成です:

  • P(Point):結論・主張(一番伝えたいこと)
  • R(Reason):理由(なぜそう言えるか)
  • E(Example):具体例・根拠(事実・数字・ケース)
  • P(Point):結論の再提示(まとめ・次のアクション)

Before/After で見る改善例(メールの場合)

❌ Before(結論が最後)
件名:先日の件について

先日の打ち合わせでお話しした件ですが、関係各所に確認を取ったところ、いくつかの条件があることがわかりました。また、スケジュールについても調整が必要な状況です。ご検討いただきたい事項をまとめると、予算の見直しが必要な点と、担当者の変更が必要な点です。つきましては、来週中にご返答いただけますでしょうか。

✅ After(PREP法・結論ファースト)
件名:【要返答 5/20まで】先日の件:予算見直し・担当変更の確認依頼

【結論】来週5/20(火)までに、以下2点のご返答をお願いします。
①予算の見直し可否 ②担当者の変更対応

【理由・背景】先日の打ち合わせ後、関係各所に確認したところ上記2点の調整が必要であることが判明しました。

【詳細】(省略可能なら省く)

PEN(見習い)
件名からして全然違う!件名だけで「何をいつまでにすればいいか」がわかりますね
ねこ
件名は「ミニ結論」だと思って書くといい。「【要返答】」「【確認】」「【報告のみ】」という行動ラベルを件名の先頭に入れると、受け取った人が即座に何をすべきかわかる
💡 件名の行動ラベル例
・【要返答】→ 相手の返信が必要なとき
・【要承認】→ 決裁・許可をもらいたいとき
・【確認】→ 事実確認・情報共有のとき
・【報告のみ】→ 返信不要の情報共有
・【期限:○月○日】→ 期限が重要なとき
ねこ
この件名ラベルを使い始めてから、メールの返信率と速度が目に見えて改善した。相手も何をすべきか迷わなくて済むから

ビジネス文章の書き方2: 「1文1情報」で短く切る

伝わらない文章の多くは、1つの文章に複数の情報が詰め込まれています。「1文に1つの情報だけ」という原則を守るだけで、格段に読みやすくなります。

ねこ
「1文は60文字以内を目安に」という基準を意識するといい。60文字を超えてきたら、どこかで文を切れるサインだと思って

長文を短文に分割する実例

❌ Before(1文に情報が詰め込まれている)
このプロジェクトは当初の想定よりも工数がかかっており、特に設計フェーズで予想外の課題が発生したこともあり、スケジュールの見直しが必要な状況となっているため、来週の定例ミーティングでステークホルダーを集めて対応策を議論したいと思っています。
✅ After(1文1情報で整理)
このプロジェクトは、スケジュールの見直しが必要な状況です。
理由は、設計フェーズで予想外の課題が発生し、当初よりも工数が増加しているためです。
対応策を検討するため、来週の定例ミーティングにステークホルダーにご参加いただきたく、調整をお願いします。
PEN(見習い)
同じ内容なのに、Afterの方が圧倒的に読みやすい!文を切っただけでこんなに変わるんですね
ねこ
「ため、」「ので、」「が、」で続く文は要注意。そこで文を切れるかどうか確認してみて

接続詞を使って論理をつなぐ

短文に分割したあとは、接続詞で論理の流れを明確にします。

接続詞の種類 使う場面
理由・根拠 前の文の根拠を述べるとき なぜなら / その理由は / というのも
結果・帰結 結論や次のアクションを述べるとき そのため / したがって / つきましては
対比・逆説 別の観点を提示するとき 一方 / しかしながら / ただし
追加・補足 情報を追加するとき また / なお / 加えて
列挙・順序 複数の要素を並べるとき まず / 次に / 最後に
ねこ
接続詞を正しく使うと、文章全体の「論理の流れ」が見えるようになる。読んでいる人が次に何が来るか予測できると、読むのが楽になる

ビジネス文章の書き方3: 事実と意見を明確に区別する

「事実」と「意見」が混在している文章は、読んだ人が「これは客観的な情報なの?それとも書いた人の感想なの?」と混乱します。信頼性の高いビジネス文章には、この区別が欠かせません。

ねこ
報告書で特に重要。「売上が落ちた(事実)から対策が必要(意見)」なのか、「売上が落ちた(事実)のは景気が悪いから(事実かどうか不明な推測)」なのかが混ざると、読んだ人が判断を誤る

