【ルビーの意味と物語】心の中に情熱の炎が燃え上がるパワーストーン!?ルビーの効果と神話や逸話を紹介!【7月誕生石】




はじめに

赤くてキレイな石と言えば?」と聞かれたら、
おそらく殆どの方が「ルビー」と答えるでしょう。
そのくらいルビーは鮮烈な赤色が特徴的な石と言えます。

また、宝石のイメージもかなり強いルビーですが、
パワーストーンとしても優秀です。

戦神と関連付けられたり生命力を活性化させると言われるその効果から、
かつては兵士の御守りであったり病気の治療に使われていた歴史があります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]今回はそんなルビーのパワーストーンとしての一面や、ルビーに関連した神話等についてご紹介したいと思います。[/chat]

ルビーの特徴について

ルビーの原石

7月の誕生石の1つとされているルビー「鋼玉(こうぎょく)」という鉱物の仲間で、ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を誇っています。鋼玉は「コランダム」とも呼ばれています。

1度見たら忘れられない鮮烈で濃厚な赤色は、
鋼玉にわずかに含まれる「クロムイオン」の影響によるものです。
そのため、含まれるクロムイオンの量によって、その赤みも大きく変わってきます。
※しかし、5%以上のクロムイオンを含んだものは赤みが強くなりすぎて黒っぽくなってしまい、
「エメリー」という工業用の研磨剤として使われるようになります。

高い硬度と磨耗しにくいという特徴も持っているため、
レコードの針腕時計のような小型の精密機械の軸受けに使われている事もあります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]しかし、ルビー自体が高コストな石なので特に高級品に使われています。[/chat]

他にも赤色成分を一切含んでいない緑色光源の下でも赤く光るという科学的な特徴もあり、レーザー光を利用した実験結果によると、ルビーの中に含まれる成分が黄緑色や紫色の光を吸収して、そのエネルギーを赤色発光として再度放出するのだそうです。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]なんだか神秘的だね。[/chat]

また、多くのルビーは玄武岩や大理石等の岩石の中に存在しているので、長い年月の中で風や雨水等の浸食によってルビーを含んだ岩石が崩れ、砂や泥と共に川に流されて堆積している事も多いと言われています。

実は「あの」宝石と関係が!

燃えるように真っ赤な色を持つルビーですが、同じくらい有名な宝石と関係があります。

その宝石は、なんと「サファイア」です。
ルビーとは対照的な深い青色が特徴ですが、実はルビーと同じ「鋼玉」の仲間です

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]えっ!そうなの!?[/chat]

ルビーがクロムイオンの影響を受けているのは先程ご紹介しましたが、
他の成分が多くなるとルビーと鑑識されず、全てサファイアになるのです。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ちなみに鉄やチタンが含まれていると皆様の良く知る青色のサファイアになります。[/chat]

ルビーは鋼玉の中でもクロムイオンを含み、
しっかりとした赤い発色がなければ名乗る事ができず、
ピンク色のものは「ピンクサファイア」と呼ばれて区別されます。

ルビーの稀少性が分かりますが、
カラーバリエーションが多いという点を考えれば、サファイアも人気の宝石です。

主な原産地について

ルビーの原産地はアジア大陸が主ですが、
その中でも良質なルビーの産出地はかなり限定されていると言われています。

主にミャンマー、タイ、スリランカ、マダガスカル、ベトナム、カンボジア、モザンビーク等で産出されています。

これらの原産地の中でも、
ミャンマーのモゴック産のルビーが最高品質と言われています。
その瑞々しくも濃厚な赤色から「ピジョン・ブラッド(ハトの血)」と呼ばれ、
その稀少性と美しさからダイヤモンドより高値で取引される程です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ダイヤよりも高いの!?[/chat]

ルビーの名前の由来について

ルビーの名前の由来はラテン語の「rubeus(ルベウス)」であると言われており、
その意味は「赤」です。まさに名は体を表しています。

ルビーは他にも呼び名があり、
古代ギリシャでは「石炭」を意味する「アンスラックス」と呼ばれていたり、
ローマではラテン語で「carbunculus(カルブンクルス)」と呼ばれていた歴史があります。
また、和名では「紅玉」と表記されています。