事実と意見の書き分け方

❌ Before(事実と意見が混在)
今月の売上は先月比15%減少しており、このままでは来月もかなり厳しい状況になると思われます。原因は景気の悪化と競合他社の攻勢によるものと考えられ、早急に価格戦略を見直す必要があります。
✅ After(事実と意見を明確に区別)
【事実】今月の売上:前月比15%減(1,200万円→1,020万円)
【分析・推測】減少要因として、新規問い合わせ数が20%減少していることを確認しました。競合A社が先月に値下げを実施したことも関係している可能性があります(要確認)。
【提案】価格戦略の見直しを検討することを提案します。来週の定例で議論の場を設けたいと思います。
PEN(見習い)
「(要確認)」という注記を入れるのがポイントですね。確認していない情報はそう明記する
ねこ
「〜と思われます」「〜の可能性があります」「〜と考えられます」は推測・意見のサイン。「〜でした」「〜です」「〜しました」が事実のサイン。使い分けるだけで信頼度が上がる
💡 意見・推測を書くときの便利フレーズ
・「〜と分析しています」(自分の見解であることを明示)
・「〜の可能性があります(要確認)」(不確実であることを示す)
・「データからは〜と読み取れます」(根拠を示した上での解釈)
・「〜かどうかは現時点では不明です」(断言しない誠実さ)

ビジネス文章の書き方4: メモで文章の骨格を作る

「書こうとするとまとまらない」という人の多くは、頭の中が整理されていない状態で文章を書き始めています。書く前に「何を伝えるか」をメモで整理するだけで、文章を書く速度が2〜3倍になります。

ねこ
私が一番変わったのがこれ。長い文章を書く前に、A4用紙1枚に「伝えたいこと」と「その根拠」を箇条書きで書く。5分でいい。この5分が後の1時間を救う

骨格メモの作り方(3ステップ)

ステップ1: 「誰に・何を・なぜ」を書く(30秒)

メモの一番上に「誰に(読者)→ 何を(結論)→ なぜ(目的)」を書く。

例:「部長へ → プロジェクトの遅延報告 → 来週の対応方針を決めてもらうため」

ステップ2: 伝えるべき情報を箇条書きで全部出す(2分)

順番は気にせず、伝えたいことを全部書き出す。これがブレインダンプ(脳の中身を全部吐き出す)。

ステップ3: 優先順位をつけて並べ替える(2分)

書き出した項目に「1(最重要)」「2(必要)」「3(あれば)」と番号をつけて並べ替える。「3」は削除候補。

PEN(見習い)
骨格を作ってから文章を書くだけで2〜3倍速くなるんですか?
ねこ
実体験として間違いない。「何を書くか」が決まっていれば、あとは書くだけ。悩むのは「何を書くか」の部分だから、そこを先に済ませてしまう

報告書・提案書での骨格メモ例

文書の種類 骨格メモの構成
報告書 ①何が起きたか(事実)→②なぜ起きたか(原因)→③今後どうするか(対策)→④いつまでに(期限)
提案書 ①今の課題(問題)→②解決策(提案)→③理由・根拠(なぜこれが良いか)→④コスト・スケジュール→⑤期待効果
議事録 ①日時・参加者→②決定事項(★必須)→③議論内容→④アクション・担当者・期限
依頼メール ①何を依頼するか→②いつまでに→③なぜあなたに依頼するか→④形式・条件
ねこ
特に議事録の「決定事項」は最重要。会議の後に「あれ、結局どうなったっけ?」という質問が来なくなった

ビジネス文章の書き方5: 手書きで考えを整理してから書く

思考がまとまらないとき、キーボードに向かっていても文章は出てきません。そういうときは一度スクリーンから離れ、手書きで考えを整理することが有効です。

ねこ
複雑な提案書や難しい状況の報告書を書くとき、まず紙に書いてみる。「何が問題で」「何を提案したくて」「なぜそれが良いか」を手で書くと、頭の中が整理される

手書き整理が特に効果的な場面

  • 「何を書けばいいか全くわからない」状態のとき
  • 複数の選択肢があって、どれをどう説明すれば良いか迷っているとき
  • 感情的になりやすいデリケートな内容(クレーム対応・謝罪文など)を書くとき
  • 提案書の構成・章立てを決めるとき
PEN(見習い)
手書きとキーボード入力って、思考の整理のされ方が違うんですか?
ねこ
違う。手書きはゆっくり書くから「今自分が何を考えているか」を意識しやすい。キーボードは速く打てるから、思考が先走って「書くこと」が目的化しやすい。複雑なことを考えるときはあえてスローモードにするのが効く
💡 手書き整理の簡単なやり方
① A4白紙を横置きにする
② 真ん中に「伝えたいこと」を1行書く
③ 周囲に関連することを書き出す(マインドマップ風)
④ つながりがあるものを矢印で結ぶ
⑤ 重要度が高いものに○をつける
⑥ この○だけを文章化する
ねこ
この「紙に書いてから文章化」を覚えてから、ゼロから文章を書くスピードが体感で2倍になった

ビジネス文章の書き方6: 読む人の「疑問の順序」に合わせて書く

伝わる文章の秘訣は「読んだ人の頭の中に生まれる疑問」の順序に合わせて書くことです。読んでいる人は文章を読みながら、常に「これはなぜ?」「それでどうなるの?」と疑問を持っています。その疑問が生まれる前に答えを置いておくのが、読みやすい文章の本質です。

ねこ
「読んだ人がどんな順序で疑問を持つか」を書く前に考えることが大事。これを意識するだけで、構成が自然とよくなる

読む人の疑問の流れを意識した報告書の例

読む人の疑問(順序) 文章でカバーすべき内容
①「これは何の報告なの?」 冒頭に件名・目的を1行で明示
②「要するにどうなったの?」 結論・現状を最初に書く
③「なぜそうなったの?」 原因・背景を説明する
④「問題の大きさは?影響は?」 影響範囲・規模感を数字で示す
⑤「どう対処するの?」 今後の対策・アクションプランを提示
⑥「私は何をすればいい?」 相手に求めるアクション・期限を明示
PEN(見習い)
自分が読む側のときに「次に何が来るか予測できると読みやすい」という感覚、ありますよね
ねこ
そう。「次に何が来るか予測できる文章」が読みやすい文章の正体。読んでいる人の疑問の順序に合わせれば、自然とそうなる

提案書の場合の疑問の流れ

提案書を読む人(上司・クライアント)の頭の中の疑問:

  1. 「何を提案したいの?」→ 提案の結論を冒頭に
  2. 「今何が問題なの?」→ 現状の課題を説明
  3. 「なぜこの解決策なの?他は?」→ 選択肢との比較・理由
  4. 「費用は?リスクは?」→ コスト・リスク・デメリット
  5. 「いつ・誰が・どうやって?」→ スケジュール・実施体制
  6. 「やって本当に良いの?」→ 期待効果・成功事例
ねこ
提案書でよく失敗するのが「デメリット・リスクを書かない」こと。書かないと「この人は都合のいいことしか書いていない」と思われる。ちゃんとリスクも書いた方が信頼感が上がる

ビジネス文章の書き方7: 文章力を上げる本を読む

7つ目は少し地道な方法ですが、確実に効果があります。ビジネス文章の書き方を体系的に学べる本を1冊読んで、基礎を固めることです。

ねこ
実はこれが一番の転換点だった。「書けばうまくなる」より「うまい人の型を学んでから書く」方がはるかに効率がいい

ビジネス文章力を上げるために読んだ本の特徴

私が実際に読んで効果があったタイプの本には、共通した特徴があります:

  • 「Before/After」の例文が豊富なもの(抽象論ではなく具体例で学べる)
  • 「メール・報告書・提案書」など文書の種類ごとに解説があるもの
  • 「なぜダメなのか」の理由まで説明があるもの(ルールだけでなく原理を教えてくれる)
  • 薄くてすぐ読めるもの(200ページ以内で実践的)
PEN(見習い)
どんな本が良いか迷うときは「Before/After例文が多い本」を選ぶのが確実なんですね
ねこ
ビジネス文章の本は正直どれも似たようなことが書いてある。だから「1冊だけ精読して徹底的に実践する」方が、5冊読んで何となく理解するより断然効果がある
💡 本を読んだあとの実践方法
① 本を読み終わったら「明日から意識すること」を1つだけ選ぶ
② その1つを1週間、意識して書く
③ 上司・同僚の反応を観察する(修正が減ったか)
④ 定着したら次のポイントに移る
この「1点集中 → 定着 → 次へ」のサイクルが一番効く
ねこ
本を読んだだけで満足するのが一番もったいない。「1つだけ今日から実践する」という約束を自分にするだけで、学びの定着率がぐっと上がる