気付いた方もいるかも知れませんが、「カルブンクルス」は「カーバンクル」
ソロモン王が神より授かった4つの宝石の名前と一緒です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]あっ…FFが真っ先に思い浮かびました…笑[/chat]

ルビーの宝石言葉について

燃えるように美しい赤色が特徴のルビーですが、
宝石言葉もそれに見合ったものが多いです。

宝石言葉は「愛の炎」「情熱」「活力」「自由」「信念」「威厳」「仁愛」「勇気」「慈しみ」があります。

宝石言葉の「威厳」ですが、
かつてルビーが王族の正統な血筋である事を示す石として用いられた歴史から来ていると思われます。

パワーストーンとしてのルビーの効果について

宝石として有名なルビーですが、
パワーストーンとしての効果も侮ってはいけません。

ルビー怖じ気付いた精神を安定させるだけでなく、
やる気や情熱を引き出す力があると言われています。

激しく燃える炎のように強力なエネルギーを持っているとされており、
その力によって持ち主が心の中に抱えた嫉妬心や恐怖心を取り払い

  • 物事に対する勝利を掴む力や意思を強く持てるようになったり、
  • 強い信念や指導力を得てカリスマ性を高める効果があります。

また、燃え上がる情熱は不正と戦う勇気も与えるとされています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そのため、物事に対して消極的な方や、逆にバリバリ物事をこなしていきたい方自分の意思が弱い方にもオススメのパワーストーンです。[/chat]

また、本能的な感性を高める効果もあるとされ、
特に女性が持つと華やかかつセクシーな魅力を与えると言われています。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]セクシーな魅力![/chat]

ルビーにまつわる「おまじない」について

太古の時代から強力なパワーストーンとして知られているルビーですが、その力は宝石として加工されてなお健在なようです。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]それではルビーにまつわる「おまじない」について幾つかご紹介していきたいと思います。[/chat]

・高級過ぎる…! 恐怖心を鎮める快楽の秘薬!?

ルビーの産出国の1つであるインドでは、
ルビーを粉末にしたものを薬として利用していた歴史があります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]その効果とは、恐怖心を鎮めるだけでなく、快楽を得る事ができるのだとか。[/chat]

今では効果の程は分かりませんが、
もしやるとしたらかなり高級な薬になる事は間違いなさそうです。

・負けるわけにはいかない!必勝祈願の御守りに

かつてルビーはガーネットと同じく戦場に赴く騎士や兵士達の守護石として身に付けられていました。
身体中に活力を与えてくれるだけでなく、
戦神である「マルス」の加護があると考えられていました。

マルスはあらゆる戦いの神です。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]負けられない戦いの前にストラップやブレスレットを身に付けて必勝祈願しよう![/chat]

また、ブレスレットやリングの場合は心臓のある左側に付けるのが決まりであり、
右側に付けると逆効果になってしまうと伝わっているため少し注意が必要です。

・リーダーシップを発揮したい!そんな貴方にも!

ルビーは時の権力者達が好んで身に付けていたという歴史があり、
王族達も権力の象徴として愛用していたそうです。

ルビーには持ち主の恐怖心や嫉妬心を取り払うだけでなく、公平な判断力や活力を与える効果があるため、物事をこなしていく内にカリスマ性が養われていきます。

また、「困っている誰かを助けたい」という気持ちも沸き上がるようになるとされており

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]気付けば周りから慕われ、リーダーシップとカリスマ性が光る存在になれるかもしれません。[/chat]

・魅力爆発!?恋愛運が欲しい方にも

「彼氏が欲しい」あるいは「彼女が欲しい」
そんな事を思いながら合コンやマッチングアプリを利用する方も中にはいるのではないでしょうか。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]・・・![/chat]

そんな時にはアクセサリーとしてルビーを身に付けてみてはいかがでしょう?