よくある失敗パターンと対策

ビジネス文章でよくある失敗パターンと、その対策をまとめます。

失敗1: 丁寧にしようとして長くなる

「丁寧に書こう」という気持ちから余計な説明を足してしまい、文章が長くなりすぎるパターン。ビジネス文章では「丁寧さ」より「わかりやすさ」の方が相手への配慮です。

ねこ
「長い文章を読ませる」こと自体が相手の時間を奪う行為。短くまとめることの方が、実は相手への配慮になる

失敗2: クッション言葉を使いすぎる

「お忙しいところ恐縮ですが」「もしよろしければ」「ご都合の良いときに」などのクッション言葉を多用すると、結論が見えにくくなります。

PEN(見習い)
「もしよろしければ〜していただけると幸いです」って、ビジネスメールでよく見る表現ですよね
ねこ
クッション言葉は冒頭に1つだけで十分。「〜をお願いしたいです。ご多用中恐縮ですが、よろしくお願いします」くらいがちょうどいい。毎文に入れると却って読みにくい

失敗3: 受け身表現で責任が曖昧になる

「〜ということになりました」「〜になっています」という受け身表現は、誰が決めたのか・誰の責任なのかが不明確になります。

❌ 責任が曖昧な表現
「スケジュールの変更が決まりました」
「予算の見直しになりそうです」

✅ 責任の所在が明確な表現
「田中部長の決裁によりスケジュールを変更しました」
「私の提案として、予算の見直しを検討しています」

ねこ
受け身表現が多い文章は「責任から逃げている」印象を与えることがある。能動的に書くと、自信と誠実さが伝わる

失敗4: 修正を「文章の問題」だけだと思う

上司に文章を修正されるとき、実は文章以外の問題が原因のことがあります。「伝える相手を間違えている」「伝えるタイミングが悪い」「前提条件の共有ができていない」などです。

PEN(見習い)
文章を直しても直しても「違う」と言われる場合は、書き方の問題ではないかもしれないということですね
ねこ
修正が多いときは「文章の問題なのか」「構成の問題なのか」「前提の擦り合わせが足りていないのか」を切り分けてみる。それぞれで対策が変わってくる

よくある質問(FAQ)

Q1. ビジネス文章が上達するにはどのくらいかかりますか?

個人差はありますが、1つのポイントを意識して書き続ければ2〜4週間で変化が感じられます。7つすべてを習慣化するには3〜6ヶ月が目安です。焦らず「今週は結論ファーストだけ意識する」というペースで進めることをおすすめします。

ねこ
私の場合、「結論ファースト」だけで最初の2週間は変化がはっきりわかった。1点集中で始めるのが一番の近道

Q2. 上司に文章を直してもらったとき、どうやって学ぶのがいいですか?

修正されたら「なぜ直されたのか」を必ず言語化してメモすることをおすすめします。「結論が後ろに来ていたから」「受け身表現が多かったから」など、パターンとして記録しておくと同じミスを繰り返さなくなります。

PEN(見習い)
修正されたことをそのまま直すだけじゃなくて、「なぜ直されたか」を考えるんですね
ねこ
そう。これを続けると「自分がどのパターンで失敗しやすいか」がわかってくる。わかれば対策できる

Q3. メールはどのくらいの長さが理想ですか?

スマートフォンで一画面に収まる200〜400文字を目安にすることをおすすめします。どうしても長くなる場合は「本文で結論と依頼だけ伝えて、詳細は添付ファイルにまとめる」という構成が有効です。

ねこ
「このメールは添付を見なくても、本文だけで何をすべきかわかるか?」を書いた後に確認するのが好き。本文で完結させる意識があると、自然と短くなる

Q4. 謝罪メールや謝罪文の書き方のコツはありますか?

謝罪文で重要なのは①お詫び → ②事実確認 → ③原因 → ④再発防止策 → ⑤今後のお願い、の順番です。感情的になりやすい文書なので、手書きで一度整理してから書くことを強くおすすめします。また「申し訳ございません」を文中で繰り返しすぎると逆に軽く見えることもあるので注意してください。

PEN(見習い)
謝罪文って感情が入りやすいから、冷静に書くのが難しいですよね
ねこ
感情が入ると「言い訳」が混じりやすくなる。謝罪文では「どうすれば再発しないか」と「相手に何をするか」の2点が最重要。それ以外は削っても大丈夫

Q5. 文章を書くのが遅い。スピードを上げるにはどうすればいいですか?

スピードが遅い原因のほとんどは「書きながら考えている」ことです。骨格メモを先に作り「考える」と「書く」を分離させることで、執筆速度は大幅に上がります。また最初から「完璧な文章」を書こうとせず、まず「ラフ版」を書いてから整えるという2段階の書き方も効果的です。

ねこ
「考えながら書く」が一番遅い。「考えてから書く」が一番速い。この違いを体感してから文章を書く時間が半分以下になった

Q6. 箇条書きと文章、どちらで書くのが良いですか?

複数の情報を並べるときは箇条書き、論理的なつながりを説明するときは文章が適しています。「3つ以上の要素が並ぶときは箇条書きにする」という基準を持っておくと判断しやすいです。

PEN(見習い)
「3つ以上は箇条書き」という基準はわかりやすいですね
ねこ
箇条書きは「並列な情報」を整理するのが得意。「AだからBになってCが必要」というように論理のつながりがある場合は文章の方が伝わりやすい

Q7. 読んだ人に「わかりやすい」と思ってもらうには何が一番大事ですか?

一番大事なのは「読む人の立場に立って書く」ことです。書く前に「この文章を読む人は、どんな疑問を持ちながら読むか?」を30秒だけ考えるだけで、文章の質が大きく変わります。技術的なテクニックより、この「読む人への想像力」が文章の質を左右します。

ねこ
「自分が書いたものを初見の人として読む」という感覚を養うのが、文章力アップの本質。書いた後に一晩おいて再読するだけで、「あれ、これわかりにくいな」という部分が見えてくる

Q8. AI(ChatGPT等)を使って文章を書くのはアリですか?

ビジネス文章にAIを活用すること自体は問題ありません。ただし「AIが書いた文章をそのまま使う」ことはリスクがあります。事実誤認・文脈の読み違え・社内情報の漏洩リスクなどがあるためです。AIは「骨格のたたき台を作る」「文章を短くリライトする」「別の言い方を提案してもらう」などの用途で使うのが安全で効果的です。

PEN(見習い)
AIは「補助」として使うのがいいんですね。自分で考えてからAIに整えてもらう
ねこ
そう。「AIが書いた → そのまま送る」は文章力が伸びない。「自分が書いた → AIで確認・改善提案をもらう → 自分で判断」という使い方が文章力アップにもなる

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まとめ: ビジネス文章は「技術」だから、練習で必ずうまくなる

ビジネス文章の書き方7選をまとめます。

  1. 結論を最初の1行に書く(PREP法):件名に行動ラベルを入れ、本文冒頭に結論を
  2. 「1文1情報」で短く切る:60文字を超えたら切れるサインと思って
  3. 事実と意見を明確に区別する:「〜しました(事実)」「〜と考えています(意見)」と使い分ける
  4. メモで文章の骨格を作る:「誰に・何を・なぜ」→ 箇条書き全出し → 優先順位づけの3ステップ
  5. 手書きで考えを整理してから書く:複雑な内容は紙に書き出してから文章化
  6. 読む人の「疑問の順序」に合わせて書く:読んでいる人の頭の中の疑問を先回りする
  7. 文章力を上げる本を1冊精読する:Before/Afterが豊富な本を選んで1点集中で実践
ねこ
全部一気にやろうとしなくていい。まず「結論を最初に書く」の1点だけ、今日から意識してみて
PEN(見習い)
7つもあると多く見えますが、1つずつ積み重ねれば半年で全部できそうですね!

ビジネス文章の上手さは「生まれつきの才能」ではなく「技術」です。技術なら練習で必ず身につきます。修正を繰り返されても落ち込まず、「なぜ直されたか」を学びに変えながら少しずつ改善していきましょう。

今日からできる最初のアクション

  • 次にメールを書くとき、件名に「【要返答】」「【確認】」のラベルを入れる
  • 本文の最初の1〜2行に結論と依頼事項を書いてみる
  • 書いた後に「60文字を超えている文」がないか確認する
ねこ
「修正が来なかった!」と気づく瞬間が、文章力アップの最大のモチベーションになるよ。まず1通、試してみて













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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。