ルビーは持ち主の心に働きかけて、相手に対して自然と気遣い慈しむ心を養う効果があります。また、持ち主の魅力も開花させるだけでなく、どこかセクシーな印象も付け足してくれる効果もあります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]パートナーを求めていなくても、イメージチェンジを望んでいる方にもオススメです。[/chat]

・何かトラブルに巻き込まれやすい… 厄除けの御守りに!

トラブルに巻き込まれたり、何か面倒事や板挟みに遭遇しやすい方は
御守りにルビーのアクセサリーを身に付けてみるのもオススメです。

良くない事に遭遇しやすい、
巻き込まれやすいのは運気が停滞しているからかも知れません。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ルビーには停滞していた運気を動かす効果があるとされています。[/chat]

ルビーの浄化について

燃え上がる炎のように強力に持ち主をサポートしてくれるルビーですが、
炎もいつまでも燃え続けているわけではありません。
燃やす物を失った炎のように、サポートに疲れたルビーも徐々に勢いを失っていってしまうのです。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そんなルビーも日頃の感謝を込めて、定期的に浄化をしてあげましょう。[/chat]

ルビーは水にも強く、流水にくぐらせて汚れを洗い流し、
布で拭いた後自然乾燥させる方法でも浄化する事ができます。

また、天気の良い日は日光浴、
月が出ている夜は月光浴による浄化
もできます。

水晶のクラスターやさざれ石を使った浄化も効果的です。

ホワイトセージは葉を1枚取って火を着け、立ち上る煙にルビーをくぐらせて浄化します。小皿にホワイトセージの葉を数枚取り、その上にルビーを置くのも効果があります。

お香タイプやスプレータイプもあるため、
ご自身のやりやすい方法で浄化をしてあげてください。

ルビーにまつわる神話について

兵士を守る守護石であったり、人の内面を情熱的にしたり、感性を豊かにしてくれるルビーには多くの神話と関係付けられています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]その中で幾つかの神話をご紹介したいと思います。[/chat]

忍び寄る小さな暗殺者!「ターゲットは傲慢な狩人」〜ギリシャ神話〜

夜空に昇ったサソリ座の真ん中、丁度サソリの心臓のあたりには一際輝く「アンタレス」という星があります。
この星の赤い輝きはルビーに例えられているため、
「サソリの心臓はルビーの心臓」なんて言葉もあったりします。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]そんなサソリ座がどのようにして天に昇ったのか、その神話をご紹介します。[/chat]

その昔、海の神・ポセイドンの息子で巨人でもある「オリオン」という男性がいました。
オリオンは腕っぷしも強くイケメンであり、凄腕の狩人です。
熊だろうがライオンだろうが、彼にかかればすぐに仕留められてしまいます。

そんなある日の事、オリオンはたくさんの酒を飲んで上機嫌になり、
群衆の前でこのように言いました。

「この俺様に狩れない動物なんていない。
熊もライオンも、どんな動物も俺様から逃げる事なんかできやしない!」

この傲慢で高飛車な発言を群衆以外で聞いていた存在がいました。それが神々でした。
特に大地の女神・ガイアは猛激怒です(一説には神々の女王ヘラとも言われています)。
ガイアは大地を司っており、オリオンが狩っていた動物達もガイアからの恵みの1つでした。ガイアは言いました。

「あのオリオンとか言う狩人は調子に乗りすぎだ!
一体誰のおかげで動物を狩れているのか分かっていない。
その動物達すら私からの恵みの1つだというのに!」

それからガイアを含めた数柱の神々がオリオンを懲らしめるために相談をしました。
ライオンや熊等の猛獣では歯が立たないため、毒蛇や毒グモ等の毒のスペシャリスト達が集められました。
そして、数ある毒のスペシャリストの中から神々によって選ばれたのが「サソリ」でした。

神「オリオンを殺してしまいなさい!」

サソリ「了解!」

サソリが暗殺計画を実行に移したその日もオリオンは大量のお酒を飲んで酔っ払っていました。
酔っ払っているとあらゆる感覚が鈍ってしまいます。
オリオンは気付かなかったのです。
神々が放った小さな暗殺者がすぐ傍まで忍び寄っていた事に…。

次の瞬間、オリオンのかかとに鋭い痛みが走りました。
あまりの痛みに酔いも覚めたオリオンでしたが時すでに遅し。
サソリの猛毒によってそのまま死んでしまったのです。

傲慢な狩人であるオリオンを見事一撃で仕留めたサソリはその功績を讃え、
天に上げられサソリ座になったのです。
一方サソリに仕留められたオリオンでしたが、月の女神アルテミスが神々を必死に説得した事により狩りの腕前を讃えられて星座になりました。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]しかし、そこには自分を刺し殺したあのサソリが・・![/chat]

すっかり怯えてしまったオリオンサソリが現れる頃になると逃げ出すようになったと伝えられています。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]星座の成り立ちって面白いね![/chat]

戦いの神は破壊の化身!?〜ギリシャ&ローマ神話〜

戦神マルスの加護があると信じられているルビーですが、
この戦神、なかなかワイルドな神様です。

マルスという呼び名はローマ神話、ギリシャ神話ではアレスと呼ばれています。
この神は戦争の時の破壊や狂乱を現す「荒神」のような存在なのです。

同じく戦いの神とされる女神アテナは計略や栄誉を現しており、とにかく戦闘狂なアレスと違って自分の守りたい物のために戦います。

血の気の多い神というだけあって戦争を引き起こし、多くの死者が出るため冥府の神・ハーデスのお得意様みたいな一面があります。
また、愛と美の女神・ヴィーナスとの間に子供がいたりします。
しかし、彼のおかげで助かった(?)事もあったようなのでその話をご紹介します。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ほうほう![/chat]

遥か昔、コリントスという都の王・シーシュポスが神々の王ゼウスの怒りを買ってしまい、死神・タナトスによって冥府に連行されそうになっていました。
しかし、シーシュポスはかなりのキレ者だったらしく、この死神を罠にはめて逆に監禁してしまったのです。

死神は恐ろしい存在ですが、彼がいなくては「死」そのものがなくなってしまいます。
どんなに深い傷を負っても「死なない」人間。
これに違和感を覚えたアレスはシーシュポスに監禁されていたタナトスを救い出しました。

開放されたタナトスはすぐに仕事に取りかかりました。
ようやく「死」が訪れたのです。
深い傷を負っても死ぬ事ができず、苦しんでいた人間達にやっと安寧が訪れました。
もしアレスがタナトスを救い出さなかったら、その苦しみが止む事はありません。
ある意味英雄的な行いをしたのでした。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]死があることで救われることもある。。[/chat]

ちなみにタナトスですが、双子であり眠りの神・ヒュプノスが人間好きで柔和な性格であるのに対し、非常に冷たく残忍な性格であるとされています。

また、魂を連れ去る時に自分が連れ去った証として、
対象の肉体に生えている髪を切っていくそうです。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(毛根弱め)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]やめて!!!!!!![/chat]

髪が短くても切っていくらしいので「ハゲ疑惑」を現世に残そうとする点では、
それを気にする人にとっては残忍な死神なのかも知れません。

ギャンブル依存にはこれが一番?〜ギリシャ神話〜

濃厚な赤色の高貴な石であるルビーはギリシャ神話の神々に愛されている話があります。
この神話は神様だからこそできたギャンブル依存の荒療治です。

神々の王・ゼウスは最近妻である女神・ヘラに困り果てていました。
それは、ルビーのサイコロとカップを使ったギャンブルにドハマりしてしまっていたからです。

どんなに注意しても全く改善しないどころか日に日に悪化する妻のギャンブル依存。
とうとうゼウスは奥の手を発動しました。

ゼウスはヘラの手からルビーのサイコロとカップを取り上げると、
怒る妻の叫び声に耳を貸さずに地上に投げ捨てたのです。
そしてこのギャンブル道具に魔法をかけると、ルビーのように真っ赤な花を咲かせた植物が生まれました。

これが「サルビア」の花だと言われています。


サルビアの花言葉「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」「燃える思い」です。

ちなみにヘラはこの出来事をキッカケにギャンブル依存は落ち着いたそうです。

これ、本当に安定してるの?〜イスラム教〜

ギリシャ神話かと思わせてイスラムのお話です。

イスラム教の世界では大地が荒ぶっており、安定させるべく神様が色々工夫をして何とか安定したとされているのですが、

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]本当に安定してるかの判断はこの話を呼んだ皆様に委ねたいと思います。[/chat]

まず、荒ぶる大地を超巨大な天使に背負わせたものの安定しなかったため、天使の足元にルビーの岩盤を置いたそうです(ヒヤシンス石という説もあります)。
しかしそれでも安定しなかったので、ルビーの岩盤を支える巨大な牡牛・クジャタ、さらにクジャタを支える超巨大魚・バハムートを配置してやっと安定したというのです。

想像したらかなり謎ですが、これで大地が安定したのです。

しかし不安要素があります。
かつて、クジャタごと世界を支えていたバハムートに対し、
イブリースという悪魔がそそのかそうとした事があるというのです。

これに危機感を持った神は輝く羽虫、あるいは輝く刃のような体を持った魚をバハムートの目の前に送った事により難を逃れたそうです。
バハムートはその巨体故に僅かに動いただけで大地に地震がもたらされたとも言われています。

また、巨大魚が地震を起こす様子は日本神話にも通じるものがあり、
鹿島大明神が座っている大ナマズも時折暴れては地震を起こすとされています。

アラビアンな天女♪〜アラビア神話〜

アラビアの神話やインド、ペルシャの神話には「ペリ」という妖精、あるいは天女の話があります。

高原に住むペリは美しい姿とその背中にハトのような白い翼を持っており、ジャコウ等の香りを食べて生きているとされています。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]天女というよりは天使のような印象がありますね。[/chat]

そんなペリですが、英雄の手助けをするだけでなく、その妻になる事もあったそうです。
また、ペリが流した血が固まるとルビーになると言われています。
仮にペリに会えたとしても、ルビー欲しさに傷付けるような事はしないようにしましょう。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(毛根弱め)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]お金変えて、毛根を再生・・!(ボソッ[/chat]

ルビーにまつわる逸話や曰く話について

たくさんの神話があるルビーですが、ルビーにまつわる逸話もたくさんあります。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]その幾つかをご紹介したいと思います。[/chat]

・ピジョンじゃなくて…?

ルビーの最高峰と言えば「ピジョン・ブラッド」ですが、実は別のブラッドもあります。

主にタイで産出されるルビーは、鉄分も含んで黒ずんでいるだけでなく、透明度も低い事から「ビーフ・ブラッド(牛の血)」と呼ばれています。
いくらルビーと言えどもミャンマー産ルビーの半分程の価格となっています。

ルビーは赤さが特徴なので加熱等によって人工的に黒ずみを軽減し、発色を良くしてから売りに出すそうです。

・ルビーに星!?

ルビーは稀少な鉱物ですが、
その中でも稀に変わった輝きを放つルビーが産出される事があります。

それは、ルビーを構成する成分の中に「ルチル」の針状結晶が混ざった事で生まれたものです。
このタイプのルビーは光を反射した様子が「星」に見えるため「スター・ルビー」と呼ばれてとても珍重されています。

・色の不思議と乱用注意!?

ルビーに限った話ではありませんが、赤みの強い物は生命力や行動力に強い力を与えるとされています。
しかし、強い力を与える副作用として、行動や言動が「度を過ぎて」しまう事もあると言われています。

もし自分が最近調子に乗ってる気がする、
あるいは知人、友人にそのような指摘を受けた場合は意識的に赤色の物を避けるようにしましょう。

[chat face=”1380003.jpg” name=”yume” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ルビーを身に付けていた場合は一度アクセサリーを外してルビーを浄化しつつ、鎮静効果のあるフローライトやアクアマリン等で落ち着きを取り戻しましょう。[/chat]

最後にルビーとサファイアが出てくる物語を皆様にご紹介したいと思います。

・苦しむ人々のために尽くしたその結末は…?

〜童話「幸福な王子」〜

ある街の柱の上に、「幸福な王子」と呼ばれる像がありました。
この像は全身が金箔に包まれており、両目にはサファイアが、腰の剣の装飾には真っ赤に輝くルビー、心臓は鉛で作られていました。

この像は、かつてその国で幸福な生涯を送りながら若くして亡くなった王子を記念して建てられたものでした。その美しい見た目から街に住まう多くの人々が慕う像なのですが、実は、この像には亡くなった王子の魂が宿っていたのです。

ある日、渡り鳥であるツバメがこの街にやって来ました。目的地まではまだ遠いため、疲れた体を休ませるために幸福な王子の足元で休んでいました。すると上からポタポタと雫が落ちてきます。幸福な王子が泣いていたのです。

ツバメは何故泣いているのか王子に尋ねると、
「貧しく、苦しんでいる人がたくさんいる。不幸に苦しむ人々のために私の宝石を届けて欲しい」
とツバメに頼みました。ツバメは剣の装飾のルビーを咥えて飛び立ち
病気の子どもがいる貧しい母親の元へ届けました。

ツバメが戻って来ると、王子が再び頼み事をします。

「私の両目の宝石を、この貧しい2人に届けて欲しいのです。」

「そんな事をしたら、貴方は目が見えなくなってしまいます。」

ツバメはそう言いましたが、王子の悲しみを癒し、貧しい人々を救うために王子の両目のサファイアを1つは飢えた若い劇作家に、もう1つは幼いマッチ売りの少女に届けました。

宝石を届け終え、戻って来たツバメは言いました。

「私は渡るのをやめます。目が見えなくなった貴方の目になり、手足になります。」

それからツバメは街中を飛び回り、王子に街にいる貧しさに苦しむ人々について伝えました。すると王子は、「私の体の金箔を剥がして皆に配ってください。」と言いました。ツバメは王子の体から金箔を剥がし、貧しい人々に配り続けました。

金箔を配り終わった頃、冬が訪れました。
みすぼらしい姿になった王子の像と弱りきったツバメがそこにはいました。

ツバメは自分の死を悟ると、最後にフワリと飛び上がり、王子にキスをしてそのまま王子の足元で死んでしまいました。
その瞬間、王子の鉛の心臓が音を立てて2つに割れてしまいました。

その後、王子の像は心無い人々によって溶鉱炉で溶かされてしまいましたが鉛の心臓だけは溶けず、ツバメと共にゴミ捨て場に捨てられてしまいました。

しかし、この光景を天上で見ていた神様は、天使にこう伝えたのです。

「この街で最も尊いものを2つ持ってきなさい。」

天使はゴミ捨て場に捨てられていた王子の心臓ツバメを持って天上へ戻り、神様は2人の行いを誉め讃え、
王子とツバメは天上の楽園で永遠の幸福を得る事ができたのでした。

というお話です。

かつては「道徳」の授業で習う事もあったみたいです。
「自己犠牲」の感じが強い一面もある作品ですが、気になる方は是非読んで見てください。

[chat face=”2094705.jpg” name=”PEN(見習い)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ちょっと泣けるじゃないか・・。[/chat]

まとめ

今回は情熱たっぷりのパワーストーン・ルビーについてご紹介させていただきました。

ルビーはその美しさから親しみ深い石であるため、多くの神話や物語と関連がある石です。

また、持ち主に情熱や愛する気持ちを沸き上がらせたり
嫉妬心や恐怖心を取り払う事で物事により積極的に取り組みやすくなるのはかなり強力なサポートだと思います。

透明感のある深紅のルビーは持ち主の魅力をさらに引き出してくれるため、
自分に自信がない方にとっても強い見方になってくれるパワーストーンです。

最近やる気が出ない、あるいはもっと上を目指したい、どんどん物事をこなしたいという方は是非、情熱と活力のパワーストーン・ルビーの力にあやかってみてはいかがでしょうか?













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ABOUTこの記事をかいた人

時間を効率的に使える・新たな時間を生み出せるモノコトが大好き! 淡水魚飼育20年以上の淡水魚ラバーで、道の駅にメダカたちを見に行くのが趣味です。我が家には小川ブラックメダカ・楊貴妃・みゆきメダカ・クロメダカがおります。現在オリジナルの3色メダカの交配中です。